• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

漢方薬を試してみたいと相談に来られる人の多くは、既に西洋薬を利用しています。また、漢方薬と西洋薬を併用してはいけないと思われている人も多いようです。

 基本的には、漢方薬と西洋薬は併用できます。どちらかで治ればいいのですが、なかなかうまくいかない場合もあります。それぞれ効き方に長所と短所があるので、互いの長所を生かし、短所を補うために併用した方が良い結果が得られることが少なくありません。

 漢方薬は、症状を一時的に抑える力は弱いのですが、症状を治めてしまうことを目的とします。そして、西洋薬の〝症状を一時的に抑える力〟で、漢方薬の短所を補えることがあるのです。漢方薬を始めるとき、それまで使用していた西洋薬を急に止めてしまうと、西洋薬の〝抑え〟がなくなるため状態が悪くなることがあります。西洋薬で症状が少しでも落ち着いているのなら、そのまま続けた方がよいでしょう。

 例えば、花粉症であれば鼻水や目のかゆみを、また、アトピー性皮膚炎のような皮膚の症状であればかゆみなどを、西洋薬で一時的に抑えながら、漢方薬で根本から体を改善していけばいいのです。少しずつ西洋薬の出番が減り、漢方薬のみになり、最終的には薬がなくても調子が良い状態が保てることを目的とします。

 中には、併用するときに注意すべきこともあるので、専門家に相談したがよいでしょう。

A 関節リウマチは免疫の異常によって起こる病気です。最初は手の指など小さな関節が左右対称に腫れて痛むことから始まることが多く、次第に大きな関節にも波及していきます。朝起きたときに指がこわばって曲げにくくなる症状が特徴です。

 病気が進むと関節が変形して動かしにくくなります。

 30~50歳代の女性に多く発症し、進行の度合いには個人差があります。

 関節リウマチは、症状があちこちの関節を経歴することから、古代の中国医学では歴節風(れきせつふう)、痛みの激しいものを白虎(びゃっこ)にかまれるように痛むということで白虎風といいます。また、元の時代からは痛風とも通称されています。ただし、西洋医学の病名の痛風の定義とは異なります。

 関節リウマチは昔から治りにくい病気ですが、漢方が効果的なケースも多くあります。

 薬彩たはらの経験では、初期または軽症の場合は症状が消えてしまうこともありますが、こじらせた後で相談に来られる方が多いのが残念です。

 それでも西洋医学に漢方を併用すれば症状が改善することが多くあるので、一度は漢方を試すとよいと思います。

 では、どんな漢方薬が効くのでしょうか。
 「○○という病気に効く漢方薬は?」「××という症状にはどんな漢方薬を?」という質問は平素から少なくありません。しかし、漢方薬は病名や症状だけで選ぶものではありません。同じ病名を持つ人や同じ症状のある人でも、人によって状態は異なります。

 病名や症状だけで漢方薬を選ぶのは、例えば、「男性に似合うスーツ」や「〇歳の女性に適したバッグ」という条件だけで選ぶことと同じで、適切な選択はできません。

 関節リウマチという病気のある、あなた自身の体質や症状を細かく捉えて、多くの漢方薬の中から最も効果がありそうなものを選ぶことが大切です。

 ちなみに、古典には多くの漢方処方が載っています。

 それらを参考にして、実際に使う漢方薬を選ぶと効果が出やすいのです。

 一般的に入手しやすい漢方薬だけでも、桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)、桂枝芍薬知母湯(けいししゃくやくちもとう)、五積散(ごしゃくさん)、疎経活血湯(そけいかっけつとう)、大防風湯(だいぼうふうとう)、独活寄生湯(どっかつきせいとう)、薏苡仁湯(よくいにんとう)などがあります。

 できれば専門家に直接詳しくご相談ください。

 子どもの頃、よく引っ張りっこをして遊んだオオバコ。春から秋にかけて花茎を伸ばし、長い花穂に白い小花を下から順に咲かせて実をつけます。葉が広くて大きいため、大葉子と呼ばれるようになったそうです。

