健康トピックス 「自律神経失調」

眠りが浅いという人
意外と多いのが、疲れきっている、凝りきっているという人。
あるいは、冷えている人にも。

疲れきっている人には、
滋養強壮につながる漢方薬や疲れを癒す治療が有効。
凝りがきつい人には、
凝りをほぐす漢方薬や凝りをほぐす治療。
そして、冷えているという人には、
温める漢方薬や冷えをとるツボにお灸などが有効。

また、寝つきが悪いという人は
神経が昂ぶっているケースや寝ることに自信を失っているケースがあります。
神経の昂ぶりには、寝る前のコーヒーなど控えるのはもちろんの事、
寝る前に脳が興奮するようなことは控えてもらいます。
そして、脳の興奮を抑えるような漢方薬や脳を鎮める治療をします。
寝ることに自信を失い不安を感じる人には、
不安を除く漢方薬や不安を除く治療を行います。

原因を見極め適切な治療をすれば、
睡眠導入剤に頼らなくてもしっかり眠れるようになるものです。

         

最近、胃腸トラブルを訴える方が多発しています。

夏の疲れ、冷たいモノの摂りすぎ、急に涼しくなって冷えた、暴飲暴食、
秋の行事対応でストレス、秋独特の雰囲気に感傷的になって精神不安定となって、
原因は様々ですが、とにかく多発しています。

こんな時、漢方薬やお灸が役に立ちます。
冷えに対する薬
余計な水分をコントロールする薬
気分を整える薬
胃腸の動きを整える薬
そして、お灸。

それらは漢方の得意とするところです。
お任せください。


         

人は誰でも大なり小なり悩みのあるものですが、
普段、世間で相談に乗るという事は、
話を聞いて、「あーすればいい、こうすればいい」というアドバイスを与えたり、
「しっかりしなさい」と叱咤激励したり となります。

また、病気かなと思って、病院で症状を伝えても、
短い時間の診察では、充分伝わっていないという思い、
理解してもらえていないという思いで満足できず、
薬だけでは効果は薄いものです。

悩みの深い人には、短い時間では、「わかったふり」になってしまって逆効果の事も。

先日、あるご婦人。
過去にさかのぼって現在に至るまでの経緯と今のストレス、症状を延々と話された。
こちらも、相当の覚悟で時間を取っていたので付き合う事が出来たのですが、
話し終わって、こちらも薬をお出しするのに必要な情報を収集して一段落した時、
「いろいろな所行ったけど、初めて症状を理解してもらえました。」
と言ってくださった。

まず、聞く。
そして、どれほど苦しい思い辛い思いをされているのか
わかろうとする事が何よりも大事だと思うのです

「相談しがいのない人」 にならないよう心していきたいと思います。

         

何か問題行動を持つ人は、自己表現がうまくできないものです
その意味において「しゃべり」にさせることが大切です。
「さらっ」と話題を振ってみて乗ってこなければ撤退ですが、
「乗って」来た場合は「ふんふん」と受けて、できるだけしゃべらせて
会話の主導権を取る事に快感を覚えさせることが肝要です。

また、話しづらい事を本人に伝えないといけない時は、
タイミングをみて事実のみを報告する事です。
ここに、親やサポーターの考えや気持ちを持ち込んではいけません。

そして、どんな些細な事でも本人の事を「見直した!」と思える事が大事です。
親やサポーターは小さな喜びをかみしめるとともに、本人を「見直した」と
思う事で、その気持ちは敏感になっている本人にも伝わります。
誰もが信頼されたり褒められると自信になります。これが大きな力となるのです。

何か決断しないといけないような時、
親やサポーターはついつい「口出し」してしまいがちですが これはNG.
ぎりぎりまで「待つ」のが鉄則。
これから先、様々な判断や決断は本人がしていかないといけないものです。
本人が決断するには、思考力をつけるしかなく、
短絡的な考えではなく思慮深く考えられるように、しゃべらせて頭を活性化していくしかありません。
細かい事は基本的にどうでもよい事です。
本人が社会的に安定した考えができるように導く事です。

続く。

             

元々汗かきで、動くと汗が噴き出すという方。やや肥満気味。
顔、背中が特にひどく、汗で髪の毛もべたべたになる。
また、緊張すると、これまた汗が噴き出す。
最近、暑いせいか、汗が特にひどく仕事に支障が出て困るとの事。
更年期にさしかかっているのも影響しているかもしれない。

だからといって、口も咽喉も乾かず、水分摂取も多いとは思わない。
便通は普通で尿も特に問題なし。
動悸や息切れもない。
精神科か心療内科に行こうかと思うほどイライラが強い。
ストレスはある事はある。
暑がりでのぼせ症、緊張しやすいタイプ。
腹診:鳩尾に少し痞える感じ、胸脇苦満なし。瘀血傾向はない。腎悸なし。
脈診:数脈・腎肺虚
舌診:少し白苔・湿潤はあるが歯列痕はない。

そこで、気がのぼりやすい方と考えて、気を下げる漢方を服用してもらった。
すると、見事にイライラが全く消失して、もはや精神科とかに行こうとは思わない
ただ、汗は治まらないという。
そこで、頭にある百会というツボを中心に刺激を加えると気持ち良く
あっという間に汗がひいてきた。

これにより、漢方と自律神経調整コースの針治療を併用することにした。

うまくいきそうです。良かった。良かった。