暑くなりました。
私はウチワが手放せなくなってきました。
暑くなると、喉が渇いて、ついつい水分を摂る頻度が増えてしまいます。
ただ、水分の摂り過ぎはお腹をこわしやすくしたり、体がだるくなりやすくなったりします。
水分の摂り過ぎには注意しましょう。
暑さで体が熱を帯び、喉が渇くという場合に白虎加人参湯をよく使います。
これを飲むと体の熱がすーっと引いていき、喉の渇きもとれます。
喉が渇き、ガバガバ飲むけど、その割に小便が出ないという場合には五苓散が使われます。
白虎加人参湯の場合は、喉の渇き甚だしく、飲んだら飲んだ分だけ、汗もしくは小便で出ていくという点で異なります。
水分補給時に生脈宝を飲むと、喉の渇きが癒え、汗によって失われた水分と元気を一緒に補給できます。
夏には非常によく売れる漢方薬です。
飲む点滴とも言われています。
冷たいものの摂り過ぎや冷房に当たりすぎて、腹痛、下痢などが起こる場合には藿香正気散が良いでしょう。
藿香正気散は食中毒にも対応します。
夏バテで食欲がない場合にも使えます。
常備しておいて損はしない漢方薬だと思います。
ちなみに私が一番気に入っている漢方薬であります。
暑い夏を気合と漢方で乗り切りましょう!