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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

数年前に読んだある記事に、花粉症には小青竜湯より麻黄附子細辛湯の方が効くとありましたが、一度も試したことがなかったのですが、ちょっと自分で試してみようかなと思い、飲んでみました。

麻黄附子細辛湯は冷えが強くて、体が虚弱な人向けで、私は冷えは強いですけど、それほど虚に傾いてはないので、飲んでもどうなんだろう?という思いで飲みました。
小青竜湯の場合、飲むとすぐ効き目が現れてましたが、麻黄附子細辛湯を飲んでもしばらくは何の変化もなく、やっぱり自分には合わないのかと思っていたら、時間の経過とともにいつの間にか症状が消えていました。

麻黄附子細辛湯は、麻黄、附子、細辛の3味で、一般的に薬味が少ない方が反応が早く現れると言われ、8味の小青竜湯に比べると3味の麻黄附子細辛湯の方が効きが良いということになりますが、私の場合、小青竜湯の方が反応が早く現れているので、薬味が多い少ないが効き目に大きく左右されるのではなく、漢方薬はその人に合ったものを選ぶのが一番良く効くというのが改めて実感しました。

花粉症で悩まされている方、ぜひ漢方薬をお試しください。
漢方薬は眠くなりません。

先日から少し目が痒いかなって思う程度でしたが、昨日は目の痒みが痒い痒い痒いってなりました。
認めたくないですけど、花粉症ですね。

今年は花粉の飛散が少し遅れているようで、ようやく花粉が本格的に飛び出したようです。
花粉症の人にとっては地獄の日々の始まりです。

今朝、職場に向かう途中、鼻水が出てきて、何度も鼻をすすって垂らさないよう頑張ってましたが、店に自転車を停めたあたりで、すすってももう戻る気配がなかったけど、店に入るまで誰にも見られないはずだから、店に入ってから鼻をかもうと思い、ダッシュで店のドアまで行ってたら、こんなときに限って女性とすれ違い・・・
鼻水が垂れてるの見られたかな?
こういう恥ずかしい思いをしないためにも、花粉のアレルギー症状はなんとかしないといけないですね。

一般的に鼻水には小青竜湯、目の痒みには越婢加朮湯なんかがよく使われますが、実はその逆でも使われます。
ただ鼻水のタイプは違いますけどね。

私は今朝、店に着いてから鼻水を何とかしようと小青竜湯を飲みましたが、目の痒みまで治まってます。

実は別に不思議でもなんでもないんですよね。
鼻水や目の痒みは水毒といって余分な水分が悪さを起こしていて、それが鼻に現れるか、目に現れるかの違いなだけなんです。
小青竜湯や越婢加朮湯はそんな悪さをする水をさばいてあげるので、鼻水だろうが目の痒みだろうが治まってくれるんです。

花粉に苦しまれている方、ぜひ漢方薬をお試しください。

骨量が減少すると骨折の恐れがあり、骨折すれば寝たきりになってしまう高齢者が多くいます。
でも、骨量減少で本当に怖いのは骨折ではありません。

骨を作り出す細胞から出される物質にオステオカルシンという物質がありますが、オステオカルシンは、骨の中から血管を通じて全身に届けられ、「記憶力」「筋力」さらには「生殖力」まで若く保つ力があります。

オステオカルシンがないマウスでは、位置を記憶する能力が衰えたり、精子の数が半分近くまで減少してしまうことが実験で確認されています。
つまり、骨を作る細胞が、若さを生み出す驚きのパワーを持っていることが、最新の研究で明らかになっています。

また骨を作り出す細胞から出される物質にオステオポンチンという物質があります。
オステオポンチンが減少すると骨盤内で生まれる免疫細胞の量が低下し、免疫細胞の量が減少すれば、免疫力が下がり、肺炎や癌といった病気を引き起こすリスクがあります。

骨の細胞に十分な刺激をかけない生活を続けることのリスクは骨量不足だけでなく、全身の老化を進めてしまうことになります。

意識的に運動をして骨に刺激を与えてあげることで、骨量を上げることができます。
そうすれば、骨を作り出す細胞が活性化され、若さを生み出す物質のパワーで、体全体の機能を若く健康に保つことも期待できます。


骨は単に体を支える棒っきれではなく、活動的に動く体を応援してくれる、そんな仕組みを備えた立派な臓器だと言えるのではないでしょうか?

骨粗しょう症といえば、閉経後の女性や高齢者に起こるものと思われている方も多いのではないでしょうか?
しかし、若者であっても骨粗しょう症になる可能性があります。

骨は常に作り替えられていて、大人では3~5年で全身の骨が入れ替わります。
これは新しく強い骨を維持することで疲労骨折などを防ぐためです。

この作り替えを行っているのが、骨を破壊する細胞と骨を作る細胞です。

この二つの細胞に指令を出して、骨を作ったり、壊したりしてますが、あることが原因で、「骨を作るのをやめよう」という指令が出すぎてしまい、骨を作る細胞の数を減らし、骨量が減ってしまいます。

このあることとは何か?

骨の細胞には「骨にかかる衝撃を感知する」という働きがあり、衝撃があるかないかによって、新しい骨を作るペースを決めています。

衝撃とは何か?

運動です。

骨に衝撃がかからない運動不足の生活を続けていると、「骨を作るのをやめよう」運動が高まり、骨を作るのをやめてしまいます。
知らないうちに骨粗しょう症が進行している可能性があります。

便利な世の中になったことで、日常生活で体に負荷をかけることが少なくなった現代。
積極的に運動することを心がけた方が良さそうです。

運動と吸収の良い電解カルシウムなどで丈夫な骨を作りましょう。

2月23日は妊婦さんの日だそうです。
由来は映画「BABY BABY BABY!」のPRのため東映が作ったそうな。

妊婦さんは胎児への影響を考えると飲める薬も限られてきます。
できるだけ体調を崩さないよう気を付けた方が良いですね。

妊婦さんは基本的に水毒といって水の巡りが悪い状態です。
浮腫みやすく、水が上に行くとつわりとなって現れます。
また、胎児に酸素や栄養を送るため、血の不足が起こり、子宮が大きくなることから圧迫されて、血の巡りも悪くなります。

妊婦さんの流産防止や安産に当帰芍薬散がよく使われますが、血を補い、血の巡りを良くし、水分代謝を良くするので、妊娠による状態の乱れを正してくれます。

産後は、消耗が激しければ、十全大補湯などで消耗した気血を補い、芎帰調血飲第一加減で悪露の排出をスムーズにし、瘀血とならないようにすると良いですよ。