• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

この夏の暑さは尋常ではありませんが、熱症状のある方には、なおさら耐え難くお感じになられたのでしょう。

一見してアトピー皮膚とわかる紅潮したお顔の青年が、白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)を求めてこられました。

 別の日に、更年期と思しき女性が、午後にひどくなるノボセと体のホテリを訴えてお越しになりました。知柏地黄丸(チバクジオウガン)をお求めになりました。

 先日は、夏に入って不眠がちという方が、体の微熱倦怠感を訴えてこられました。酸棗仁湯(サンソウニントウ)をお求めいただきました。

この三処方に共通するのは、処方中でチモ(知母)が重要な役割を担っている点です。
hanasuge160605_01
ハナスゲ(知母=ちも)の画像


チモ(別名:ハナスゲ)はユリ科で、根元からススキみたいな細い葉を茂らせる一見地味な薬草ですが、夏になると1m足らずの花茎をのばし穂状に薄紫の花をつけます。
元々中国東北部原産らしいので大陸性気候に適しているのでしょう。 根を漢方薬材として利用します。

体の熱や炎症を冷まし潤す性質を利用して、口渇多汗性、更年期や暑さによるのぼせ、ホテリ、アトピー皮膚の紅斑などに応用されています。

真夏日の炎熱の最中、1mほどの細い花穂を、天に向かって凛と屹立させる様は、大陸の夏の炎熱にめげず生き延びてきた本種の生い立ちを想像させます。

酷暑と呼ばれる昨今、立て続けに知母を含む上記三処方が出てゆくのは、決して偶然ではなく、チモのこうしたエネルギーによって人も生かされているという気がしてくるのです。



Copyright© Wakabado pharmacy. All Rights Reserved.