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よく「老化は脚からくる」と言われますが、貴方の脚力は大丈夫でしょうか?
 生きることは「食べる」と「眠る」、そして「歩く」です。歩くという運動は有酸素運動の一種で、酸素消費とともにしばしば体内の脂肪が燃焼されます。同時に基礎代謝の上昇にも効果があります。一般に成人男性では1日あたり9000歩歩くことにより、継続的に基礎代謝を向上させる効果を得るとされています。実際には、基礎代謝の向上の裏側で細胞内小器官のミトコンドリアの数が増えています。ですから、歩くということはミトコンドリアの数を増やすという事につながるわけです。ミトコンドリアが増加すると糖や脂質の代謝がますますアップしますから、より疲れにくくなるとともに、糖尿病や内臓脂肪の予防にも一定の効果があると考えられます。
 またいくつになっても自分の足でしっかりと歩くという事は、脳の健康の為にも大切です。歩くと脳の血流量が増えるとともに、大脳の運動野や筋肉の動きを調整する小脳などが活発に働きます。また、歩くと視覚や聴覚なども刺激されるので、それらに関係する後頭葉や側頭葉などの働きも活発になります。また脳の活性が向上することにより、各種ホルモンの分泌が正常化されるという効果も得られます。

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 朝、夕が肌寒く感じる時期になりましたね。
気候もよくなり、ついつい食べすぎてしまう方も多いのでは
ないでしょうか?そんな時、口内炎ができてしまう事は多くないですか?
今日は口内炎についてお話します。
口内炎とは、文字通り「炎」が入っていることから分かるように、火熱です。
赤く腫れる=火熱による熱玉
口内炎は胃腸に余分な熱玉がこもっている状態です。では、どのようにして
熱玉が溜まってしまったのでしょう?大きく分けて3つあります。

①油物や甘いものなど食べすぎによる食滞
②ストレスなどで気滞により胃腸に影響
③陰の不足による陰火内生

 食べすぎによる口内炎には黄連解毒湯や半夏寫心湯などを使います。
ストレスによる気滞の口内炎には黄連解毒湯や加味逍遥散などを使います。
陰の不足による口内炎には知柏地黄丸などです。

 とはいいましても、一番良いのは、胃腸を休めてあげることです。
何か物を食べているだけで胃腸は働き続けないといけないので、一度胃腸を
しっかり休めてあげなければなりません。口内炎が出てきたと思ったら
数日間、いつもの食事を野菜スープやお粥、うどんなど消化の良いものに
変えてみると良いですね。
ちなみに、ニンニクや唐辛子、辛い香辛料などは、胃腸に刺激を与えてしまって
また口内炎を作る原因になるので控えてください。

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 医食同源とは、バランスの良い食事が病気を未然に防いだり病気の治療に役立つということを指しています。漢方薬とは、主に植物の根や茎などを煮出したもの。あるいは、その煎じ液を乾燥させたもの。言い方を変えれば、野菜スープのようなものと言っても差し支えありません。つまり、薬といえど普段の食事の延長線上にあるので、より身近な存在であることがわかります。
 例えば、桂枝湯というお薬は、桂枝・甘草・大棗・生姜・芍薬の5種類の生薬からなります。桂枝は、香辛料のシナモンやニッキに近い植物。甘草は、甘味料として。大棗はナツメとして。生姜はショウガ。芍薬は食用にはなりませんが誰もが知っている身近な植物。
 このように、全てが全てではありませんが馴染みの深い植物が元になっているのが漢方薬なのです。皆様の健康の一端を漢方薬が担います様にサポートさせていただきます。

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 占いの世界では、今年の猛暑は火運太過によるものと言われています。火運太過という表現も占いの世界での表現です。簡単に言えば、火の性質を持ったエネルギー(火運)が甚だ強い(太過)ということを言っています。この占い(四柱推命など)の考えの中心には必ず太陽の活動があります。つまり、『太陽の様子を見ると、今年は○○の傾向があります。だから□□の運気が上昇しますよ。けれど△△の運気の方は注意が必要です。』というのが占いの世界です。
 東洋医学は、この占いの『運気』が人体の『気』にどう影響するのか、という点に端を発して体系づけているものだと考えられます。運気という言葉も、世界に満ちる運と人体を流れる気を結びつける表現だと言えますから。ただ自然界の大きな運気の流れは人の力ではどうすることもできません。それにあわせた生活、養生を心掛けるしかないです。幸いなことに東洋医学や中医学には、その為の知恵が長い年月をかけて豊富に蓄えられています。
 ここからが本題です。この火運太過という傾向、人体にどのような影響を与えるのでしょうか。強すぎる火の気は心臓の働きに悪影響を与え、弱らせます。(夏が暑い季節に心筋梗塞を起こす方が多いのはこの点によるものです。)また強すぎる火の気は秋も脅かします。 本来、秋は金の気が満ちるはずですが、そこに火の気が入ると火は金に打ち勝つので(火は金を克す)、結果的には金の気が弱まってしまいます。すると本来、金の気によって養われるはずの肺の機能が正常には働かなくなります。つまり『肺力』が養生されない。秋には肺が嫌う乾燥も降りかかりますから、肺にとっては耐えられるものではありません。
 

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 東洋医学では秋は肺の季節=肺の養生に努めるべき、肺を強くして病気を呼び込まないように心がけるべき季節だと考えられています。この『肺』と呼ぶものには、呼吸をつかさどる肺以外に、鼻・咽などの呼吸器官や皮膚、体毛などが含まれます。秋になると咳が止まらない方、咽風邪にかかる方、皮膚トラブルが出やすい方は総じて、この『肺』の機能が弱まっている、衰えているといった状態にあると考えられます。
 東洋医学でいう『肺』には呼吸作用に加えて、全身(特に表面)にエネルギーや水分を拡散させる作用があります。この肺の機能が衰えると、体の表面にエネルギー(衛気といいます。外界から病気の原因である邪が進入するのを防ぐ働きがあります)を満たすことができなくなり、例えるなら外邪に対して『無防備』の状態に陥ります。また、水分(津液)の拡散にも不調がでるため、潤いが失われたり、逆に水分過多(痰飲)になったりします。これが東洋医学で考えられる鼻や咽、皮膚のトラブルの正体と呼べるものですね。
 


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