• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

余分な水分が蓄えられる=痰湿によって、カラダには水分代謝に関わるさまざまな症状、兆候が現れます。中には当人が自覚はないが、実は痰湿に由来する症状、というのも少なくありません。例えば、鼻水や痰の分泌が増えることは感覚的にわかりますが、それが目やに、おりものに変わると、意外と気づきにくい。「水は清流であれ」と称されるように、水気は一箇所に停滞することで濁り、汚れていく性質があります。その際【きわ】が痰や目やに、べとつく汗、おりものなどです。もちろん、それら全てに体内の余分な水分貯留が関係しているとは言えませんが、梅雨の時期に重なるならば、疑ってかかるべきでしょう。

そして舌。意外と知られていませんが、舌は筋肉の一部です。ですから舌の観察=舌診によって、筋肉やそれを取り巻く気血水の概略がわかるとされています。舌は色や形、舌全体にうっすらとついた苔【こけ】=舌苔【ぜったい】などから診断されます。そして舌の形が大きく腫れぼったくなっていたり、舌の周辺に歯のあとがつきやすいと痰湿=水分貯留の兆候として判別されます。また舌苔の厚さは水分代謝をつかさどる脾胃の状態を反映するため、水分代謝の停滞から痰湿に結びつけて考え、総合的に判断する材料として用いられます。

img_logo




漢方の世界において、甘味は脾胃の調和や滋養強壮に不可欠な味として知られています。味にはそれぞれ三用、即ち三通りの活用法があり、甘味ではそれぞれ甘補脾・甘益肝・甘助心と表現されます。即ち甘味は脾・胃の働きを補い、肝・胆の働きを益し、心・小腸の働きを助ける。甘味の作用は総じて「緩」-即ち、緩めたり、柔らかくすること。リラックスするときに甘味が良いとされるのはこの辺りが由来しているでしょう。

しかし一方で過ぎた甘味の摂取は、一転して弛緩状態を引き起こします。自制がきかずに、力が入らない状態。脾胃で申せば腹筋に力がなく、臓器が下垂に近い状態に陥いることもしばしば。特に人工の甘味は、その作用が極めて強いとされており、夏場の摂取には特段の注意が必要です。一方で甘味は水分を誘うことも経験的に知られています。度を超えた摂取は、詰まるところ体内に水分を溜め込むことになるとともに、甘味を口にした後は水ものが欲しくなるのが常でしょう。普段から甘いものをよく口にする方は、ぜひこの点に留意して、味を見つめ直してはいかがでしょうか。甘味を半分にするー飲料であれば水割りにするというのも有効な手段といえるでしょう。

梅雨対策、湿気対策に良いお薬があります。ぜひ一度ご相談ください。

img_logo




長夏、盛夏を特段のトラブルなく乗り切るためのポイント-即ち、いかに余分な湿気・水分を溜め込まないかという点について、次の方法が考えられます。

① 過剰な水分摂取を控える
② 水はけを改善する
③ 環境を整える

暑気が高まる季節には発汗で体液が失われやすく、水分の摂取も旺盛になりがち。ですが、過剰な摂取はカラダの水はけを悪くすることも忘れてはいけません。水分摂取は適量に、目安はやはり2?程度で。それ以上の摂取は胃液を薄めてその機能が衰えやすくなるとともに、食欲不振や下痢が生じる原因となります。

暑い季節の水分摂取-多くの方はこの服水に涼を求めますが、これは「熱を清める」というよりもむしろ「冷やす」という印象が強いでしょう。即ち、二つは一見同じように思われがちですが、熱を清めるというのは過ぎた熱を制していく(プラス過剰の状態からプラスマイナスゼロにもっていくイメージ)のに対して、冷やすというのは過ぎればむしろカラダを冷やしてしまう(マイナス過剰の状態にもっていくイメージ)行いです。さらにそれに飲水を伴う場合には、体内で湿気の冷え固まり-寒湿も生じやすくなり、脾胃本来の機能はますます失調しやすくなります。

東洋医学では、食物の味や性質に「涼」を追求します。特に苦味は熱を清める味として、また辛味は体内にこもった熱を発散する味として知られています。薬味として知られるミョウガ、白ネギはその代表であり、また熱帯、亜熱帯地域で食されるトマトやゴーヤ、スイカなどにも清熱の効果があります。これらを日々の食生活で積極的に活用していきましょう。

img_logo




・むくみやすい
・汗をかきやすい
・あせも、水虫によく悩む
・じゅくじゅくとした湿疹が生じやすい

このような症状を抱える方は、体液の通り道である皮膚や肌肉に過剰な水分が停滞した状態

漢方医学では、肺は「水道を通調する臓器」として位置づけられます。水道とは水分が体内を巡る現象を指し、通調とはその巡りを適切に調整することを意味しますが、口から飲食物を介して胃にもたらされた水は、この肺の作用によって体表及び全身に配布されていきます。また肺と体表は関係が強く、発汗やの調節は肺の特徴的な作用ともいえるでしょう。

そして漢方では、この発汗をはじめとして、鼻水や唾、涎、代謝水など、分泌物に関わるトラブルは肺の働きと結びつけて考えます。 そして特に、痰が出やすくなる、汗が出ない、むくむなど、皮膚や呼吸器に関わる症状は肺の変調によるものとしてとらえます。


梅雨対策、湿気対策に良いお薬があります。ぜひ一度ご相談ください。

img_logo




・胃が重だるい
・ぽちゃぽちゃと音がする
・腹部膨満感
・下痢、軟便

梅雨の季節、特にこのような症状を抱える方は、胃腸に飲水や消化液が停滞した状態です。

梅雨から盛夏にかけて湿気の強い時期に生ずる症状はいろいろありますが、 一番に影響を受けやすいのは脾胃。 東洋医学の脾は、西洋医学の脾臓とは異なるもので、胃と共に消化をつかさどる他に、からだにエネルギー(気)や栄養(血)を供給したり、水分代謝もつかさどる臓器です。

脾は湿気(湿邪)が大の苦手で、体内に湿があると、本来の機能を発揮してくれません。脾が弱ると本来の働きであるエネルギー供給もできなくなり、疲れやすい、元気がない、身体がだるいなどの症状が現れやすくなります。また胃腸が弱まり、食欲減退や消化不良、さらには軟便、下痢などの消化器症状をおこしやすくなります。

梅雨対策、湿気対策に良いお薬があります。ぜひ一度ご相談ください。

img_logo





Copyright© 漢方 柿ノ木薬局 All Rights Reserved.