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冷え症は女性の病気とは限りませんが、圧倒的に女性に多い病気です。
これは冷え症が、多かれ少なかれ月経異常と結びついているからです。
冷え症は西洋医学では病気とは認められませんが、悩む女性は少なくなく、漢方での治療は可能です。
慢性の頭痛は、脳動脈硬化や生理不順、あるいは胃弱などを背景に起こることが多いので、裏証用の漢方薬を用いることが多く、急性の頭痛や風邪をひいたときなどの頭痛には、表証用の処方を使います。
関節が腫れて痛み、時には運動障害を伴いまた関節の中に浸出液が溜まることがあります。
漢方では下半身の水分代謝の改善を図り、単に注射器で水を抜き取るのではなく、身体全体に停滞した水分を循環させて尿から排泄することでむくみや痛みを取ります。
月経閉止前後のホルモン異常に伴う一種の神経症で、いらいら・興奮・のぼせ感・不眠などがあり桃核承気湯、桂枝茯苓丸、加味逍遥散、当帰芍薬散などを単独または併用で用います。
鼻炎といえば、春も秋も変わらないような気がしますが、春型と秋型があります。
春先の場合は、如何に表の瘀血を除くかにあるし、秋口の場合は身体を温めて表を発し、利水を図る所にポイントがあります。
春の治療は、十味敗毒湯や葛根湯加辛夷川芎(キュウ)などが主になり、秋の治療は、小青竜湯や麻黄附子細辛湯などが主になります。
漢方薬だけで肥満症を治すくとは無理な話で、栄養バランスのある減食と運動が大切です。漢方薬の活用のポイントは、大きくはカタ太りタイプ、太鼓腹タイプ、水太りタイプにわけて便秘のあるなしなどの状態を見て処方を選定します。
イライラ・興奮などを基盤にして起こり、鎮静作用のある竜骨・牡蠣を含む漢方薬がよく用いられるが、高血圧によるイライラ、胃部不快感に伴うイライラ、激しい脱力感に伴うイライラなどもあり、それぞれに対応する処方を選定する必要があります。
原因が男性側にある場合や卵管が癒着などでふさがっている場合は別として、ホルモンバランスによると思われる場合は、漢方薬がしばしば奏功します。
虚弱体質者には補血剤(たとえば当帰芍薬散や温経湯など)、比較的体力があり下腹に圧痛や腫瘤を認める場合にはく瘀血剤(桂枝茯苓丸や桃核承気湯など)を用います。
現代医学での便秘薬は、どういうタイプの便秘であっても下剤の一本槍ですが、漢方では全く考え方が違います。
大柴胡湯や小建中湯は便秘をしていれば通じがつくし、下痢していればそれが止まります。
漢方薬を下剤とか下痢止めとかで分類するのがおかしな話で、便通の調整役というべきものです。
漢方の便秘治療は、体質や便の状態などで処方を選定します。
ひどい痛みが2週間ほど続き、食事をするのもしゃべるのも痛くて苦労するアフタ性の口内炎には、漢方療法もありますが、クマ笹エキス(製品名:ササヘルス)が効果的です。
炎症時にはササヘルス原液を5mlほどを口に含み1日4~5回繰り返し服用しますと2日で痛みが止まります。
口内炎がよくできる人はササヘルス2~3mlを薄めて1日3回服用していると出来にくくなります。
ササヘルスの抗炎症効果や粘膜修復作用は咽の痛みにも応用できます。また長年苦しんだ頻尿が口内炎対策で1年ぐらい服用していたササヘルスのお陰で治ったようだという人もいる。
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調剤室 | 煎じ薬調合風景 | 相談コーナー |
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店内風景 | 店内風景 |
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薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、
日本漢方交流会会員、日本中医薬研究会会員 中野 伸二(なかの しんじ)略 歴
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登録販売者
中野 聖志(なかの さとし) |