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牛黄清心丸をご存知でしょうか?
直径1.5cm位の丸い球に金箔が張ってあり、さらにそれをプラスティックで1個ずつ包装してあっていかにも高級そうな漢方薬です。
牛黄は、「閉塞した九竅(きゅうきょう)を開き、邪を取り除き、気・血・水の巡りを復活させる」という作用があります。九竅とは、2つの目・2つの耳・2つの鼻・1つの口・1つの尿道・1つの肛門と9つの穴が詰まって閉塞している状態を開いて巡りをよくする効果が強いことを意味します。牛黄を含んだ丸剤を牛黄清心丸・牛黄清心元(「元」←これも丸という意味)と言います。牛黄清心丸については、いろんな薬局さんが説明されています。ちょっと、面白いお話を・・・:D
牛黄は、かなり昔から、貴重なものとして使われていました。古都では、牛黄にまつわるいろんな話があります。:)
牛黄を墨汁に溶かし其の墨で書いたものを、牛王札と言い、牛王札の裏を起請文(神仏の誓いを立てて自分の行為・言動に偽りのない旨を記したもの、神仏に誓って相互に取り交わす固い約束文書)に使用されました。また、邪を取り除くことから、魔除けのお札としても使われています。
また昔は、牛黄清心丸を、「抜苦清心丸」と言っていました。「苦」「抜いて」くれ「心」が「清らか」になる丸剤。
この「抜苦」は、仏教の「抜苦与楽(ばっくよらく)」からきていると言われています。牛黄が九竅を開竅をするところから、「苦」を「取り除く」と言う意味も加わっているという説や、牛黄の九竅を開いた時の全身が楽になる状態が「抜苦与楽」の状態に似ているからと言う説があります。
「抜苦与楽」とは、仏や菩薩が衆生の苦しみを抜いて福楽を与えることを言います。抜苦(苦を抜く)とは、「悲」をあらわし、与楽(楽を与える)とは、「慈」をあらわす。(ただし、慈・悲を反対に配当する見解もある。)苦とは、四苦八苦の苦で、人間のあらゆる苦しみのことを言います。
「四苦」は、「生老病死」逃れられない必然的な苦しみ。
「八苦」は、四苦に「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五陰盛苦」の四つを加えたものです。
「愛別離苦」は、愛する人と別れる苦しみ。「怨憎会苦」は、怨み憎む人と出会う苦しみ。「求不得苦」は、求めるものが得られない苦しみ。「五陰盛苦」は、存在を構成する物質的・精神的五つの要素(色・受・想・行・識)に執着する苦しみ。
私も、牛黄清心丸を使った時は、「抜苦与楽」の感覚を実感します。ハート
ほのか薬局では、3種類の牛黄清心丸を用意し、使用目的に合わせておすすめしています。あらゆる苦しみが多い現代、「抜苦清心丸」が必要なのでは・・・;-)

満月の日は、交通事故が多いと聞いたことはありませんか?
月の引力は、潮の満ち引きをもたらし波の動きを作っています。その波の回数が心拍数や呼吸回数・平均体温にも関連しています。
皮膚のターンオーバーは、月の周期と同じ28日。大潮の満潮期のお産は安産であるとか、月経周期などホルモンの月内変動は、月や太陽の影響を大きく受けています。
近代科学の発展により、何千年もの間、祖先の鋭い洞察力と知識欲による経験に根ざしたそれまでの知識を、ほとんど迷信の領域に追いやってしまいました。近代科学は、機械を発展させ便利になりました。機械の故障は、その壊れた部分を修理すれば元に戻ります。
あたかも人間の身体も生物もその部分を取り除けば修理できたように思えます。人間は、進化によって各部位が機械のように結び付けられたものではありません。また、人間だけが一つの組織として独立しているのではありません。私たちの身体は、私たちを取り巻く自然や宇宙といった全てのものと密接につながっています。
そして、人生において何らかのバランスが崩れた時に病気になるのです。もしも月がなかったら、今の生物生活環境は大きく変わっていることでしょう。今、明かされている科学的事実を知らない古代の人々は月に畏敬の念を抱き、月とともにある生活を実践していました。月の満ち欠けは、1か月、2・3日で理解しようと焦らず、気長に月生活を楽しみながら、時に自分と向き合っていくことが、自分と月の関係を明確にしてくれるよい方法です。
そうやって磨かれた体性感覚は、身体や心の不調をいち早くキャッチし、自分自身の身体を大切に扱う姿勢をはぐくむのではないでしょうか?それが、本来の自然療法というものにつながっていくのかもしれません。。。
今日(11月14日)は、上弦の月です。これから満月になっていく月は、身体がいろんなものを吸収してエネルギーを蓄えるほか、「保護」と「休養」を促します。あらゆる欠乏は、この時期には、治しやすくなります。漢方薬の効き目もこれから7日間は、効果絶大です!
私は、フィッツのアクアシリーズの美容液をこの時期に使います。15日間の使用でよみがえる素肌ならば、この時期に使うしかないでしょ!また、美容液に入っている「パルマローザ油」「ローズウット油」は、ストレスホルモンを調節してくれリラックスできるそうです。:)ちょうど、上弦の月は、「保護」と「休養」にぴったり;-)さぁ~今日からプルプルお肌に変身ヨハート

