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脳内に不純なたんぱく質が蓄積し、記憶を司る海馬が萎縮することで発症する「認知症」。ショッキングなことに、こうした脳の変性は、20年前から始まるという報告もあり、予防が何よりも不可欠です。

長い歴史をもち、自然界の草根木皮を用いた漢方薬は認知症の治療・予防にも効果的です。

記憶障害に加えて、怒りっぽい人には「抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)」、不安が強い人には「帰脾湯(きひとう)」「柏子養心丹(はくしようしんたん)」、恐怖感やイライラがある人には「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」と、その人の証(体質)に合わせて適切な処方を行います。また、冷えやすく不眠や恐怖感がある人には「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」、多発性脳梗塞認知症には「補陽還五湯(ほようかんごとう)」「血府逐瘀湯(けっぷちくおうとう)」などが有効です。

しかし、服用すること自体を忘れたり、被害妄想を伴う場合は服用を拒絶するなど治療が困難なケースも多いといいます。まずは認知症にならないよう、バランスの良い食事や適度な運動、良質な睡眠を心掛けることが大切です。また、血流を良くする「田三七人参(でんさんしちにんじん)」「大蒜製剤(たいさんせいざい)」や「瓊玉膏(けいぎょくこう)」「ノビレチン高含有陳皮」で予防に努め、健康寿命を延ばしましょう。

 

統合失調症で悩む23歳の男性は店内に入るなり、「ここに盗聴器は置いてないでしょうね」と小声で聞いてきました。就職活動で緊張が続き、そして毎日が反省の連続だったそうです。入社3カ月で増々ひどくなり、退社に至りました。不安が強く、人のささやく声が自分の悪口に聞こえます。食欲もなくなり、食べてもおいしくありません。寒気と吐き気があり、強迫観念が常に付きまといます。移動が怖く、咳払いが聞こえてきて、緊張感は募るばかりです。夏は扇風機が回る音でイライラし、落ち着かなくなり、その反面さみしさも強くなってきます。

そこで脾を健やかにし、心(しん)を養う「帰脾湯(きひとう)」に、氣をめぐらし緊張をほぐすために「厚朴(こうぼく)」と「蘇葉(そよう)」を加えて服用してもらいました。

3カ月後には、病院の薬が8種類から2種類にまで減り、現在は症状に合わせて調合を変えて服用中です。

 

足腰が弱ってきた、疲れが取れない、冷え症…。

これらは、40代から徐々に聞かれる代表的なお悩みです。加齢や体力低下に伴い、「抵抗力」が低下したために表れてきます。抵抗力を強化するには、「睡眠、栄養のある食事、ウォーキング等の運動」が必要ですが、この3つをバランスよく行うのは各々の事情で実践できる人は少ないのです。

そこで、抵抗力を高め、病気やケガに負けない体力を作る「滋養強壮剤」がおススメです。私たちの身体は風邪をひいても、膝小僧をすりむいても、「自然治癒力」で病気を追い出し、傷を癒します。しかし、この力には個人差があります。病気やケガの方は回復力を高めるために、病後の方は再発や合併症を防ぐために、また、万一のケガや病気に負けないために、日頃から基礎体力の維持、強化が必要です。

 

24歳の青年は、中・高時代にニキビができた経験は、ほとんどありませんでした。
しかし、大学時代から夜更かしや暴飲暴食などがたたり、ニキビが出始めました。
就職が決まり睡眠時間が減ると、さらに赤いニキビ増え、顎の両側は地腫れしました。
就職と同時に、2年前から皮膚科に通いましたが、効果が見られず、別の皮膚科や漢方薬局を3軒も梯子して、当薬局が4軒目とのことでした。 

色白ですが、暑がりで冷房を好み、大便は細切れで3回目に行く時は軟らかくなります。
相談中もすぐに顔が赤くなり、水分はペットボトル3本位飲むといいます。
不摂生の改善に「双和湯(そうわとう)」を、表証の改善に「十味排毒湯(じゅうみはいどくとう)」を服用して頂きました。
一カ月後、「漢方がこんなに効くとは思わなかった。もっと肌がきれいになる薬はないか」と現在は「瓊玉膏(けいぎょくこう)」と顆粒の漢方薬を合わせて服用中です。

40代から尿酸値8と、高い数値だった68歳の男性は、医師の努力で5.2まで下がりましたが、年に一度は痛風発作で痛みに苦しんでいました。2年前から発作は頻繁になり、2カ月のペースで発作が襲ってきます。右足の内くるぶしを中心にアキレス腱の内側、親指の付け根まで赤く腫れて熱を持ち、歩くとズキッと痛みます。突然、気が遠のくような痛みが襲ってきて、歯の痛みを1とすると、30倍位の痛みだそうです。

そこで、患部の熱を取る清熱剤の「黄柏(おうばく)」と、患部の水を引かせる「蒼朮(そうじゅつ)」を合わせて1週間分処方すると、次の来店時にはすっかり改善していました。また、発作を起こさぬよう於血と熱を取り去り、自然界の「湿邪」や「風邪」の影響を受けにくくする「疎経活血湯(そけいかっけつとう)」に蒼朮と黄柏を加えて服用してもらいました。それから1年、腫れも発作もなく、山歩きを楽しんでいます。

 


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