埼玉のとあるスーパーでポテトサラダを買って食べた人がO-157による食中毒で腹痛下痢の症状を訴えて病院に運ばれました。
意識不明の重体の方もおられるとか。
O-157は、牛や豚などの家畜の腸の中にいる病原大腸菌のひとつで、毒性の強いベロ毒素を出し、腹痛や水様性下痢、出血性下痢を引き起こします。
O-157は食肉などに付着し、肉を生で食べたり、加熱不十分な肉を食べたりすることによって食中毒を発症します。
乳幼児や高齢者などは重症化し、死に至ることもあります。
夏場は細菌性の食中毒が多いですが、味やにおい、見た目では判断できません。
予防が重要になってきます。
食中毒予防の3原則
・つけない
まな板や包丁などの調理器具に付着させないよう、清潔に保つ。
・増やさない
冷蔵や冷凍で低温保存をし、菌の増殖を抑える。
・やっつける
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅するため、十分加熱をする。
十分気をつけていても食中毒になるときはなってしまいます。
嘔吐下痢は体内の悪いやつを外に出そうとする反応なので、むやみに止めないようにしましょう。
漢方では、藿香正気散と板藍根の併用がオススメです。
特に板藍根は予防として飲んでいると良いと思います。
元気に夏を乗り切りましょう。