健康トピックス 「強迫性障害」

うつ状態や依存で困っている人や、そのご家族は多いと思います。
ヒントになればと。。。

それらに相性の良い事と良くない事があります。

(良くない事の例)
・睡眠不足
・心身の疲れ
・マイペースが乱れる
・周囲の無理解や否定、ダメ出し
・ストレス過多

(良い事の例)
・良好な人間関係
・自分の気持ちを否定せず聞いてもらえる、理解してもらえる
・ストレスを避ける(ストレスから距離を置く)
・脳疲労を避ける(たっぷり眠る)
・健全な事でリフレッシュ

参考になさってください

     

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「止められない止まらない病気」の強迫性障害。
仲間には、醜形恐怖・ため込み症・抜毛症・皮膚かきむしり症・過食嘔吐症など。
他にも、
アルコール依存やギャンブル依存などの依存症も仲間です。
前提として、
脳疲労やストレス、
そして、自分の中ですり込まれた価値観や完璧主義の人などが、
根底にあります。
この病気は、ある日突然「治る」というものでなく、
強迫観念と共存していきながら徐々に「風化」していく。。。
そんな感じだと思っています。
強迫観念がゼロになるのは困難ではありますが、
いつの間にか「忘れている」を目指したいものです。
ただ、そう簡単にいかないので、
強迫観念は湧いてくるけど強迫行為をせずにコントロールできている。
ココを目指していきます。
記憶にある強迫観念をいかに忘れていくか
いかに支配されないか
が大事で、「湧き上がる不安」とは闘わない事が重要ポイントになります。
まずは、脳疲労対策として、しっかり「眠る」
ストレス対策として環境調整や「否定しない温かい人」に話を聞いてもらう
不安対策として、不安は脳の誤作動と思ってその命令を流す練習を、
また、不安になったら「別のこと」をする。
不安は命を守る味方なのでゼロでは困る、
だけど、誤作動にはそのつもりで対処しようと思う事。
湧き上がってきたら「スルー」
誤作動に踊らされないぞ!と。

 

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前回話題にした強迫性障害ですが、
いろいろな取り組み方がある中で、
どう組み合わせて治していくか
それが今回のテーマです。

まず大事なことは、
「敵を知ること」
相手もわからないのに闘うのはナンセンスですよね。
まずは、強迫性障害とは何か?
そこからです。
そして、やっつけるのにはどうしたらよいのか?
そこの作戦を考えていきましょう。
強迫性障害とは何か?は
前回の記事等を参考にしてください。

ストレスや、そこから来る不安の増大は
悪化の原因になるので、
まずは、
ストレスを軽くするには
どう考えどう対応したら良いのか
そこを共に考えましょう。
次に、
ストレスで疲れて余裕がなくなった脳を
リフレッシュすべく
針治療や漢方薬その他日常の過ごし方を
チェックして考えていきましょう。

そこまで、お膳立てして
湧き上がってくる強迫観念に対して
行動に移さず踏ん張るようトレーニング開始です。
いわゆる行動療法です。
大丈夫!
三寒四温を繰り返して
良くなっていきます。

 

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わかっているけど止められない!
そんな強迫性障害で悩んでいる人へ。

強迫性障害は、脳の報酬系が関与していると言われ
近い症状・疾患として、
抜毛症・ためこみ・醜形恐怖・過食症・皮膚かきむしり・美容依存・・・
などの「行為依存」や「物質依存」があります。

これらを解決するにはSSRIなどの薬も有効とされていますが、
あんまり服用したくない人も多いのでは。

そこで、まず、着目するのが、
脳疲労やストレスが増えると悪化するということです。
前提にそれらがあって発症することも多く、
ここの対策が重要です。
つまり、
脳疲労の改善には、たっぷり睡眠をとること。
しかも良質な睡眠が必要になります。
ここには、
脳にアプローチする針治療が有効だと個人的には考えています。
次に、ストレス対策。
ストレス源から距離をおくか、
捉え方を自分なりに工夫するか、
誰かに聞いてもらって「ガス抜き」するか。。。
それプラス、
映画や鑑賞観戦、カラオケ、温泉、マッサージ、日光浴・・・・
健全な脳の快感を味わって脳を癒やすこと。

脳に余裕ができれば一歩前進!
次に、
湧いてくる強迫観念を蹴散らして
強迫行為を起こさないことを。
そのためには、
湧いてきた強迫観念に対して
「大丈夫」「問題なし」「それがどうした」とでも問いかけて
蹴散らすトレーニングを。

大丈夫!きっとできます。
大丈夫!「行為」しなくても何も起こりません!
そう信じて。。。。。

 

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何かの不安や思いや考えが浮かんで
とらわれの心に苦しんでいる人も多いことでしょう。

多くのその気持ちは
実際の不安というより
未来の不安であることが多いもの
こうなったらどうしよう
というものが多いものです。

もちろん今現在、
直ちに決断しないといけない事に
遭遇している人も居るでしょう。
そういう人は
もし自分一人で決断できない時は
誰かに相談する事をおすすめします。
一人で悩まず
自分の弱さをさらけ出しても大丈夫な人に
相談してみませんか。
何か名案が浮かぶかもしれませんから。

未来の不安に「占領」されてしまっている人は
その考えや思いが浮かんできたら
なるべく他の事を考えて
「流す」ようにしてみましょう。
概ね15分我慢して流して
他のことを考える事ができれば
襲ってきた不安を流すことに成功します。

浮かんでは流し
浮かんでは流し・・・・

その繰り返しで
だんだん浮かんでこなくなります。

大丈夫。
焦らずぼちぼち。
失敗してもかまいません。
失敗の連続からスタートするものですから。

     

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