漢方薬局の薬膳カレー

レシピ提供:漢方薬局ハレノヴァ
Recipe Image 漢方薬局の薬膳カレー

■4人分

スパイス

  • クミンシード 小さじ2
  • カルダモン 3粒
  • クローブ 5粒
  • シナモンスティック 1本
  • サラダ油 大さじ3
  • 玉ねぎ 1個
  • にんにく 1片
  • 生姜 1かけ
  • ターメリックパウダー 小さじ1
  • カイエンヌペッパー 小さじ1/2
  • 塩 小さじ1
  • ホールトマト(水煮缶) 200g
  • 牛もも肉(カレー用) 150g

サンザシエキス

  • サンザシ 大さじ2
  • 水 100mL
  • 湯 200mL
  • ごはん お好みの量

1

サンザシと水を鍋に入れ、中火で15分ほど煎じて茶こしでこし、サンザシエキスを作る。

牛もも肉に常温に冷ましたサンザシエキスを加え、もみ込んで30分以上おく。

2

玉ねぎとにんにくは、みじん切りにし、生姜はすりおろす。

3

鍋にサラダ油を熱し、スパイスを入れ、香ばしい香りがたつまで炒める。

玉ねぎを加えて、あめ色になるまで炒め、にんにくと生姜を加えて、さらに炒める。

4

3. にターメリックパウダー、カイエンヌペッパー、塩を加え、 5分ほど炒める。

5

4. にホールトマトを加え、木ベラでつぶしながら水気が少なくなるまで炒める。

牛もも肉を加えて表面が色づくまで炒め、湯を加えて20分ほど煮込む。

6

器にごはんとカレーを盛って、できあがり。


〔サンザシ〕
消化を助けてくれる生薬で、特に肉類の消化に適していると言われています。
胃酸の分泌を促進する働きがあるので、胃酸過多や胃潰瘍の人は避けましょう。
味は甘酸っぱく、身体をわずかに温める働きがあります。
〔クミンシード〕
独特の香りと辛味、苦味があり、インド料理には欠かせないスパイスです。
薬用スパイスとしても古くから利用され、インドの伝承医療アーユルヴェーダでは健胃薬として用いられています。
〔牛肉〕
漢方としての効能は「益気補脾」「養血強壮」の働きがあります。つまり、元気をつけて、胃腸の働きを助け、貧血や疲れやすい方にも良い食材となります。たんぱく質、脂質、鉄分を多く含む栄養価の高い食材です。
〔トマト〕
トマトの一番特長的な成分は、「リコピン」です。リコピンは、ベータカロテンの仲間で、その抗酸化作用はベータカロテンの2倍の働きがあると言われています。
抗酸化作用とは、ガンや動脈硬化など、様々な生活習慣病の原因となる活性酸素を消去するはたらきのことを言います。漢方では、身体の余分な熱を冷まし、身体を潤す働きがあります。冷え性の方は、生のトマトをたくさん摂るのは避けましょう。

カレーの辛さは「カイエンヌペッパー」、色は「ターメリックパウダー」、風味は「クミンシード」で調節してください。また、味見して辛すぎる!と感じたら、ヨーグルトを加えるとまろやかになります。

今回、ごはんは、「16種類の雑穀米」を加えて炊いたものを使っていますが、サフランライスやターメリックライスなど、お好みのものでどうぞ。



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レシピ提供 漢方薬局ハレノヴァ
更新 2012年6月21日

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