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最近、テレビ、新聞や雑誌などで「腸内フローラ」という言葉が話題になっています。人の腸に棲む腸内細菌は数百種類、数百兆個いるといわれており、小腸から大腸までそれぞれの細菌が棲み易い場所に分布し、その種類ことに集団を形成しながら棲みついています。この様相を腸内細菌叢あるいは腸内フロ―ラといいます。

私たちの腸内には、人にとって良い働きをする有益確私たちの腸内には、人にとって良い働きをする有益な菌(ビフィズス菌や乳酸菌)だけでなく、発ガン物質や毒素を作ったり、腸内腐敗を起こしたりする有害な菌でも有害な菌でもない菌も棲んでいて、それぞれ微妙な関係性を保ちながら腸内フローラを形成し、人の健康や疾患に関わっています。

大人の腸内フローラは、加齢、偏った食生活、ストレスや運動不足などにより有益な菌が減少し、有害な菌が優位に傾きやすい傾向にあります。腸内をより良い状態に保つためには、有益な菌を増やし、有害な菌の増加を抑える事が重要です。次のような「腸内環境を整える習慣」を取り入れましょう。

・食物繊維や発酵食品などを含むバランスの良い食事を1日3食きちんと摂る。
・寝ている間は腸が働く時間であるため、夜更かしなどをせず十分な睡眠時間をとる。
・腸の動きを活発にする適度な運動を習慣にする。
・湯船に浸ってリラックスしたり、音楽、映画など没頭できる趣味の時間を楽しんだりしてストレスを発散する。

健康な体づくりは病気を未然に防ぎ、健康寿命を延ばすことにもつながります。生活習慣を見直して、毎日を元気で健やかに過ごしていきましょう。

人は生きる上で、主要な栄養素の糖質やタンパク質だけでなく鉄、亜鉛などの「微量ミネラル」を摂取しなければなりません。他にも、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンも体に必要な微量ミネラルです。それぞれどのような働きをしているのでしょうか。

鉄は赤血球中のヘモグロビンに存在し、細胞に酸素を運ぶ役割があります。欠乏すると貧血を起こします。女性には月経があるため男性よりも多くの鉄分が必要です。鉄はレバー、カツオ、貝類、緑黄色野菜などに多く含まれますが、鉄の吸収量は極めて少ないため吸収率を高めるアミノ酸やビタミンCを一緒に摂ると良いでしょう。

亜鉛は多くの酵素の構成成分で、DNA合成や細胞分裂に関わり、骨格筋、骨、皮フ、肝臓、脳、腎臓などに広く分布しています。

食品では牡蠣、赤身肉、ナッツ類などに多く含まれます。亜鉛が不足すると、皮膚炎や味覚障害が起こることがあります。一方、亜鉛を多く含むサプリメントなどの過剰摂取によって亜鉛を摂りすぎると、銅欠乏、酸素の活性低下、貧血、胃の不快感などが起こることがあります。

微量ミネラルの摂取量は、多すぎても加すぎても良くありません。また、他のミネラルの摂りすぎによって吸収率が下がってしまうミネラルもあります。サプリメント等で補給する場合は目安量を確認して適切な摂取を心掛けましょう。


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骨粗鬆症
骨粗鬆症とは、骨に含まれるミネラルの量(骨量)が低下し、骨の構造が粗くなり、骨がもろくなることで骨折を起こしやすくなった状態をいいます。主にカルシウムの量を示す骨量は、20代〜30代でピークとなり、その後減少します。特に40代以降の女性では、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌低下により骨量が急激に低下します。10代の頃から積極的に骨量を増やしておくことで、加齢による骨量の減少や骨粗鬆症の発症を遅らせることができます。不摂生な食生活によっても骨の質が悪化し骨が弱くなるため、過度なダイエットなどはしないようにしましょう。

骨量を増やすためには、意識して毎日カルシウムを多くふくむ乳製品、魚介類、大豆製品、野菜、海藻類などの食品の摂取を心がけましょう。ただし、カルシウムは体内にはわずかしか吸収されません。カルシウムの吸収を高めるためには、ビタミンKを含む納豆、野菜類、海藻類などやビタミンDを含む魚類、きのこ類、卵類などをあわせて摂取しましょう。なお、ビタミンDは食事から摂取だけではなくて、日光を浴びることで作り出すことができあます。日本人の食事摂取基準では、カルシウムの推奨量は1日あたり650〜800mgと定められていますが、実際の摂取量は、1日あたり約500mg程度と不足がちです。食事だけで不十分な場合には、カルシウムと一緒にビタミンDなどが配合された医薬品や健康食品で補給しましょう。