月の満ち欠けと身体の関係は、ほのか薬局養生訓H22年9月リンク をご覧ください。

乾燥の影響を最も受けやすいのは、喉や鼻、気管支などの呼吸器系ですが、お肌の乾燥も気になりますね(++!)
秋から冬の乾燥期の呼吸器系の病気や肌荒れには、東洋医学で言うところの「肺燥:はいそう」によるものと考えます。健康な人の肺は、陰液(血液・体液)によって潤され、呼吸や防衛の働きを果たしています。乾燥した気候によって肺の陰液が不足してくると、から咳、喉の渇き、声のかすれ、ほてり、皮膚の乾燥といった、肺燥特有の症状が現れます。:o
 もしそのような症状が出た場合の治療は、肺を潤して喉や気管支の炎症を鎮める作用をもった麦門冬湯(ばくもんどうとう)や、養陰清肺湯(よういんせいはいとう)という漢方薬を使います。他にも東洋医学には、肺を潤す漢方薬はたくさんあります。西洋医学では、「ムコダイン」などの気道粘膜潤滑剤を使います。これも、気道を潤す作用を利用したものです。
食べ物としては、喉、気管支、肺などの呼吸器系を潤し、咳を止める効果を持つナシやユリ根、レンコン等をすすんで摂るのが、秋の乾燥期の養生法となります。ちょうど、それらの果実、根菜などが旬の時期になりますね。

また、東洋医学では、呼吸は「肺」だけの役割ではなく、「腎」も関係すると考えます。
外からの新鮮な空気を吸い込む「気」は、肺が司り全身にめぐらせます。「腎」は、「納気」と言って吸い込んだ「気」を全身の臓腑に納める役割をします。東洋医学では、「腎」は、生命線と言われ、「腎」が「虚」す事は、老化を早める事になります。「腎」の陰(血・水)は全身の栄養源、陽(気)は「命の炎」と言われます。「腎」の気は、生まれた時に決まっていて、年々引き算されて、ゼロになった時が「死」となる。と言うのが人間の一生です。(特別の事故が無い限り)つまり、「腎」の気を上手に保つ事が、老化防止になります。実際に、腎の状態は髪に現れ、腎が虚してくると、抜け毛や白髪が増えるし、新陳代謝が落ちて肌の弾力が無くなり、シミやシワが現れます。
美人の条件が、若々しく美しい肌を保っている;-)と言う事であるなら、「肺」と「腎」を健康に保っておく事が必要です。四季に当てはめると、「肺」は秋、「腎」は冬。乾燥の時期の秋と冬の潤いを保つ事は、呼吸器の病気を防ぐだけでなく、潤いのある美肌作りの役目も、便秘の解消にもなるです。その養生法ができると、永年の若さと美肌を保つ事が出来ます。:)
この「肺」と「腎」を健康に保つ効果が高いのが、「瓊玉膏」です。
今年の乾燥は、いつもより例年より強いと思います。
特に「瓊玉膏」の効果を実感できるのではないでしょうか?

