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健康トピックス

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赤ちゃんが生まれて幸せな気分なはずなのに、産後うつになる女性が10人に1人と言われるほど多いです。

出産というものは、気と血の消耗が激しいです。
さらに母乳は血から生まれたものであるため、母乳をあげることで絶えず血を消耗しています。
それに加え、数時間おきの授乳などによる睡眠不足も血の回復を遅らせてしまいます。

東洋医学でいう肝に血は貯蔵され、肝は気血の流れをスムーズにし、感情をコントロールする働きがあります。
肝に十分に血が満たされていれば、ストレスなどを受け止めることができますが、不足しているとストレスの影響を受けやすくなり、感情のコントロールができにくくなります。
しっかりと血を補う漢方薬を用い、正常な肝の働きにするようにします。

産後は十分に休息をとり、消耗した気血をしっかり回復させることが、うつを防止することに繋がります。
産後体力が低下した女性が一人で赤ちゃんの世話をし、家事をし、自分の休養や食事は二の次になっている今の日本の現状はどうにかしないといけないですね。

出産後に笑ったり、立ったり、咳やくしゃみした瞬間にちょっと尿が漏れたと感じる女性もいると思います。

産後の尿漏れは、分娩時に骨盤底筋に負担がかかることが大きな要因です。
骨盤底筋は子宮や膀胱、直腸など腹部の臓器を支えています。
骨盤底筋が緩むことで内臓を支えきれなくなり垂れ下がり、垂れ下がった内臓が膀胱を圧迫し、尿道口をしっかり締めつけることができなくなります。
それでちょっとお腹に力を入れただけで尿が漏れてしまいます。

漢方では、内臓が垂れ下がるというのは、脾(胃腸と思ってもいい)の気が不足することで引き上げる力がなくなっている状態であると考えます。
不思議かもしれませんが、胃腸を補うことが筋肉を引き締め、落ちたものを上に引き上げてくれます。

母乳というのは赤ちゃんにとって理想的な栄養源であり、育児にはできるだけ母乳を与えたいですよね。

母乳は血から出来ているものと考えられています。
出産によって気や血が激しく消耗され、血が不足してしまうと母乳の分泌が少なくなります。
気も弱ければさらに少なくなってしまいます。
母乳の量が少ない、質が薄い、お乳の張りが少ないというのは、気や血の不足から生じています。
顔色が白く、艶がない、疲労感、食欲不振などは気血不足です。

また母乳が出にくい、急に止まったりする、お乳が張って痛いなどは気の巡りが悪くなっています。
育児の緊張感や不安感などストレスが関係しています。

つまり、お乳の出が悪い原因には2種類あり、気血不足による場合と、気血は十分あるが詰まっている場合があり、お乳の出を良くするためには、補う方法と疎通させる方法の2通りの方法があります。

お乳の出が悪い人は、補うべきなのか?疎通させるべきなのか?それとも両方とも必要なのか?どれに該当するのかしっかり見極めて漢方薬を選びましょう。

ご相談ください。

出産後に腹痛が起きるという女性がいますが、原因はいくつかあります。

・出産は急激に大量の血が流出するため、子宮を養うことができないために痛みが起きる場合
シクシクする痛みで、按ずれば楽になるのが特徴です。
悪露は少なく、色も淡泊、眩暈や脱毛、動悸や不眠、肌の乾燥、便秘傾向になりやすいです。
この場合は血を補ってあげると良いです。

・出産時あるいは出産後の消耗に乗じて、体を冷やし、そのせいで血の流れが滞ったり、ストレスで気の巡りが悪くなることで血の巡りも悪くなって痛みが起きる場合
痛みは激しく、按ずることを嫌がる傾向にあり、冷えがある場合、温めると一時的に軽減します。
悪露は紫暗色で、時に塊があり、冷えが酷い場合は色が黒っぽくなります。
活血させ、冷えがあれば温め、ストレスが強い場合は気を巡らしてあげるようにします。


食事では黒糖生姜湯が良いです。
黒砂糖は血を補い、温める力があるので、腹部の冷えを温め、痛みを止めてくれます。
生姜を加えることで温める力が増強され、味も良く胃の機能も調節できます。
産後直後から飲むと良いです。
とにかく体を温めるものを飲むことが大切です。

3月5日は語呂合わせで産後ケアの日です。

出産というのは気力体力の消耗が激しく、血も不足するので、産後のケアをしっかりしておかないと、その後の体調不良や二人目不妊などの原因にもなります。
産後は消耗した気や血をしっかり補い、悪露はしっかり出し切ることが重要になります。

そういえば出産してから更に綺麗になったって人いますよね。
あれって出産で悪い毒素も一緒に出し切ったからかもしれませんね。


漢方薬には産後の聖薬と呼ばれるものがあり、これを産後に飲むと疲れ、だるい、ふらつく、お乳の出が悪い、イライラ、うつなど産後の不調を未然に防げることができ、すでに起きてしまってる状態であれば、それを治すことができます。
ちなみに産後というのは、一度出産すれば死ぬまで産後です。


いつまでも健康でそして綺麗でい続けるためにも産後のケアはしっかりしておきましょう。