健康トピックス 「登校拒否」

家族や近しい人が、
うつ・摂食障害・ひきこもり・登校拒否・出社拒否・・・・・になってしまって
「何とかしてあげないと」って思うのは自然な事ですが、
知らず知らずのうちにサポートする人が
疲れきってしまって、うつ状態になる事も少なくありません。

サポートする人が「何とかしなければ」と思うとしんどい。

「何とかする」のは本人であって
周囲の人は、
本人が何とかしようと動き出すのを「待つ」だけ。
本人にエネルギーがない時は
動きたくても動けないので放っておくしかない。

ただ、エネルギーがたまるのをサポートするため、
動き出すのをサポートするため、
頭がさえてくるのをサポートするため、
機を見て「声かけ」をしていく。
反応が悪ければ引っ込めて出なおし。
会話になるようなら、たわいもない会話からスタートしていく。
サポートする人の「良かれと思う言動」は
却って本人を苦しめる。
エネルギーがたまるのを「待つ」
さりげない「声かけ」

これが回り道のようで近道。

       

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うつ病と言われたり、
ひきこもり状態にある人、
いわゆるニートと呼ばれる人
そういう人は多いと思う。

そういう人や家族に出会って、
話を聞いていくうちに
「そうか、こうすれば この人はうまくいく!」
って思える事もある。

現代の医薬だけでは
うまくいかないケースや
却って弊害になるケースに遭遇することもある。

十人十色、
人それぞれ対応が違うが、
言える事は
本人も家族も
現状を良しとしない気持ちで
一生懸命取り組む事が
いい結果につながる。
もちろん、本人は、しばらく「休憩」モードにならないと
いけない事もある。
そんな時は、
家族の考え方、対応の仕方が大切。

是非、脱出していただきたい。

       

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