 オオバコの種子は水に接すると、外表皮に含まれる成分によって粘液を生じます。その粘液によって、馬車や牛車、人の足に付着して繁殖するため人が通る場所に生えています。馬車や牛車が通る道端に多いことから、「車前草(しゃぜんそう)」とも呼ばれています。「足跡を残す」という花言葉は、この繁殖の仕方に由来があるのでしょう。

 オオバコの種子は「車前子(しゃぜんし)」といって、漢方薬の原料である生薬(しょうやく)として用いられています。消炎、利尿、去痰(きょたん)、鎮咳(ちんがい)などの作用があるとされており、いろいろな漢方薬に含まれます。

 一般的な漢方薬では、疲れやすく、冷え、腰痛がある人に適することが多い牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)という薬に含まれています。

 また、比較的体力があり、尿量が少なめで濃く、膀胱(ぼうこう)炎を繰り返すような人に適することが多い竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)にも含まれています。

 生薬には、私たちの身近なものもあります。しかし、漢方薬は複数の生薬を組み合わせた複雑なものです。専門家に相談しながら上手に服用しましょう。

そろそろニュースで猛暑日の話題が出るころ。熱中症に注意が必要ですが、「冷房病」にも気をつけたいところです。

 現在はスーパーやショッピングモールには必ず冷房が入っています。うだるような暑い外から涼しい室内に入れば気持ちはいいのですが、長時間冷えた空間に居ることで、冷房病になる人がいるのです。

 冷房病と呼ばれる症状として、足腰の冷え、倦怠感、食欲不振、便秘、頭痛、腰痛、不眠などがあります。また、ホルモンの乱れを引き起こし、月経不順や月経痛の要因になることもあると考えられています。

 冷房病に用いる漢方薬の一つ、五積散(ごしゃくさん)は、寒冷および湿気によって悪化する諸症状によく用いられ、応用範囲の広い薬です。積(しゃく)とは停滞を意味し、五積は「寒・食・気・血・水」の5つの〝滞り〞のことで、体に害になると考えられています。

 例えば、胃腸機能が低下したり、食べ過ぎたりして食べたものが胃に停滞して起こる胃もたれなどの諸症状は食積です。食積から起こる腰痛や咳もあるので侮れません。

 さて、冷房病にあたるのは寒積です。冬場に外で体温を奪われて不調をきたすのも、夏場の冷房病も漢方においては同じ寒積といえます。

 冷房や冷たい食物、飲み物を摂取する機会が多い夏こそ、冷えの季節と言えるかもしれません。体を冷やしすぎないよう注意しましょう。

ここ数年、風邪をきっかけに咳だけが残って治らないという相談が増えています。

 2~4週間ほど咳が治まらない場合は、咳喘息(せきぜんそく)ということも。喘息の特徴であるヒューヒューといった喘鳴はありませんが、喘息の前段階といわれているため注意が必要です。

 咳の原因は、風邪などのウイルス、ハウスダストやダニなどのアレルギー、ストレスなどさまざまです。

 咳止めや抗生物質などの西洋薬を服用してもなかなか治まらない咳には、漢方薬の効果が期待できることが少なくありません。

 咳は長引くとつらいものですから、早めに対処した方がよいでしょう。

 咳の漢方薬で有名なものに麦門冬湯(ばくもんどうとう)があります。顔が赤くなるまで咳き込むような激しい咳が発作的に出る人、痰(たん)がからんでなかなか切れない咳が出る人に適することが多い薬です。

 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、のどに何かはりついて取れない感覚があり、咳をするような人、不安症状や不眠症の人などに用いられることが多い漢方薬です。

 参蘇飲(じんそいん)は、風邪の初期に寒気、発熱などがあり、咳、痰が残っているような人、普段から胃腸の弱い人の風邪に用いられることが多い漢方薬です。

 漢方薬は診断名ではなく飲む人の症状や体質に合わせて適切なものを選びます。悩んでいる症状によって上手に使い分けましょう。


Copyright© 漢方相談 薬彩たはら. All Rights Reserved.