秋に取れる果実は、「肺」を潤し補うものが多く、乾燥が進み、熱を帯びた肺の熱を取り去る効果があります。粘膜を潤し保護して丈夫にする効果があるため、鼻や喉の乾燥を防いで働きを高め、病原菌の侵入を防ぎます。この時季にとれる食べ物は、その時季に身体の必要とする養分を十分に備え、その時季に起こりやすい症状を防ぐ働きを持っているのです。

梨 (寒性・潤・降・肺と胃)
 「梨は百薬の長」と呼ばれ、お隣の韓国でも梨を1年中保存し、料理やお菓子の甘味に使用します。梨は喉や肺を潤し、声がれや咳を止める効果があります。また、カリウムが豊富で利尿作用もあります。

リンゴ (平・潤・降・五臓六腑)
リンゴは身体に養分を補い、陰陽のバランスのとれた果物です。さらにリンゴの有効成分は、加熱に強く、様々な調理法があります。リンゴは陰虚にとても良い果物ですが、リンゴを毎日2個食べ続けると、リンゴ酸などの刺激によって胃腸の粘膜を傷つける恐れがあるので控えめにしてください。リンゴといえば整腸作用ですが消化不良の下痢や便秘のどちらにも効果があります。

柿 (寒性・潤・収・降・心と肺と大腸)
「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざは「柿が色づく頃は気候がよく収穫したものを食べて、病人が少なくなるので医者が困る」という意味ですが、中医学的には滋陰効果が強く、熱を収め、喉の渇きを解消してくれ、肺を潤し、痰を少なくします。(肺が熱を持ち乾燥して咳が出るのを止めてくれる。)津液を生み出し、胃の津液が不足しムカムカしたり口が乾くのを防ぐ。生の柿は消化の良いものではなく胃腸を冷やすので、どの体質の方も食べすぎはよくありません。

詳しい内容と薬膳レシピは、ほのか薬局養生訓22年10月リンク  をご覧ください!


今年の秋はいつもよりかなり乾燥しています。その時の食材として最も優れているものに「きくらげ」があります。中華料理に多く使われる食材です。味は淡白でほとんどなく、特徴はその歯ざわりです。
きくらげに含まれる膠質によるものですが、これが海のクラゲに似ているので「きくらげ」と言われるようになりました。きくらげには、白と黒がありますが、それぞれに素晴らしい薬効があり、主に黒きくらげは料理に、白きくらげはデザートに使われます。年をとっても美肌を保った西太后も白きくらげのシロップ煮が好物だったようです。最近「きくらげ」の栄養価に注目され、国産のきくらげが販売されています。中には「生きくらげ」もありますが、生のきくらげの中には、皮膚の痒みや腫れ・痛みを引き起こすポルフィリン化合物が含まれています。しっかりと干すとその毒性はのぞかれますので、生きくらげは食べないようにして下さい。
薬膳では、黒きくらげは「黒木耳」白きくらげは「銀耳」と書くように、昔は、黒より白のほうが希少価値があったようです。今では、栽培されているので手に入りやすいのですが、なかなか白きくらげは、売られていません。きくらげには、豊富なビタミン・ミネラル・17種類のアミノ酸に富んでいます。特に、カルシウムの含有量は特に多く、きのこの中では一番。天然型ビタミンも多く含み、成分の中に合成ビタミン(サプリメント)を破壊するものも含まれますので、きくらげを良く摂っている期間は、サプリメントは必要ありません。
きくらげは、白も黒も共に潤い作用を持ち、黒きくらげは「肺」の機能を助け、白きくらげは「肌」を潤す作用が高く、美肌作り・老化防止に利用されます。また、キクラゲの有効成分は人体の免疫能力を増強し、白血球の殺菌作用を活発にし、骨髄の造血機能を高めることが分かりました。高血圧や動脈硬化、貧血、免疫力低下による病気などの他、抗癌剤の補助治療にも良く使われています。

白きくらげの薬膳レシピは、ほのか薬局養生訓22年2月リンク22年9月リンク  をご覧ください!

瓊玉膏(けいぎょくこう)も、潤いを与える効果は抜群です!!

また、10月に発売されたPHTY’Sのアクアシリーズの美容液「イドラタント セラム」を一緒に使うとダブルの効果!
使ってみましたけど、本当に すご~く プルプルお肌になりますよハート


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