昨日の群馬、今朝の大阪を中心とした地震。
被災された皆さま、お見舞い申し上げます。
余震もありますのでくれぐれもご注意くださいませ。
「手のひらを太陽に」はアンパンマンの作者である
故やなせたかしさんが作詞したものです。 いきなり「かなしいんだ」・・・・という悲しみを意味する言葉が出てきますよね。 この歌をつくったとき、心身ともに不調で、「自殺したいくらいだった」とそうです。 それは冬のことで、絶望的な気持ちに陥りつつ、 かじかむ手を電気スタンドで温めながら仕事をしていたところ、 自分の手の指と指のあいだに真っ赤な血が流れるのが、 ふと電球の光で透けて見えたそうです。 「ぼくは自分の才能にも、また運命にも、その頃起きたいろんなトラブルのことにも、 自分自身についても全く嫌気がさしていたが、それなのになんとぼくの血は真っ赤で 元気そうに動いているのだろう。こんなに血が赤いのに、ぼくはまだ死んではいけない」 「生きているから“こそ”、悲しめるんだ。 すると、人間が悲しめることも、実は本当は素晴らしいことだったんだ」 と述懐されてます。 嬉しいことも悲しいことも「生きている」からこその 恩寵と受け止めていらっしゃるのが伝わってきますね。 |
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更新日: 2018/06/14 |
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ ぼくらはみんな 生きている 生きているから かなしいんだ 手のひらを太陽に すかしてみれば まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお) ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ |
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更新日: 2018/06/13 |
平成16年9月、13歳で亡くなった猿渡瞳(福岡県大牟田市の田隈中学2年)さんの
「命をみつめて」という作文でした。小学6年の時に骨肉種が見つかり既に肺にも転移、 医師から『余命半年』を宣告され、母・直美さんは、身を切るような思いで11歳の瞳さんに告知されたそうです。 その時、瞳さんは大粒の涙を流しながら、『教えてくれてありがとう。でももっと早く言って欲しかった。その分早く(病気と)闘う事ができたもの』と悔しがり、『でも、大好きなお母さんがガンじゃなくて、私がガンで本当によかった。』と。『絶対に治る』ことを信じ、生きるため希望に向かって、1年9ヶ月ガンと正面から向き合ったそうです。 同じ病棟で15名の仲間が亡くなっていくという厳しい現実を見ながら 生き続けるということがどんなに困難で、偉大なことかを感じたそうです。 彼女が示した言葉はすごいと思います。 生きているだけでもすごいことだとおっしゃっています。 だから命を粗末にはしないでほしい。自分の命も他人の命も。 |
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更新日: 2018/06/12 |