健康トピックス 「うつ」

うつで再発を繰り返す・・・
良く聞く話ではありますが、
そもそも再発なのか?という問題があります。

どういう事かと言うと、
医師は「治りました」と言った、
あるいは、
自分で、「もうOK!いい感じ!」なんて思って
「治った!」って感じていて
ちょっと無理して再発なんて多いのでは・・。

それは再発ではなくて、再燃だと思います。
つまり、良くなって完治したのでなく、
かなり良くなって、
治ったように見えていたけど、
実はまだ完全に治っていなくて
少し無理をすることで「ぶり返した」状態なのだと思います。

だから、また再発した!もう治らないのかも!
って思う必要はありません。
治ってなかっただけです。

かなり良くなって、
もうボチボチ復帰しなければという思いが
焦りを呼び、治りきらないうちに無理してしまって
ぶり返すのです。
そして、自信を失う。
これが良くない。

いきなり全力疾走は無理です。
例えば、病気で寝ていた人は、
まずリハビリ。
そして歩く練習。
次に、ジョギング→ランニング→全力疾走。
と徐々にレベルを上げていく。
少しくたびれたら休む。
心のリハビリも同じ。

十分な休養と、焦らない事。
薬はできるだけ必要最小限に。
カウンセリングや、優しい薬がいいですね。
ボチボチ行きましょう。
ご家族ともども、医師やカウンセラーなどは
伴走します。

 

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うつに対して副作用が少ない薬が開発され、
安易に処方されるケースが
増えてきているように感じる。
目を見張るよう効果が
現れる事もあるのかもしれないが、

感じる事は、
そんな「魔法」のようなわけには
いかないということだ。

ある研究によると、
抗うつ薬よりもカウンセリングのほうが
効果が高いというデータもある。

しかも、抗うつ薬には
副作用がつきもの。
ひどい場合は
薬を飲んで、
「どんどん悪化」したように
不安・焦り・死にたい願望・・・など
出てきてしまう場合もある。

安易な抗うつ薬の処方はどうかと思う。

まずは、優しい薬とカウンセリングそして
プラスαとしての
漢方や鍼灸が有効でないかと思う昨今である。

悩める人は つい魔法を求める。
そんなものないのだ。

地道にエネルギーをためていくしかない。
そのナビゲーターになれたら幸いだと思う。

 

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うつ状態とは・・・
何ともちぐはぐになってしまうものです。

例えば、
仕事や学校に行けない。
行こうとすると、
あるいは、
行くと、
たちまちしんどくなる。
でも、一人になりたくない。
一人になるのが恐い。
淋しい。不安。

精神科などでも、
病気と診断されたりされなかったり・・。

で、どうしたらいいのか分からなくなって・・。

でも大丈夫治ります。
あなたの不安がり体質とでも言うべき症状が。

まずは、その本質を知る事。
正体は脳が疲れて
神経がすり減って傷ついた状態。

ストレスや頑張りすぎで傷ついた神経を
ゆっくり休んで癒し、
好きな事を少しずつして脳が喜ぶ事をします。
そして自然治癒力を高める。

自信が出てきたらしめたものです。

そのためにも、
ポジティブシンキングとはまた違った事ですが
「いいなあ」と思える事を見つけて
素直に喜びます。
「今日もいい天気だ~」でもいいんです。
そうすると
脳が癒され、エネルギーがたまります。

脳がさえてくるには会話も大事。
会話をすることで頭がさらにさえます。

悩んでる方、ご家族はご相談ください。
本人が来れない場合は
ご家族だけでもOK.
何とか、サポートしたいと思います。

 

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うつ状態の回復には
波がつきもの。
いい感じ!って思っていたら
また調子がおかしくなる。
冬から春になる三寒四温のよう。

調子のいい時に、
「治ったかも!」って思って
無理をすると
また症状がきつく出たりするので注意!

まずは、
そろりそろりと参ろう!って感じで。

早く脱出したい焦りのせいで
あるいは、
社会での節目(年度初めや入社、入学など)に
間に合わせようと思って

自分でもまだまだと思いながら
もしかしたら
イケるかもって思って
しくじることも。

でも、安心してください。
あなた自身が「壊れて」しまったのではないという事。
必ず治ります。

お薬や治療、カウンセリングは
あなたの自己治癒力をうまく引き出すツールです。

主治医はあなた自身。
でも、ちゃんとナビするのが我々。
大丈夫。

 

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過去にあった出来事に対して
例えば、いじめ 
例えば、虐待 
例えば、落ちこぼれ・・・

その事が辛い思い出となって
今も引きずっている人は多いでしょう。

そして、
それが常時思い出されて
うつ状態になってしまっている人も多いでしょう。

でも、「今の苦しさ」は
実は逆で、
うつ状態にあるから
過去の思い出が一層強く感じるのです。

「過去」のせいでなく、
「今」 うつ状態で苦しいから
過去の思い出が強くなり、
後悔したり、そのせいと思ってしまう。

だから、過去でなく、
今できる対処をしっかりすれば
過去の嫌な思い出は薄らいでいきます。

今です。今、しっかり対処しましょう。

 

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