処方薬のお値段は?
1日分298円から598円が目安です。
ずいぶん差がありますが、早く症状を取るために、2〜3種類のお薬を組み合わせることもありますので、どうしても費用がかかりすぎて飲めないとか、ちょっと気軽に漢方を試してみたいとか言う方は、遠慮なくご相談ください。
できる範囲でのご提案をさせて頂きます。
お気軽にお問い合わせください。
漢方が得意とするもの - どんな病気によいか -
すべてのものには長所と短所があります。
漢方医学もやはり万能ではありません。
手術や殺菌などについては、西洋医学のほうが優れています。
しかし、慢性病で西洋医学でどうにもならないものに、漢方がきわめて効果的なものも多いのです。
もし、病気で長い間お困りの方は、一度漢方を試してみると予期以上の効果に驚くことも、しばしばあるものです。
東洋医学と西洋医学は、どこが違うのでしょうか?
漢方医学と西洋医学は、「健康や病気に対する考え方」がかなり違います。
西洋医学の場合は、色々な診察や検査を行って、明らかな異常が認められるものを「病気」とみなし、治療の対象とします。
一方、漢方では、例えはっきりした病変がなくても、体内バランスに乱れがあれば「広い意味での病気」とみなし、治療すべきと考えます。
分かりやすく言えば、検査に異常がなくても、患者さんに症状の訴えがあれば、治療の対象となります。
漢方薬と他の薬の併用についてはどうでしょうか?
例えば消炎鎮痛剤や抗生物質などの併用についてはどうでしょうか?
一般に漢方薬と他の医薬品との併用によって効果が相殺されることはなく、むしろ患者さんによって好ましい結果が得られることが多いようです
。遷延化した感染症では、抗生物質や殺菌薬とともに生体の治療機転を高める漢方薬を併用すると良いでしょう。
また慢性関節リウマチなどでは漢方薬を主にして、適宜に抗炎症薬や坐薬などを用いると消化器系への負担を軽減できます。
また高血圧症においても、降圧剤と漢方薬の併用により、自覚的にも好ましい結果が得られることが少なくありません。
以上、漢方医薬の適正使用のために役立てれば幸いです。
漢方薬は「証」によって用いるといわれますが、病名で用いてはいけないのは何故でしょうか?
西洋医学の診察や検査では、正確な「病名」をつけること(診断)が第一の目的になります。
西洋医学では、“この病名にはこの薬”というふうに「病名」ごとに薬の使い方がマニュアル化されているため、まず何よりも「病名」を決める必要があります。
一方、漢方では、
- 望診=患者の形態・顔色などを診る
- 聞診=患者の声の響き、しゃべり方を診る
- 問診=症状などについて質問して診る
- 切診=脈を診たり、身体に触れて診る
の4種類の方法で、患者さんの「証」をとります。
漢方薬を用いる場合は「証」に従って処方することが大変重要で、「証」を無視した使用は、絶対に避けなければいけません。
漢方医学の原点は「証」の把握にあります。
現状を見ると必ずしも適正に使用されているとは言えない事例があるのは残念です。
漢方薬を服用してみたい方は、「証」が把握できる漢方医学専門の医師または薬剤師に相談して下さい。
漢方薬の上手な服用法について教えて下さい。
漢方薬には「煎じ薬・丸薬・散薬(粉末)・エキス散」などがあります。
漢方薬は昔からの方法で煎じて飲むのが理想的で「漢方エキス剤」より強い効果が期待できます。自宅で煎じる場合は、土瓶が最もよいのですが、強化ガラスでもかまいません。
最近は便利な「自動煎じ器」が市販されていますので、それを使うのもよいでしょう。
煎じ方は、
- 通常1日分の生薬と、生薬の重さの20倍の水の量、またはコップ3杯程度の水で、吹きこぼれないようにフタをずらして、とろ火で水の量が半分になるまで煎じて下さい。
- 煎じる時間は40分 〜 60分程度です。
- 煎じ終わったらガーゼでこして(茶こしで代用してもかまいません)、3回分に分けて温服して下さい。
- 漢方薬の服用時間は食間が原則です。
2剤併用時には、30分以上間隔をあけて飲むのが理想的です。
- エキス剤の場合には、食間にコップ半分のお湯に溶いて服用して下さい。