煎じ薬は厳選された品質の良い生薬を使い、一日分ずつコトコト煎じることによってかなりフレッシュな状態で服用できます。そのため煎じ薬は漢方本来 の薬効が期待できるのに対し、エキス剤はエキス化する製造段階で生薬成分に多少の変化が生じ、薬効が弱められる可能性があります。

ドリップコーヒーとインスタントコーヒーの違いに似ています。

漢方薬といえど妊娠初期（6～11週）には服用を控えることにこしたことはありません。

ただ、ごく一部妊娠初期でも安心して服用できる処方があります。
例えば、安胎薬といわれる当帰芍薬散、つわりをやわらげる小半夏加茯苓湯など。

その他、妊娠中に風邪を引いた場合でも香蘇散や麦門冬湯といった風邪薬もございますのでぜひご相談下さい。

もともとお子さんに処方される漢方薬はそれほど苦くないものが多いので、少しずつ飲ませると結構飲んでくれます。

それでも嫌がる場合は、煎じ薬なら少し蜂蜜を加えて飲ませたり、エキス剤ならお湯で溶いてジュースに加えたりまた蜂蜜を加えたりしても構いません。
煎じ薬をゼリー状（チョコ味など）にする嚥下補助剤もございます。

予約いただかなくても大丈夫ですよ。営業時間内ならいつでもご相談に乗ります。

ただ混み合ってる際はお待ちして頂く事もありますので時間に余裕をもってご来店いただくようおすすめします。