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漢方トピックス

今日の一言(8月5日)/夏に熱くなる血潮への心得

手のひらを太陽にかさしてみれば、真っ赤に流れる僕の血潮。
皆さんのご存じの童謡「手のひらを太陽に」の一節です。

女性のからだに流れる血潮が、月の満ち欠けに連動するように
夏のからだは太陽(の暑さ)が手伝って、血潮がわき立ちます。

夏に汗をかいて涼しさを保ったり
熱中症から身を守ったりするのも、この血潮のおかけです。

けれど逆に、妙にイラち・神経質になったり
寝苦しくなるのも、血潮のおかげ(?)かもしれません。
 
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海の潮気といえば海水に含まれる塩分。
海の潮気が強くなると、磯の香りが漂うようになります。

対して、血潮の潮気といえば血中の気。平たく言えば「血の気」の気の部分。
血潮の潮気が強くなると、気が旺盛になり熱を漂わすようになります。
潮汐(=潮の満ち引き)がうまく運ばない人は、
この熱に悩まされる羽目になります。
汗っかき然り。夏の寝苦しさ然り。更年期に悩む女性然り。

血潮がわき立つ時期は、満ち潮が優勢になる。
なればこそ、引き潮の立ち回りが大切になると思います。

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