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感染性胃腸炎の時の嘔吐物の処理の仕方

感染性胃腸炎は、一年中起こりますが、ウイルスによるものと細菌によるものがあり、冬はウイルスによるものが多く、原因ウイルスは、ロタウイルスやノロウイルス、アデノウイルスなどがあります。日本では毎年、冬の前半にノロウイルス、冬の後半から春にかけてロタウイルスによる胃腸炎が流行します。

ウイルス性胃腸炎は嘔吐、下痢、発熱が主な症状で、特にロタウイルス胃腸炎は生後六か月から二歳ころの乳幼児に多くみられ、激しい嘔吐と一日に何度も白っぽい米のとぎ汁のような下痢が続き、ほかの胃腸炎よりも回復に時間がかかります。発熱や嘔吐は1~2日で治まり、下痢が治まるまでに1週間から10日程度かかることが多いですが、その間に繰り返される嘔吐や下痢で脱水を起こすことがあります。ロタウイルスやノロウイルス自体に効く薬はなく、こまめな水分補給(オーエスワンなど)で脱水を防ぎ、自然に治まっていくのを待つしかありません。

ノロウイルスやロタウイルスは感染力が強く、また環境にも強く乾いた場所では約10日生きています。石けんや消毒用アルコールにも強いため、塩素系漂白剤(ハイターやブリーチなど次亜塩素酸ナトリウムと表記してあるもの)や哺乳瓶用の消毒液などで消毒しなければ死滅しません。便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれていますので、汚物の処理をするときは、できれば使い捨ての手袋、マスクをしてください。

嘔吐物が服などに付着した場合は、100倍に薄めた塩素系漂白剤(※)に5~10分ほど浸してください。しかし漂白剤なので色落ちしてしまうかもしれません。色落ちが心配なものには、85℃以上の熱湯に2分以上浸してもよいでしょう。消毒したものは、いつも通り洗濯してください。他の洗濯物とは別に洗ってください。


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