☆ 一年に一度はどこかが痛くなって
整形外科に行ってレントゲン撮って
注射や薬で毎度解決しない方・・・・

針灸治療が劇的に効くタイプの痛みなので、
「最後は先生とこに お世話になるしかないわ」と。
最終的には近所の整形外科よりも
遠くの東洋医学を選択してくださっています。

☆ うつ病が基盤にあって、
自律神経の大幅な乱れから
パニック発作を起こしていると思われる症状で来院した方
近隣の薬剤師さんが
「福田漢方へ」と紹介されたらしい。

私のところは完全予約なので、治療中ではあったが
受付担当者が対応に苦慮して
私が少し応対することに。。。

聞けば、昨日精神科受診したばかりだというが
本日の発作。
その場で「敬震丹」を服薬してもらって
とりあえず、帰宅してもらった。
その後、予約の電話があった模様。
次回、お見えになる時はどういう状況か?
精神科の薬との併用も考慮しつつ
東洋医学的な戦略を練ろうと思います。

現代医学でなかなか解決しない事が
東洋医学で解決することもあり、
「私の出番」と思う事も多々あるなと思う日々です。

 

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女優の南果歩さんが
抗がん剤治療を止めて
代替療法に切り替えたとか。

詳細は分からないので、
その事の是非をとやかく言うつもりはありませんが、

やはり、基本は
厚生労働省の認める標準治療だと私は思います。
その標準治療の副作用の軽減なり効果の補完なりを期待して
代替療法を行うのが王道だと思っています。

もちろん、
抗がん剤治療を止めざるを得ない理由があるなら
仕方ありません。
その時は、それ以外に何ができるかを考えながら
代替療法の役割も判断しながらになると思います。

先日、ある文献で、
抗がん剤治療と漢方薬の併用で
がん細胞がかなり小さくなったという報告を見ました。

そういう事なのだろうと思います。


   

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誰のための医療か・・・・
時に深く考えさせられるテーマです。

相談を受けた以上、
ベストを尽くす!
これは当然ですが、
ずるずる引きずるのは良くないし
瞬間的に
「これは自分のテリトリーでない」
と判断するのも肝要。

東洋医学のみでというのも
時にナンセンスな事も。
逆に、東洋医学の得意とするところも。。。。

そこら辺を見極め、
必要ならば専門医に紹介状を書く事も。

自分を知り、患者さんのために。・・・ですね。

 

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ある週刊誌で漢方大手メーカーが
やり玉に挙げられていましたが、
その記事に対してどうこう言うつもりはありません。

しかしながら、
漢方薬を処方するには、
しっかりと勉強も重ね経験も積み
望・聞・問・切の診察がしっかりできないとダメ!
そこのところが抜けていると感じる。
という事なのでしょう。

実話。
ある漢方特集雑誌から「漢方の名医・名店」の如く扱って
掲載するからというようなオファーがあったのですが、
実は掲載料金さえ払えば 誰でも掲載してくれるような感じ!
こんなんが巷の書店に並ぶのですから怖い!

健康情報があふれかえる昨今、
信頼おける先生に皆様が出会える事を祈るばかりです。


 

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最近話題の免疫療法。
大きく分けて二つあります。
ひとつは、医療保険適応の「免疫チェックポイント阻害薬」
これは がん細胞がかけた免疫の「ブレーキをはずす」薬です。
効果は概ね10~30%です。

一方、免疫細胞を活性化して免疫能を高めるというのが
ストレス解消・健康食品・各種免疫療法・・・・
これが、効果の割に高額で 今、問題となっているのです。

がん細胞は「ずる賢く」免疫細胞が活性化されても
上手くすり抜ける「技術」がありますので、
なかなか手ごわいのは事実。
しかしながら、免疫能が弱ると そこに乗じてくるのも厄介な所。
やはり、平素から免疫能を高めておくことは重要だと考えています。

費用対効果を考えながら納得できれば、お試しください。
もちろん、予防治療以外で、
現実にがんと闘っておられる方は、「標準治療」が基本です。

 

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