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 夏は血液がねばねば、どろどろになりやすい季節です。これは日々の生活習慣に因るところが大きいです。
 
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一つは、血液中の水分が少なくなるから。体は気温が高くなると発汗して体温が高くなりすぎないように調節する機能がありますが、汗は血液を濾過したものに近い(血液は血漿という液体に赤血球や白血球といった固体がぷかぷかと浮いている状態です。つまり汗≒血漿)ので、体の血液は水分を失いねばねば、どろどろになってしまう場合があります。
 また一つは、冷房で汗をかく機能が低下してしまうから。汗は分泌される時に、血漿中の不要な物質も一緒に体の外に出します。汗をかくことで血液中が『きれいな状態』に保たれるわけです。けれど冷房のきいた涼しい部屋にいると汗をかかないので、血液を『きれいな状態』にする働きも働かない。こうして血液に不要な物質が溜まっていくわけです。また体が冷えた状態では血管も常に縮んだ状態になり、血をめぐらす代謝も低下して、血液の循環が悪くなります。
 ちなみに、汗をかく習慣がついている人の汗はさらっとしています。ほとんど水です。体からミネラルが失われていないので、こういう方の水分補給はスポーツドリンクを薄めたもの。逆に汗をかく習慣が少ない人の汗は、さらさらではなくべたっとしています。汗腺が鍛えられていない証拠です。汗の中に大切なミネラルが溶け出している状態です。そういう人は濃いスポーツドリンクで失われたミネラルの補給をしないと、熱中症になります。

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先週末の日曜日は、漢方と皮膚に関する基礎セミナーに参加してきました。
そこでセミナー講師の方の一人が、
『私は講演三回目なのですが、まだ緊張が抜けません。なのできょうは若甦の参甘黄を飲んで臨みます。』

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 緊張は誰でも一度は経験したことがあるはずです。動悸が激しくなったり、手のひらに汗が出たり、胃の調子がなんだか悪くなったり・・・。体の反応は、深呼吸をするなどしてある程度は緩和できるでしょうが、おおもとの部分は自律神経によって操作されています。文字通り『自律』してる神経です。ちなみに緊張で胃の調子がおかしくなるのは胃の血流悪化に因ります。

 自律神経に因るので意識してどうこうできるものではありませんが、あまりに過ぎた緊張は体への負担も大きい。ですから講師の方は、参甘黄を服用して緊張を適正なところに落ち着かせたわけです。
若甦の参甘黄は自律神経を適正な状態にもっていく、張り詰めた状態をリラックスした状態にもっていく生薬製剤です。自律神経によって緊張したり、リラックスしたりすること自体は病気ではないので、『治す』というよりも『治める』というイメージが正しいかと思います。

漢方柿ノ木薬局 宮川

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汗止めの化粧品、オドレミン
今年は近所の京大生の間で、くちコミによって人気が広がっているようです。6月中も本店へは学生さんがよく買いにくるとの事。

オドレミンは止まらない汗を何とかしたい方、脇の臭いが気になる方にオススメする医薬部外品です。
有効成分が汗腺(汗の出る小さい孔)を引き締めます。「水道の蛇口をキュッと捻る」がイメージとしてわかりやすいです。また無臭の液体で、他の化粧品の香りも損ないませんし、つけていることを他人に悟られることもありません。
また、有効成分の濃度が比較的高いので、2,3滴で十分に効きます。
逆に必要以上に使ってしまうと、刺激が強くて肌が赤く腫れてしまう場合もあります。

オドレミンの使い方は風呂上がりの清潔な肌に、指先で数滴つけるだけ。
あとは乾くのを待って服を着ます。(濡れたままだと、シミになる場合がありますので)

医薬部外品ですので、治療薬ではありませんが、夏場の汗のエチケットにいかがでしょうか。

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 気温が高くなると肌の新陳代謝も良くなり、肌から皮脂やら汗やらの分泌が増えます。それが刺激になったり汗腺を塞ぐなどして、にきびや肌のかゆみを引き起こします。冬に比べて夏の方が肌トラブルが多いのはそれが原因です。
 ちなみに暑い季節は皮脂の分泌が多くて肌が潤っているように見えますが、肌の水分は紫外線で徐々に失われていきます。そのまま何もせずに秋を迎えると皮脂の分泌が低下して、後に残されるのは乾燥した肌だけとなります。それを予防するには、暑い季節こそ肌の保湿が大切です。
 しかし保湿ケアをするといっても、皮脂の分泌が多い肌にいきなり水分を補給しようとしてもなかなか難しいです。皮脂が邪魔をします。だから暑い季節は特に「肌を清潔にしてからのケア」が大切になります。そういうときにはぜひ『オードムーゲ』を活用していただきたいです。オードムーゲはあらゆる肌トラブルの予防に活用できます。肌の汚れ落としはもちろん、保湿もOKですし、肌荒れ防止にも利用できます。
 
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西洋医学の肝臓と異なり、東洋医学の『肝』は蔵血(血液の貯蔵)に加えて、疎泄作用も持っています。
 蔵血作用は血を貯蔵してからだ血量を調節する働きのことで、「運動時には筋肉」、「読書時には目」というように蓄えている血を与え、その活動を栄養面から支えています。 一方で、疎泄作用は樹木の性質に例えられ肝が伸びやかであること、外に向かって伸ばし広げる作用のことをいいます。
疎泄作用は気の調節、精神状態の調節、消化機能の調節に対して働きます。

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 本日も京都市内は朝から暑いです。夜間に放射冷却が働いているにもかかわらず・・・。私事ですが、肌の新陳代謝が良くなって皮脂も増したため、にきびがいくつかできてしまいました。ちなみに、青年期のにきびは乾燥させて治すのが通例ですが、壮年期のにきびは殺菌して治す方が、肌への負担も少なくて効果的です。

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きのうに続いて、牛黄についてですが、牛黄は一言で言えば牛の胆嚢の中に生じた結石で、胆汁酸やピリルビン系色素などが凝縮したものです。(しかしながら、牛の胆汁と牛黄の成分を比べると、まったくの別物という報告があります。)
 漢方には以形補形という考え方があり、『以肝補肝=肝をもって肝を治す』のように、牛の胆石である牛黄は人間の胆のうに高い効能があります。また漢方の教えからすれば、人の内臓にあたる五臓六腑の『胆』は『肝』と関わりが深いと言われています。
 ちなみに、西洋医学の内臓と東洋医学の五臓六腑は考え方にだいぶ違いがありまして、『肝』=肝臓とは言えません。

漢方柿ノ木薬局 宮川


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