東洋医学では、下痢を泄瀉(セッシャ)と痢疾(リシツ)に分けて考えます。
泄瀉とは、便に水分量が多く、量も多いが、回数は-日、1~3回程で、下痢したあとさっぱりするものです。泄瀉を起こす原因としては、外邪(風、寒、暑、湿、熱など)の侵入のほか、暴飲暴食、「脾・腎」の機能低下、ストレスなどです。これは今でいう小腸炎性下痢に相当します。
痢疾とは、回数が多いのに、使の量は少なく、激しい腹痛があり、便に血液や粘液が混じるという症状です。毒素の侵入や冷たい飲食物のとりすぎなどで起こります。これは今でいう大腸炎性下痢に相当し、赤痢もこれに含まれます。
下痢は、からだの中の毒素を排出しようとする、ひとつの生理作用でもあるため、漢方療法では体力の程度や付随症状から判断して、無理やり下痢を止めることを避ける場合もあります。
黄芩溏、五苓散、甘草瀉心湯、人参湯などがありますが、勝手に判断せずに専門家によく相談してから服用して下さいね。
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更新日: 2012/01/27 |
















