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皆さんは、最近市場に出回っているブルーベリーが眼に良いというはなし、もうご存じですよね。
この果物、最初は第二次世界大戦の時、英空軍のパイロットがこれを食べて爆撃に出ると眼が良く見えて成果が上がる・・ということがきっかけになってそれまで知られていなかったこんな効能が発見され、その後の研究でこれが証明されたのです。
すなわちブルーベリーの成分であるデルフィニジンやシアニジンなど数種のアントシアニンが人間の眼の網膜中に含まれ、光が当たると分解して脳に刺激を与える紫色色素ロドプシンを元に戻す(=視力を回復させる)働きを活性化することが分かったのです。これを証明するため、予めアントシアンを注射しておいたウサギに光を当てた後で眼玉を取り出してその中のロドプシンを量るというウサギにとっては一寸迷惑な研究も発表されています。
これ以外の研究結果をまとめますと、勉強のしすぎによる仮性近視やパソコンによる眼の疲れ、中高年者の眼の疲れ、左右の視力のアンバランスにより生じる眼の疲労から緑内障や結膜炎などの疾患まで本当に幅広い眼の不都合にブルーベリーが効くことが分かっています。実際、私の知人のお年寄りの女性も“これを食べていると夜でも物が見えるようになった・・”と喜んでおりましたから、きっと本当なのでしょう。
この他、ブルーベリーのアントシアンには、血液の酸性化を予防する働きや体内で善玉コレステロールを増やす一方悪玉コレステロールを減らし、血液中の中性脂肪を下げ、また毛細血管の内壁を強化し、出血を止める働きが知られています。
その結果、動脈硬化や脳血栓の予防効果が期待できますし、また胃内の出血と胃液の分泌を抑え、胃壁の粘膜を増加させる作用は、胃潰瘍を予防する効果を十分期待させるものです。
さらに、これらの物質は強い抗酸化作用と皮膚の構成成分であるコラーゲン同志の結びつきを強める作用を持っていますので、お肌のカサカサ感やシミの原因を予防し、お肌のキメを整え、ハリを出させる効果も十分に期待できるのです。
これらのことが、ブルーベリーを一躍女性の人気者にしている理由であるのかもしれません。
私としては、これらの文献を調べた結果から“入院して手術をする予定の人は、2,3週間前からブルーベリーを食べておけば、術後の回復が良好となり、退院が早くなるのではないか。”という予測をしているのですが、もしどなたか試してみてやろうという方があれば、是非とも結果を教えて頂きたいと思います。

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