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流れる水は腐らず

絶え間なく流れる水は心配ないが、
流れの滞った水はすぐに腐ってしまうという意味。
仕事で忙しい生活よりも、何もすることがない生活の方がよっぽど不健康
ということの例えでよく用いられます。

漢方ではさしずめ、流れる気は腐らず
うまく巡らず滞った気はやがて濁って腐る。
からだを動かすことが気分転換になる。
そんな経験をお持ちの方も多いはず。
からだを動かす、しなやかにしてやることで、
しばしばからだを流れる気がうまく巡るようになる。
そうしてわだかまりが消え、心が穏やかになる。
何もせずじっとしている状態は、それだけ気が滞りやすいということ。
悶々としてくるでしょ。

柔よく剛を制す。柔はしなやかなこと。剛は固いこと。
からだはストレスがかからないときや温まったときにはしなやかですが、
反対にストレスが継続的にかかるときや冷やされたときには固くなる。
固くなれば中を流れるものは制限されてしまい、その流れは滞る。
そうしてやがてはその場所で腐ってしまう。悪さをする。むくむ。
夏の日々を一日中冷房の効いた肌寒い部屋で過ごす、
あるいはデスクワーク、立ち仕事等々。
筋肉がかちんこちんに、こり固まっていませんか?
柔よく剛を制す。柔です。柔軟とか屈伸などで筋肉をとりあえず動かして下さい。

そういえば子供の頃、夏休みこそ活動的に、アクティブにと言われていましたっけ。
国民生活に見られるように、週休2日ぐらいがちょうど良いということでしょうね。

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夏ばて、熱中症、食欲不振など夏の諸症状の相談を積極的に受け付けています。
ぜひお気軽にご相談ください。
漢方柿ノ木薬局 宮川


最近、ペットに漢方薬を飲ませる飼い主が多くなってきた
という話をよく聞きます。

西洋薬を飲ませても、症状が良くなるどころか、どんどん
ひどくなってくる。そこで、人間と同じように弁証をたてて、漢方薬を
飲ませたところ、みるみる元気になっていったそうです。
その話を聞き、犬や猫も人間と同じようなえる病気にかかるのだから
ペットに漢方を飲ませる事は、実に理にかなっていると感じました。
煎じ薬はさすがに、まずいので、なかなか飲んでくれませんが、
錠剤や粉薬なら、餌に混ぜると食べてくれる確率は高いです。
この時期だと、暑さでペットも夏ばてして、元気が無くなってきます。
そんな時、元気をつける補中益気湯や、清暑益気湯などを
飲ませてみては、いかがでしょうか。または、レバコールでもいいと思います。

もちろん、専門の漢方薬局などできちんと弁証して処方してもらうのがいいですが、
基本はペットも人間も、同じように考えます。
ただし、ペットによっては、大きさや体重が大きく違ってくるので、
漢方の量もそれに合わせて調節しなくてはなりませんが。
たまに、獣医さんで漢方を熟知されている先生もおられるので
探してみられても良いと思います。

◆夏季休業のお知らせ
  8月14日(木)から 17日(日)まで、お休み をいただきます。
  8月18日(月)より、営業 いたします。

京都市内、週明けからちょっと涼しい気配がします。
ニュースや新聞などで表示される気温は変化ありません。
ですから、私の気のせいかもしれません。
変化というのは急激には強く感じますが、緩やかだとあまり何も感じない。
喉元過ぎれば暑さ忘れる...、本来の使い方とは異なりますが、
良くも悪くも「慣れ」の影響だと思います。。
如何せん、この猛暑に慣れるには相当の忍耐が必要ですが。

夏競馬は牝馬

昨日に引き続き、今日も競馬から。
文字通り、夏に開催される競馬は牝馬が狙い目という意味。
実際に馬体を知れば、
「牝馬が夏に強く、夏競馬向きである」ことは明白だそうです。
そしてサラブレット(人間)における、牡牝(男女)の我慢強さや熱さへの耐性のキモは筋肉と体脂肪にあります。
特に体脂肪は、寒い時には熱を体外に逃がさない保温の働きするとともに、
暑い時には外熱を体内に伝わりにくくする遮温の働きをしています。


