健康トピックス 「うつ」

人は誰でも不安を抱えて生きているのではないでしょうか。
中には不安に押しつぶされそうになりながら
生きている人もいる事でしょう。

この「不安」にも世間一般ありがちなタイプと
あきらかに病的なものがあります。


ありがちな不安と病的な不安の違いは
「何が不安か」言えるものはありがちな不安といえ、
「何が不安かわからないけど不安」というのが病的です。
さらにうつ状態に現れる不安には、
それ以外の症状 つまり、
息苦しさ・めまい・無力感・頭が回らない・
わけなく悲しい・イライラ・焦り・突然涙があふれる
ひどい落ち込み・・・・・・
などを伴う事が多いものです。

不安の対象がはっきりしていて、
何とか善処できるようであればかまいませんが、
不安の対象がはっきりしていたのに
自分で何ともしがたく無力感が湧いてきて
いつのまにか何が何だか分からなくなり
自分の感情をコントロールできなくなってきているのであれば
「うつ状態」を疑って受診することをお勧めします。

こんな時代ですから
大変ですけど心の健康が
幸せの一つの形だと思いますから。。。


 

キーワード別 一覧へ

何か大きいイベントがあって、
それがやっと終わったと思ったら
ひどい風邪をひいたというような経験を
お持ちの方も少なくないでしょう。
いわゆる緊張の糸がゆるんだというか
ホッとした時にドカンとくる。

それならまだわかるのですが、
うつ症状の場合、それだけでなく
もっともっと時間が経過してから
精神的遅発疲労の波が押し寄せてくる場合があります。

今みたいなストレスなんてないだろう
というようなタイミングで。。。。

これが本人も周囲も理解できず、
本人も戸惑い
周囲は大迷惑になる。
こんな時は、遅発疲労解除のため
休憩しないといけません。

いつもと違う自分がいたら、
いつもと違う他人がいたら、
うつ目線」でみたら
解決するかもしれません。
そういう症例に遭遇することが多い
今日この頃です。

福田漢方すこやか相談所  TEL:0746-32-4568

 

キーワード別 一覧へ

自分で気が付いている人もいるかもわかりませんが、
うつ状態では、少しの「事件」がすごく大きな「事件」に感じられます。
例えば、誰かに「おはよう」とあいさつしても
返事がなかった時。
調子が良ければ、いいように解釈できます。
聞こえなかったのかな? だとか、
忙しくて他の事を考えていて気がつかなかったのかな? だとか
自分に対するあいさつでなかったと思ったのかな? だとか。。。。
でも、うつ状態のときはそう思えない。
無視されたのは何が悪いのか?
自分に落ち度があったのか?
いろいろ思いめぐらし思えば思うほど
頭の中に自分は嫌われているのかななどと
いやあな考えが浮かんできて支配していく。

例えば、大切にしていたペットが死んだ時
うつ状態のときは
元気な時よりもかなり「ドカ~ん」と落ち込みます。
当然、回復するのに時間がかかる。
そんなもんです。

そんな時は誰かに苦しい胸の内を聞いてもらいましょう。
あるいは、なにか疲れないような趣味に頭を切り替えて
ゆっくりのんびりしてリフレッシュしましょう。

ちょっとした事件にとらわれるようになったと感じたら
それは・・・こころが疲れています。

のんびりのびのび・・・です。
余裕で物事に取り組めるようになるまで
ちょっと一休み!

 

キーワード別 一覧へ

これだけ世の中の動きがあわただしくなると、
ついていこうと必死になって頑張るのは仕方ない事なのかもしれません。
むしろ、その努力は称賛されるべき事なのでしょう。

しかし、頑張って頑張って頑張って体を壊したら
当然、誰も代わってくれません。自分がしんどいだけ。


物事をいいように解釈して、
困難を乗り越えること自体悪い事ではありません。
でも、限界を超えたら・・・・
それは一気に疲労が全面に出て うつ状態となってしまいます。

疲れをポジティブシンキングで自分をごまかしているうちに
疲れ果てて うつ状態になる

ここらで、「弱い自分」も認めていいんじゃないでしょうか。
その勇気を持つ事は難しいことです。
いかにも自分が負け犬のように思えてくるし、
世間から必要とされていない価値のない人間になってしまったようで。
でも、「弱い自分」も認めてここは思い切って休みを取る。

そして復活したらまたバリバリする。
そう決めて、溜まりに溜まった疲れを一掃しましょう。
とことん弱音を吐いて、弱い自分を認めてしまっていいのです。

雨が降れば休めばいい。
また、晴れたら歩きだす。
それでいいのです。


 

キーワード別 一覧へ

うつ状態になって薬も飲み休養もして、
動こうにも動けなかったような時期が過ぎて
少しずつ回復してきたような頃に
必ずといってもいいくらいに遭遇するのが
調子のいい日と悪い日が交錯する日々です。

昨日できた事が今日できなかったり、
逆もまたあります。
上向きに回復しているなと感じていて
ここのところ少し気分もいいなと思っていたのに
ドーンと落ち込む日が幾日か続く。。。
原因に思い当たることもあれば、
わからない事も。。。

こんな時、調子が上向き傾向だっただけに
余計に落ち込みが「大きな事」に感じて
不安になってしまうのですが、

心配いりません。また、上向きになります。
「落ち込みのベテラン」になれば
これはどれくらいで上向きになるだろうと
予測できることもあります。


予測できるようになれば楽なのですが
そうはいかないケースもあります。
しかし、上昇下降を繰り返しながら
良くなっていきます。


丁度、冬から春になる三寒四温みたいです。
春は来ます。ご安心ください。
回復の波、上手に乗り切りましょう
漢方や鍼灸でお手伝いさせていただく事も可能です。

福田漢方 TEL0746-32-4568

 

キーワード別 一覧へ