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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

これは、自律神経が乱れた結果を現します。

仕事、人間関係などによって環境が変化し、身体の不調が現れるのは、
漢方では肝の失調によって、心を養えなくなり種々の症状が現れたと考えます。

これらの症状には、
疏肝理気薬(ソカンリキヤク)と養心安神薬(ヨウシンアンシンヤク)を
組み合せて作ります。

処方的には、
柴胡(サイコ)、芍薬(シャクヤク)、人参(ニンジン)、半夏(ハンゲ)等が入っている物を使います。

柴胡疎肝湯(サイコソカントウ)、柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)、
加味逍遙散(カミショウヨウサン)、半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)、
加味帰脾湯(カミキヒトウ)、四逆散(シギャクサン)、桂枝加竜骨牡蠣湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)等を使います。

77歳 女性
左足の痺れ、歩くと痛む。
リリカ、アクトネル併用中。
歩き始めに痛み、じっとしていても
痺れがある。

血虚と血おがあると看て、
血おを取る漢方薬、
去風湿剤と血虚の漢方薬を差し上げる。
20日間位でだいぶ改善。

これを5回位続けると痛みもおこらなくなり、
服薬を中止する。

71歳 女性
脊柱管狭窄症による坐骨神経痛
腰~股関節~大腿部~足首までの張ったような痛みと痺れがある。

約3年前より徐々に痛み出す。
歩き始めが辛く、座っていると楽になる。
活血剤と去風湿剤が入っている処方と芍薬を加えて20日間お試し頂いた。

20日後にご連絡頂き、だいぶ楽になったとの御礼を頂く。
もう少し筋肉の張りを治したいとの事で、芍薬を増量して差し上げる。

最近多いご相談に、脊髄管狭窄症による坐骨神経痛があります。
腰ー臀部ー大腿部の裏側ー足の外側の脹痛(つり易い、つっぱる痛み)と痺れです。
西洋医学的には狭窄が原因と考えますが、漢方では血の流れ方によって症状が現れると考えます。
このような症状の場合、まず血虚と血瘀があると考えます。

足の脹痛は肝血虚と考えます。肝血は筋肉を養い、柔らかくします。
肝血を補う代表的な生薬は芍薬です。脹痛には、この芍薬と甘草が入った漢方を使います。
他の痛みが同時にある場合は、血流を良くする活血剤と袪風湿剤を使います。
活血剤の代表的な生薬は桃仁、紅花、川芎です。袪風湿剤の代表的な生薬は防風、独活です。

これらを配合した漢方薬で坐骨神経痛の痛みを改善していきます。

好酸球性副鼻腔炎に対する漢方薬は、
今までお話した急性、慢性鼻炎とは、
治療の考え方が逆になります。

好酸球性副鼻腔炎は、湿が多いので、
利湿剤を多めに使います。

寒熱では、どちらかというと
温める漢方薬を使うと良いです。