
薬用人参は代謝を良好な状態に調節することから
人参エキスが配合された基礎化粧品もあります。
詳しくは今日の一言(7月18日)をお読み下さい。
本文中でも述べているように、薬用人参(御種人参)には
代謝水を増やす事で肌に潤いを生むという作用があります。
この作用を漢方では『生津止渇』といいます。
水分に関わる部分の代謝を調節する。
肌に関していえば潤いを改善するということ。
体内の水分のアンバランスを是正したり、
また、肌のターンオーバーを適正にもっていく。
ですから治療というよりはむしろ
健やかに戻して保つ作用といえますね。
ちなみに、肌は内から外に向かって代謝が進みます。
ですから化粧品で外から保湿、内服薬で内から水を補うことで
より効果的なスキンケアができます。
保湿は、今以上に肌の水分が失われないようにする事です。
ですから、もともとの肌に水分がない状態では、本来の効果は得られにくい。
保温も同様で、今以上に体温が失われないようにする事です。
ですから、もともとの体温が低い状態では、体はなかなか温まりません。
温まるためではなくて、冷めない為に行うものですから。
つまりは
これ以上悪くならないように・・=予防と
今の状態からより良くするために・・=治療との違い。
肌の潤いについても同じことが言えますよ。