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健康トピックス

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股関節は、体重を支えたり、立ったり、歩いたりするなどの移動を行う上で大切な関節です。
もし、股関節に障害があると、動きが制限され、歩くときなどに痛みが出て、日常生活に支障を来してしまいます。
股関節に負担をかけないようにしながら、股関節の周りの筋肉を強化してあげる必要があります。

股関節の痛みには

・左側の股関節の痛み
左半身は歩行時に発生するねじれ波を吸収、無害化してスムーズな歩行を助けています。
それにより左足に外反母趾が多くみられます。
外反母趾があると、まっすぐに地面を蹴れず、足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」をしてしまいます。
このねじれ歩行のストレスが股関節にまでおよび、大腿骨の骨頭部が正しい位置からずれ、炎症とともに痛みが起こります。

・右側の股関節の痛み
右半身は歩行時に発生する衝撃を吸収、無害化してスムーズな歩行を助けています。
多くの人の場合、右足や右半身で重心をとっているため、右半身に起こった痛みは過剰な衝撃波が主な原因となっている場合が多いです。

・慢性的な股関節の痛み
外反母趾や指上げ足、扁平足など足裏が不安定になっている人は、足指を使わず、かかとと付け根の2点で支えるような悪い歩き方を長年しています。
悪い歩き方は、骨盤や股関節に歪みを発生させ、そこへ歩行時の過剰な衝撃波やねじれ波を伝えることになります。
これが反復され、慢性的な股関節痛になっています。

・変形による股関節の痛み
過剰な衝撃波やねじれ波、体重の負荷が股関節内で長年繰り返され、左右どちらか歪みの多い側が変形します。
1回の過剰な衝撃波やねじれ波は微々たるものですが、これが5年10年と繰り返されると地震の破壊のエネルギーに匹敵する程の巨大な負荷となり、股関節内の大腿骨骨頭部分を変形させてしまいます。

・腰、仙腸関節の歪みと股関節の痛み
歩行時、足先の外方向へのねじれの力が股関節まで伝わり、股関節内にある大腿骨骨頭の位置が偏位して骨盤や仙腸関節に歪みが起こります。
そのため、腰椎が不安定になり、腰痛やひどいぎっくり腰を頻繁に起こしやすくなります。
特に左足が外方向に流れることが多いので、仙腸関節の歪みは左側に多く、左側の腰、仙腸関節、尾骨、そして、左側の股関節にかけての引きつれるような痛みやピリピリした放散痛を起こします。
右側は腰椎の変形からくる坐骨神経の圧迫からくる場合です。

骨や軟骨は、血液から酸素と栄養をもらっており、血液が十分に行き渡っていると再生力が働きます。
心臓から出た太い血管は、お腹の中を下降して骨盤の中で左右に分かれて股関節の前を通り足先まで伸びています。
その過程で何本かの細い血管に分かれて、骨盤や大腿骨に栄養を与えています。
もし、この血管が収縮したり、圧迫したりして血液の流れが悪くなると、再生力が低下したり、骨に穴があいたりします。

漢方では、血液の流れを良くし、骨や筋肉に栄養を与え、凝り固まった筋肉をほぐし、関節を丈夫にし、それにより軟骨の減少を食い止めることで痛みを和らげます。