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 桂枝湯(けいしとう)という風邪などに利用される漢方薬をご存じでしょうか。今回は桂枝湯から広がる処方を少し紹介します。

 桂枝湯は中国・後漢時代の医者、張仲景によって著された医学書「傷寒論(しょうかんろん)」(全16巻)に記載されています。桂枝・芍薬(しゃくやく)・甘草(かんぞう)・生姜(しょうきょう)・大棗(たいそう)の5種類の生薬(しょうやく)が配合されます。これに生薬を追加していくことで、処方名や利用目的が変わっていきます。

 芍薬の量を増やすと「桂枝加芍薬湯」という処方になり、下痢やしぶり腹など腸の不調に利用されます。さらに大黄を加えると、腸の不調で便秘がある場合に利用する「桂枝加芍薬大黄湯」になります。

 桂枝加芍薬湯に膠飴(こうい)という生薬を加えると「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」になり、虚弱体質の人を補います。自然と汗をかいたり、息切れがするような、より虚弱な人には、さらに黄耆(おうぎ)という生薬を加えた「黄耆建中湯」が適します。

 小建中湯の膠飴を去り当帰(とうき)という生薬を加えると「当帰建中湯」になり、婦人病からくる下腹部痛、神経痛、腰痛などに利用されます。

 一つの処方に少しの生薬を加減するだけで、効果が大きく変化するのです。漢方薬の効き目の不思議さが少し想像しやすくなるのではないでしょうか。


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