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さくら

さくら



国花に指定されているさくらは色々な門出を祝うにふさわしく華やかに咲き香りを放ってくれます。
八重ざくらの花房は”さくら茶”として祝い席で饗されることも多くあります。
葉は餅を包み”さくら餅”として和菓子党に愛されております。
生薬としては、主に山ざくら、かすみざくらの樹皮を乾燥したもの”桜皮”はじんましん・湿疹など皮膚炎の改善が期待できる処方の中に、また咳止めやたん切りのシロップ剤に組み入れられています。
さくらは雅で芳しく、実利もある落葉高木と言えます。


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越中富山の豪農内山邸、現在富山県民会館の分館として広く、一般の利用に供されています。
広大な庭園では今、紅梅・白梅の馥郁たる香りと華やかな花を楽しむ事ができます。
梅とは違いますが、富山ではこれから咲く桃の花の香りがとてもよいです。
桃の薬効部分は、成熟種子の中の仁を乾燥したものです。
-鎮痛、消炎、解毒、通便-の作用があり、広く婦人病の処方に使われています。
各処方の中でも主薬として用いないが、君薬として立派な働きをします。

紅梅(1)


紅梅(2)



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富山の冬景色


厳冬という外的要因に阻まれ 殊更 冷え症・生理痛・生理不順など、
女性特有の諸症状の緩和に役立つ生薬、“当帰”が主な
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ヒガンバナ

ヒガンバナ 別名:曼珠沙華
(平成25年10月2日撮影)

ヒガンバナ。全国各地での呼び名は実に多い。
民間薬百科に掲載されているだけでもイッポンカッポンなど30の別名を持っている。

薬用部位は球根・茎です。

球根をおろして唐胡麻(食用に使うゴマではない)の実をつぶしてねり合わせそれを足の土踏まずにはると尿の出が良くなって浮腫がなおったり、腹膜にたまった水がとれたりすることがある。
足ウラの皮膚を傷つけない様細心の注意をはらってはるのです。

多様に限りの使用方法で今から25年前までよく使われていました。
現在では伝承事の類です。


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ボタン


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(平成25年5月8日撮影)

撮影の日は強風で花も葉も大揺れでしたが、凛とした輪郭の花と葉のコントラストはみごとです。
根の部分は生理不順やイライラ症状を解消してくれる漢方処方の中の大事な生薬です。


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