手足の末端や足腰が冷えて、食欲がなくて下痢をしたり、やる気がでずに元気がない方に。
■4人分
- 鶏もも肉 1枚
- 塩 片面ひとつまみずつ
- 酒 大さじ1
- 白ねぎ 1本分
- たまねぎ 1個
ソース
- ナンプラー 大さじ1
- 料理酒 大さじ1
- ニンニク 小さじ1
(みじん切りにしたもの) - しょうが 大さじ1
(みじん切りにしたもの) - 八角 1個
- とうがらし 小さじ1
- ねぎ 大さじ2
(小口切りにしたもの) - くるみ 大さじ1
(みじん切りにしたもの)
1
鶏もも肉の皮目を上にしてフォークや串で数か所刺して皮に穴を開けておく。
2
鶏肉の両面に塩をひとつまみずつ振ってから、皮目を下にして器に入れ、酒と白ねぎの青い部分を入れて30分ほど置く。
3
蒸し器に2.を入れ、蓋をして沸騰させる。沸騰したら7~8分蒸す。
4
しっかり火が通ってるのを確認して ねぎを取り除く。
5
皮を上にして、もう一度蓋をして、そのまま冷めるまで蒸し器の中に置いておく。
6
ソースの材料を混ぜ合わせて、しばらく置いて味を馴染ませておく。
7
玉ねぎは薄くスライスし、ねぎの白い部分の適量を白髪ねぎにする。
8
スライスした玉ねぎの上に蒸し鶏を置き、八角を抜いたソースをかける。
- 鶏肉:
体を温めながら胃腸の調整をし、体力の低下や、冷えによるゲップや食欲不振や嘔吐などを改善し、体力を回復させてくれます。 - 葱:
体を温めて体内の寒さの邪気を発散させてカゼの初期症状を改善したり、胃腸の調子を整えて冷えを改善してくれます。 - 生姜:
体を温めて体内の寒さの邪気を発散させてカゼの初期症状を改善したり、冷えによる吐き気や食欲不振、乗り物酔いなどを改善してくれます。 - ニンニク:
体を温めて、カゼの初期症状を改善したり、冷えによる食欲不振などを改善してくれます。 - 八角:
温めながら食欲を増進して吐き気を止め、冷えや腰の重だるさを改善し、気の流れを良くしてくれます。 - 胡桃:
温めながら足腰の衰えを予防し、慢性の咳や尿トラブルを改善してくれます。 - 玉葱:
温めながらもやもやとした胃の不快感を取り、気血の流れを良くしてくれます。
かなり体を温めるので、熱症状(発熱・炎症・のぼせ・イライラなど)がある方は、ニンニク・生姜・唐辛子などを控えるようにしてください。
【大茴香(だいういきょう)】
シキミ科の Illicium verum は中国原産の常緑樹です。花は赤褐色で果実が8つの角がある星型をしている事と、セリ科のアニスやウイキョウに似た良い香りがする事とから八角茴香、スターアニスなどと呼ばれます。
この果実(袋果)を乾燥したものが生薬の大茴香(だいういきょう)、八角茴香(はっかくういきょう)です。漢方では健胃、興奮、駆風などの目的で茶剤としたり、杜仲、木香とともに思仙散に配合されます。一方、香辛料としての大茴香(八角)は豚肉や鶏肉を使った料理によく使われ、五香粉の中心的なスパイスとされます。
日本薬局方「ウイキョウ油」の原料としてはアニスやウイキョウに勝り、又インフルエンザ治療薬タミフルの合成原料の1つとしても知られています。
また、近縁の植物で種子に有毒成分のアニサチンを含有しているシキミ Illicium anisatum の果実と酷似しているため、誤食して中毒を起こす事故が多く知られており、花の色(シキミは淡黄色)や果実のわずかな形の違いで区別は可能ですが、取扱には注意が必要です。(解説:二階堂 保先生)
【葱(ねぎ)】
ユリ科のネギ Allium fistolosum は日本でも「日本書紀」にその名があるほど古くから栽培されるもので、古代には神事、祭事で神に捧げる野菜とされていました。その名残に御神輿や橋の欄干の擬宝珠(ぎぼし)はねぎ坊主を象ったものとされています。
鱗茎はわずかに膨らんでいるだけで、太い茎、中空の葉は粘液に富み、ネギ坊主と言われる花は白緑色の小花で初夏に見られます。葉には特有の香りと辛味があり、日本料理には欠かせない重要な野菜です。地質により葉の白い部分が多い東日本の白ネギと、殆ど青い部分だけの西日本に多い青ネギとがあります。
葉の基部の白色の葉鞘を葱白(そうはく)と呼び、刺激性のアリル硫化物などを含み、強壮、去痰、発汗、利尿、解熱、鎮痛作用があり風邪などに用いられます。特有の臭いは消化液の分泌を促進し、又食物繊維が多いので便秘に有効ですが、熱があり、寝汗、多汗の人には禁忌とされています。(解説:二階堂 保先生)
【その他のミニ知識】
| 症状 | 下痢, 体力・疲労回復, 冷え, 食欲不振 |
|---|---|
| ジャンル | エスニック, 薬膳 |
| 主な食材 | くるみ, しょうが, たまねぎ, とうがらし, にんにく, ねぎ, 八角, 鶏肉 |
| レシピ提供 | 池田哲子先生 |
| 更新 | 2012年1月20日 |
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