特徴
心からくつろげる漢方薬局です。
ながきにわたり、漢方薬局を営んできた当店ですが、数年前、心から寛げるお店をつくろうと、お店をリニューアルオープンしました。木の香りがする優しい店内とかわいい外観。きっと漢方薬局のイメージを変えていただけると思います。
下町の漢方薬局(便利な場所にあります)
都電荒川線小台駅より徒歩3分の下町にある漢方薬局です。
「えっ、こんなところに?!」と思う、1本道を入ったところに当店はあります。地元の方をはじめ、ちょっと遠方の方にもご愛顧いただいている漢方薬局です。些細なお悩みにも、ご対応させていただきます。
少し、わかりにくい場所にありますので、地図をご確認のうえ、お越し下さい。
お子様の来店、大歓迎の漢方薬局です。
お子様を連れてのご来店で、気を使われたことがあるかもしれません。
当店では、お子様連れでご来店される方も多く、私自身も子供好きですので、ぜひ、お子様の声にもおこたえしたいと思っています。
不育症・扁桃腺・チック症・各種アレルギーなど、年齢と共に変化するお子様の症状にあわせて、漢方薬で治療しましょう。
相談の多い症状・分野
日常のカゼや咳、めまい、頭痛、肩こりなど
カゼやインフルエンザは漢方薬が良く効果を発揮する病気です。
寒気がする、熱っぽい、体が痛い、咽が痛い、頭痛、鼻水などの初期症状の時に服用するとすばやく効果を発揮します。
カゼはひいたかなと思ったら30分が勝負です。自分が普段ひくカゼのタイプに合った漢方薬を常備しておき、すぐに飲めるようにしましょう。
カゼは体の抵抗力が落ちたときにひきます。無理せずに体を休めることも大切です。
痛みやしびれを伴う症状
漢方には「不通則痛」という原則があります。頭痛や生理痛、その他、体の様々な痛みしびれは、気血のめぐりが局所で滞っているためと考えています。
滞る原因は冷え、ストレス、炎症、水分の停滞、お血、気血の不足など様々で、これらの原因を取り除き気血のめぐりをスムースにする事が治療の要です。漢方薬には痛み止めのクスリはありません。
女性のつらい諸症状
漢方には「女性は血をもって本となす」という言葉があります。
これは女性の健康は血が深く関わっていることを言ったもので、月経、妊娠、出産、授乳などで女性は血の不足をまねきやすく、この血の不足は冷え性、頭痛、月経困難症、更年期症状、不妊症等の原因となります。
また血の不足は精神活動とも関わり、心の不安、憂鬱、イライラなどもおこりやすくなります。
血はよく肥えた土壌のようなもので、良い土壌からはイキイキ、ツヤツヤ、フックラした作物がとれるように、血は全身を潤し栄養しますので、健康と美容にとって最も大切なものです。
ひ弱な子供を強くする
カゼをひきやすい、よく熱を出す。お腹をこわしやすい、食が細い、疳の虫、夜泣き、むずがりなどは小児特有の症状です。
小児は成長、発育のスピードが速く、常に五臓六腑の機能が追いつけない状況にあります。
特に消化器や肺が弱く、カゼなどの感染症にかかり易かったり、下痢をしやすく、また逆に肝気はたかぶりやすく疳の虫、夜泣き、ムヅガリなどの症状が発生しやすいものです。
離乳食をマニュアルどおりに頑張って進め、下痢をしてしまう事もよく見られます。
一人一人の消化器の能力に応じて進めることが大切です。急いだり他と比較する必要はありません。
店内の様子
本場、中国の漢方薬(中成薬)も扱っています。 漢方のバイブルである「傷寒論」という経典にある文で「常に誤った判断をしないように」との戒めのことば。明治漢方最後の巨頭、浅田宗伯も自分の薬室に「勿誤薬室」という名を付けています。
矢数圭堂先生の揮毫。ケヤキの相談机でゆっくりとご相談ください。 お一人お一人の現在の病状や体質を
総合的に判断してお薬を選びます。ウッディーな店内は心やすらぐ
生薬の香りが、、、、
スタッフ紹介
粂川 義雄
薬剤師
コメント
東京薬科大学卒業、現在、博方堂クメカワ薬局経営。
1976年漢方研究会、温知会に入会し矢数道明先生より指導を受け漢方の研究を始める。
元東京医療福祉専門学校漢方概論講師。
共著書に「現代語訳啓迪集」「実用漢方処方大成」「図説東洋医学」「東洋医学用語集」などがある。