サラブレッドでも人間でも
体脂肪が多いのはやはり、牝であり女性


ですから男性に比べて体脂肪が多い女性は
体内温度の上昇がゆるやかで、外温の影響を受けにくく、
体温調節に優れているため、夏の暑さに強いということです。
ちなみに、筋肉は発熱と深い関わりがあるため、
筋肉が多い男性や牡馬は体温が早く上昇しやすくなるというデメリットをもっています。
だから冷房の設定は「強」なわけです。

アンチ体脂肪ではなくて。女性の曲線美は体脂肪から生まれるわけですから。
そして漢方は何事もバランスを重んじる世界。
筋肉と体脂肪もやはり「バランス」ですよ。

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ぜひお気軽にご相談ください。
漢方柿ノ木薬局 宮川


土用の丑の日で、朝刊に挟み込まれている広告はどれも、うなぎ一色。
蒲焼きの香ばしい匂いを嗅ぐと食欲が沸いてくる。
そういう人は食べても構わないでしょうが、
そうでない人や、むしろ食欲が減退する人は、食さなくても良いのではないでしょうか。
暑夏に向けてスタミナをつける。スタミナ=油っこいものというのは、認識として残念ながら正しくありません。
ちなみに私はうなぎの油っこさが駄目なので、毎年お断りしています。

夏は格より調子

競馬の格言ですが、これがどうして、人様にも当てはまる。
体格の良い人、俗にいう実証タイプの人は夏に強い。
そのようなイメージをもつ事が多いですが、果たしてそうでしょうか。
体格が良いから、かえって無理しがちになる可能性が高いでしょうし、
体格が良いから、体内発熱の量も多くてばてやすくなる。

体格の細い人、俗にいう虚証タイプの人は夏に弱い。
そんなことはありません。
体格の細い方が良くも悪くも体内から熱が生じにくいので、
見様ではむしろ夏向きといえます。
そういったことを背景にしつつも、一番大切なのは「日々の調子」です。
つまりは、上がり調子か。下り調子か。
ではその日々の調子をどこで判断するか。
夏にはやはり、食欲と発汗と血脈ではないでしょうか?

くれぐれもスタミナ強化を考えて、油っこいものを多食して、下り調子とならないように。

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漢方柿ノ木薬局 宮川


備えあれば憂いなし

先週末の京都。最高気温が37℃を突破したらしいですね。
うすうす予想はしていましたが、梅雨明け早々に
ここまで上昇するとは誰が考えていたか・・・。
熱帯夜も珍しくない現象となっています。
ますます私たちの体への負担度は増えるばかりです。

昼間暑く、夜半涼し」というのが長年の、私が子供の頃の夏のリズムでした。
自然界のこのリズムに合ったかたちで人体のリズムも刻まれます。
つまりは日中は陽気が満ちて活動しやすく、
夕刻や夜半は陰気が満ちて癒しやすくなる。
そうして、こころやからだの陽と陰のバランス、
自律神経のバランスが保たれていました。

ですが、ここ数年しばしば問題となる熱帯夜では、
陰気がなかなか満たされずに、慢性的な陰気不足に陥る日々が多くなる。
私たちのからだも陰をうまく滋養しにくくなる。
いつも養われる時間帯にうまく養われなくなる。
加えて、現代の不規則な生活習慣も災いするわけです。
そうして陰陽のバランスが陰気不足へと傾くことで、
ざまざまな自覚症状が現れやすくなります。

今年はたしかに熱中症になるリスクは総じて高まっています。
ですがその一方で人の努め、日々の生活習慣(養生)で
そのリスクを下げられることもたしかです。
また、最近の大気に不足しがちな陰気は
生活の質、食の質を変えることで対応していくほかありませんが、
そうして補ったものを無駄にしない為にも、不摂生は慎むべきでしょう。


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