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 本日も京都市内は朝から暑いです。夜間に放射冷却が働いているにもかかわらず・・・。私事ですが、肌の新陳代謝が良くなって皮脂も増したため、にきびがいくつかできてしまいました。ちなみに、青年期のにきびは乾燥させて治すのが通例ですが、壮年期のにきびは殺菌して治す方が、肌への負担も少なくて効果的です。

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きのうに続いて、牛黄についてですが、牛黄は一言で言えば牛の胆嚢の中に生じた結石で、胆汁酸やピリルビン系色素などが凝縮したものです。(しかしながら、牛の胆汁と牛黄の成分を比べると、まったくの別物という報告があります。)
 漢方には以形補形という考え方があり、『以肝補肝=肝をもって肝を治す』のように、牛の胆石である牛黄は人間の胆のうに高い効能があります。また漢方の教えからすれば、人の内臓にあたる五臓六腑の『胆』は『肝』と関わりが深いと言われています。
 ちなみに、西洋医学の内臓と東洋医学の五臓六腑は考え方にだいぶ違いがありまして、『肝』=肝臓とは言えません。

漢方柿ノ木薬局 宮川

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梅雨入りしたはずが、空には霞んだような薄雲が広がるばかりです。
6月で30℃の気温は平年より3℃ほど高めです。たまに気圧の谷の影響を受けて雲が広がる場合もありますが、全般的には高気圧に覆われて晴れる日が多いようです。

暑い日には冷たいのみものが喉の通りも良く、おいしくいただけます。しかし冷たいものの取りすぎは身体に負担となり、悪影響を及ぼします。

・水分から涼を取り続けると、水分代謝の悪い人は体内に湿気の邪気(湿邪)を取り込む原因となります。そうでない人も過剰な水分摂取を続けると胃酸が希薄されます。
・冷たいものを消化器官に取り込み続けることで胃腸が冷えてしまい、血流も悪くなり、本来の機能(消化や吸収)を発揮できなくなります。
・冷たいものを温めようとして、からだは余分にエネルギーを使います。

その結果、食欲も減退し、必要な栄養分が摂取できず、身体もだるくなり、いわゆる夏ばて症状に陥ります。

生薬では、からだに溜まった熱を解すのに牛黄をしばしば用います。牛黄は大変に貴重な反面、その効果は確実なものだったため、かなりひどい熱を発する場合にしか用いられなかったそうです。
また、からだに涼をとりいれるには特に夏野菜がお勧めです。夏野菜はからだの余分な夏をとり、余分な水分を尿にして体内から排出する作用があります。代表的なものにトマト、ホウレンソウ、キュウリ、スイカなどが挙げられます。

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週末の日曜日に大阪、梅田の東急ハンズへ出かけました。
最近、レザークラフトというものに凝っておりまして、その材料調達が目的です。
京都市内にも2014年出店予定だそうなので、今から楽しみです。

漢方と皮革といえば、一昔前の「漢方堂」では店頭にワニの頭部やら、マムシのアルコール漬けやらのゲテモノが飾ってありました。
子供の時分にそれを見て、「す、すごいっ」と興奮を覚えていましたね・・・。
今はワシントン条約の輸入規制(剥製から革製品から、全面的に輸入禁止!!)でなかなか難しいです。

生薬には植物由来と動物由来のものがありますが、動物由来のものは「血肉友情」、つまり親和性が高くて効能が現れやすいと言われています。
動物生薬の代表的なものは牛黄(牛の胆石)や鹿茸(雄鹿の幼角)など。
牛黄には、解熱や利胆、解毒作用、鹿茸には腎精を補い、腎陽を強める作用(腎は生命のエネルギーである精を蓄える部分で、成長や発育、生殖を司る)があります。

若甦にも滋養強壮を目的として、多数の動物生薬を配合しています。
ぜひお気軽にご相談下さい。

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湿邪によってもたらされる症状はいろいろありますが、
一番影響を受けやすいのは『脾』だと言われています。
脾は西洋医学でいう「脾臓」とは異なるもので、胃と共に消化を司る他に、
からだにエネルギー(気)や栄養(血)を供給、水分代謝も司ります。

碑は湿邪が大の苦手で、体内に湿があると、本来の機能を発揮してくれません。
脾が弱ると本来の働きであるエネルギー供給もできなくなり、疲れやすい、元気がない、身体がだるいなどの症状をきたします。そして胃腸が弱くなり、食欲がなくなり、下痢しやすいなどの消火器症状も伴います。

湿邪をからだに貯めず、発散させる方法は、まず「動かすこと」。
体内の水分代謝が悪いから湿邪が溜まりやくすくなる、だから水分代謝を上げることを実践しましょう。また湿邪はねっとりとして停滞しやすい性質をもっているので、そうさせないためにも積極的に身体を動かすのが一番です。適度に運動をしたり、お風呂でゆっくりと温まったりして、汗をかいて体内の余分な水分を追い出すのも良いです。


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湿度が高くなると、湿気による邪気=湿邪が悪さをします。

湿邪が体内にこもると、体液(津液)の運化がうまく働かず、気や血の通り道を塞ぐためにその流れも悪くなります。
具体的には大気の湿気が高いと、汗腺が覆われて汗が出にくくなったり、からだが重く関節の痛みを感じることが多いです。
また湿邪は水が下へ流れるように下部へ流れる傾向があるため、下半身の症状が多く、
むくみや消化器官の不調(食欲不振や下痢)などを引き起こします。


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