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 自律神経は、人間の体のさまざまな部分を状況に合わせて、無意識にコントロールしている神経のことです。『状況に合わせて』とは、例えば、運動しているときとそうでないとき。例えば、仕事に励んでいるときと休憩しているとき。わかりやすいのが『大勢の前でスピーチする場面』。緊張しすぎてよくのどがからからになりますよね。これも自律神経が深く関わっています。実際には、自律神経は交感神経(運動しているときや仕事に励んでいるときに活発になります)と副交感神経(休憩や休息のときに活発になります)という二種類があり、これらは拮抗しながら全身に影響を及ぼしています。
 そしてこの自律神経は、天気や気圧にも影響されるということがわかっています。晴れの日(気圧の高い日)には交感神経が、雨の日(気圧の低い日)には副交感神経が活発になります。そして今日のように低気圧が発達したときは、自律神経も副交感神経側に大きく傾き、感覚が鋭敏になります。すると、今まで感じなかったレベルの疲れや痛みも感じとってしまいます。雨の日は神経質になりやすいというのは昔から経験的にわかっていたことですが、その理由はこの自律神経にあったというわけです。
 自律神経は人の行動、天気、気圧、季節などさまざまな原因で変化するので、正常に機能しなくなる(失調する)ことももちろんあります。それを予防するにはシーソーのように自室神経をバランスをよく働かせる事が大切です。そして薬用人参には自律神経のバランスを正常化する働きがあるといわれています。(人参七効の『養心安神』。)
 続きはまた明日に…。

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 若甦は薬用人参製剤で、代表的なものに内服液があります。栄養ドリンクとしては少々高いものですが、体が弱っている時にこれを服用すると、体を内側からやさしく温めてくれて気分が落ち着き、溜まっていた疲れも取り去って調子が良くなります。また薬用人参には自律神経の乱れを調節する働きがあるので、朝のスタートがなかなかきれない方のやる気を奮い起こしたり、十分に休息時間が取れない方の休息の質を高めたりといった効果もあります。
 薬用人参は生薬の世界では上薬として重用されています。上薬というのは、長期にわたって摂取し続けてもまったく問題がない、それどころか摂取し続けることでさまざまな効果・効能が見込める生薬のことです。言い換えれば、日々の健康維持のため、不老長寿のため、あるいは症状再発の防止のために、日々積極的に摂取することが望まれるものです。多くの医薬品を『病気を治すもの』と捉えるなら、薬用人参は『病気にならない体をつくるもの』です。
 年齢を重ねるとともに体の元気は失われやすく、元気の足りない体はさまざまな病気に陥ります。『若甦=若さが甦える』とは、年齢を重ねても元気を失わず、いつまでも病気にもなりにくい体を保つことだと思います。

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疲れに対する認識はいろいろありますが、これに尽きると思います。

疲れ=『病気の手前で体が発するSOS』

 『夕方になると体がだるい』や『今日は疲れた』と口にするように、疲れというものは体に溜まります。けれど疲れは感覚的なものです。実際の体内では体の各部に酸素やエネルギーをきちんと送れていなかったり、関節に疲労物質(例えば乳酸)が溜まっている場合が多いです。これらは全て血液の流れによって体内を巡るので、言いかえれば体が疲れている状態は、体内の血液の流れが極端に悪化している状態です。また血液は体温も伝達する働きがありますので、血液の流れが悪くなれば、その部分の体温も低くなってしまいます。疲れの症状の一つである肩のこりは、血流が不足して、その部分の温度が下がり始めているサインと言えます。
 体に蓄積された疲労は、病気の一因になります。そうならない為には、疲労をためない、疲れてもすぐに回復する体作りが必要です。疲れ=血流の悪化と考えるなら、体を動かして血液の流れを良くする、体を動かして熱を生じさせる事が、疲れを体にためない一番の方法です。

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 オードムーゲというふき取りで使う化粧品があります。
ふき取りというのは、例えば
①皮膚病薬を用いる前に肌の汚れをとる
②にきびでお悩みの方の予防に
③男性の髭剃り後に
④発毛、育毛剤の使用前に
⑤赤ちゃんのおむつ交換の時に、おむつかぶれの予防に
⑥日焼け後のほてりに
などのタイミングで使えます。基礎化粧品の使用前にもオードムーゲで一手間かけることで、その後の化粧品の効果も変わってきます。
 オードムーゲは肌トラブルの予防に幅広く利用いただけます。特に皮膚の代謝が上がる季節は肌トラブルも多いので、夏の必需品です。

そして今回オススメするのが、このオードムーゲを冷蔵庫で冷やす方法です。オードムーゲはエタノールを少量配合していますので、冷蔵庫で冷やすと清涼感が肌に本当に心地良いです。特に襟付きのシャツを着用している方(私もそうですが・・・)は首筋に熱がこもりやすいですが、冷えたオードムーゲで拭くと、すごい爽快感です。

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 人の体温は一年を通してだいたい36℃です。この36℃が保たれている理由は簡単に言えば『代謝』です。外から食べ物を取り入れて、消化・吸収、その過程で熱を発生するという仕組みも持つからです。この仕組みがない変温動物、例えば爬虫類は、外気温が低いとそれに影響されて自身の体温も低下して、まともに動けなくなります。脳みそも働かなくなります。だから俗に言う『ひなたぼっこ』をして、体温を上げる必要があります。
 ちなみに生きている限り熱は常に発生し続けます。昼夜を問わず。では発生した熱はどこにいくか。体の外に発散します。そうしないと、体に熱が溜まってしまい、オーバーヒートしてしまいます。
 
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 夏に暑いと感じる理由は、この熱の発散がうまくいかないからです。一つには、気温が高いほど熱を発散しにくくなります。熱は暑いものから冷たいものに伝わるので、体温と外気温が同じだと、熱は行き場を失くします。
 もう一つには、空気自体が温まりにくく、冷めにくいという性質を持っています。水は空気に比べて1000倍も温まりやすく、冷めやすいです。同じ33℃の大気とお湯で、大気を暑いと感じるのは、人の体から大気に熱が発散されていかないから。お湯を熱いと感じないのは、人の体から発散された熱が水にどんどん吸収されていくからです。

 いかにして熱を発散していくか。熱を発散しにくい季節≒夏だといえます。
熱を発散させやすくするためには

①自分の周囲の気温をいかに下げるか=冷房機器で空気を冷やす
②自分の周囲に発散した熱をいかに効率よく吸収させるか=肌を水分と接する(汗とか濡れタオル)

の二択になります。


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