自治体では40〜70歳の女性を対象として5年おきに骨粗鬆症定期検診を行なっています。骨粗鬆症は自覚症状が少なく、背中が曲がっているだけだと思っていたら背骨が骨折していたということもあります。検診を受けて自分の骨量を知り、骨折の予防などに役立てていきましょう。

漢方薬ではないものを漢方薬だと誤解している人は多いものです。漢方薬は、基本的に複数の生薬(しょうやく)を漢方の考え方で配合したものです。有名な葛根湯も7種類の生薬が含まれています。また、漢方薬の特徴は病名だけでなく、体質・症状に適したものを選んで服用します。

 生薬のほとんどが植物由来であるため〝植物を原料にしたもの〞を漢方薬と誤解することが多いようです。漢方薬と間違いやすいものには、次のようなものがあります。

 ●中医学の薬 漢方の本場を中国と誤解している人は、現在の中国の医学である中医学の薬と漢方薬を混同している人が多いようです。漢方と中医学は、考え方にも、薬の使い方にも大きな違いがあります。

 ●家伝薬 特定の家や寺社に伝わる秘伝の薬の多くは、漢方薬が基になっています。更年期障害の薬、小児用の五疳(ごかん)薬など歴史のある薬がありますが、漢方薬とは違って体質は考慮せず、病名や症状のみを目安に使われています。

 ●民間療法の薬草 日本の民間薬は古くから民間伝承されてきました。どくだみ、げんのしょうこ、せんぶりなどの薬草が有名です。漢方薬のような独特の治療体系はなく、1〜数種類の薬草を「いぼ取りにヨクイニン」「便秘にはどくだみ」というように、病名や症状だけに併せて用います。

 ●健康食品・サプリメント 健康食品の中にも植物を使ったものがあるので漢方薬と間違えることがあるのでしょう。健康食品やダイエット食品の中には、漢方薬のようなイメージと効果を宣伝しているものがありますが、一般的に薬としての効果はありません。

 ●健康茶 嗜好(しこう)品として飲むお茶の類は、ある程度の効能があっても弱いものです。

 これらは優劣をつけられるものではありません。自分の目的に合ったものを上手に利用していただきたいと思います。

Q 風邪を引いた時は葛根湯(かっこんとう)を飲んでいます。しかし、風邪の引き初めに葛根湯を飲んでも治らない、とテレビで放送されていましたが本当でしょうか。私の友人も「気になる」と関心を寄せています。
(34歳、女性)


A また、漢方薬についてテレビでいいかげんなことを放送したようです。

 いかにも物知りの人が質問に答える番組で、「風邪の引き初めの効果は葛根湯も総合感冒薬も変わらない」と某大学の研究結果を引用しました。

 この大学の研究は、風邪の初期に、それぞれ168人と172人に葛根湯と総合感冒薬を飲ませて比較した結果、効果に違いがみられなかったということです。

 またある医師が「葛根湯も総合感冒薬も風邪の症状を和らげるだけで、風邪を治す効果はない」と断言しました。西洋医学の感覚ではそうかもしれませんが、漢方の世界では大きな間違いです。

 実は「風邪の初期」というだけで葛根湯を飲んで効かないケースが多いことは、心ある漢方家の常識です。そればかりか、使い方が悪ければ副作用と間違えられるような不都合な作用が出ることもあるのです。

 ところが、〝風邪には葛根湯〟というように、医療関係者を含めて多くの人が葛根湯を風邪薬と思っている現状では、葛根湯の効果はテレビの放送のような意味合いしか持ち得ないでしょう。

 しかし、漢方薬は飲む人の体質や症状などを含めた全身状態に適した薬を選んで飲むもので、病名で薬を選ぶものではありません。

 風邪の初期に使われる漢方薬も、市販されている薬だけで、葛根湯、麻黄湯(まおうとう)、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、桂枝湯(けいしとう)、参蘇飲(じんそいん)、香蘇散(こうそさん)、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)などがあります。

 これらをその人の状態に合わせて使い分ければ、漢方本来の効果が引き出しやすいのです。

 「薬局 薬彩たはら」には、風邪で葛根湯を勧める状態の人が来られることは少なく、せいぜい10人のうち1人か2人。

 私自身は、風邪を引いて葛根湯を飲んだことが2度あり、どちらもよく効きました。特に大みそかの夕方に39℃を超える熱が出て、寝正月になるかと思ったときに葛根湯を煎じて飲んで、1晩できれいに風邪が治って、よいお正月を迎えたことを覚えています。

 テレビで引用された論文にも、葛根湯を漢方という医学の考え方を考慮しないで、風邪の初期という目標だけで使ったことが、結果に影響している原因の一つかも知れない、ということが書かれています。

 西洋医学には風邪を治す薬がないことは医学の常識ですが、漢方薬を上手に使えば風邪が治せるかもしれません。

 漢方薬は使い方で大きく効果が変わるのです。


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