日の暮れが早くなりました。燃えるような暑さが続いた夏をお変わりなく通過されたでしょうか?
白露を迎え、書斎の庭に今年二度目の萩が (5月に狂い咲きしたクセに) 咲き出しました。季節感が戻ってくれるでしょうか?
漢方の師、寺師睦宗先生から継承し、塾生で運営している漢方三考塾もおかげさまで、三期目がスタートしました。
三考塾で学んだ秋(容平 (ようへい)=秋になると、夏の成長はやみ、天地万物の形容 が平 定するという意味)には、健康法として、天地の氣(元気になるには「日本人なんだから米を喰わなきゃダメ」と寺師先生に教わり メより米を使う) が引き締まって澄んでくるように、すべてのものが収納されます。
人間もみなぎる陽氣を体内に深く取り込む時です。 早起きして 朝の爽やかな 陽氣を出来るだけ取り込み、夜は そのエネルギーを逃がさぬように 早寝する。 心を安らかに、 氣忙しくイライラしないように、 心をしっかり引き締めておくべき時 です。夜などやたらと外を動き回り秋の冷氣を受けると、 肺の蔵を冷やし、 咳が出たり、カゼを引き易くなるので氣をつけましょう。
すぐに発病しなくても、秋の不養生が原因で冬に消化不良の下痢に悩まされることになるのだそうです。(『素問』四時調神大論)
秋を健康に過ごしましょう。
白露を迎え、書斎の庭に今年二度目の萩が (5月に狂い咲きしたクセに) 咲き出しました。季節感が戻ってくれるでしょうか?
漢方の師、寺師睦宗先生から継承し、塾生で運営している漢方三考塾もおかげさまで、三期目がスタートしました。
三考塾で学んだ秋(容平 (ようへい)=秋になると、夏の成長はやみ、天地万物の形容 が平 定するという意味)には、健康法として、天地の氣(元気になるには「日本人なんだから米を喰わなきゃダメ」と寺師先生に教わり メより米を使う) が引き締まって澄んでくるように、すべてのものが収納されます。
人間もみなぎる陽氣を体内に深く取り込む時です。 早起きして 朝の爽やかな 陽氣を出来るだけ取り込み、夜は そのエネルギーを逃がさぬように 早寝する。 心を安らかに、 氣忙しくイライラしないように、 心をしっかり引き締めておくべき時 です。夜などやたらと外を動き回り秋の冷氣を受けると、 肺の蔵を冷やし、 咳が出たり、カゼを引き易くなるので氣をつけましょう。
すぐに発病しなくても、秋の不養生が原因で冬に消化不良の下痢に悩まされることになるのだそうです。(『素問』四時調神大論)
秋を健康に過ごしましょう。
小池 加能 拝
秋(容平)の食養生
● 乾燥の季節⇒滋潤◎ 大根・蓮根・玉葱・百合根・枇杷・梨・葡萄・銀杏・白木耳・米・豆・卵
● 潤肺
◎ 蛋白質に少量の辛い薬味で便秘予防
白木耳、長葱、韮、生姜、松の実の鶏スープ
椎茸、舞茸、松茸などのキノコの霙和え
× 発散・発汗
三考塾 2015、6、21講義資料より
『合格運アップに効く漢方 心と体の健康あってこその合格』
株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ 定価(本体1380円+税)
ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E
株式会社 東京玄文社 A5版 124ページ 定価(本体1380円+税)
ISBN 978-4-905937-12-8 C0047 ¥1380E
著者 小池 加能