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PMSについて

女性は生理前になるとPMSと言って不快な症状が
出てくる事があります。
具体的には、イライラ、不安感、何となく落ち着かない、
頭痛、めまい、吐き気など。こういった症状が普段は出てこない
のに、生理の一週間ほど前から出てくるといった経験は1度は
あるのではないでしょうか?
これは、西洋医学的にみれば、月経直前におこる女性ホルモンの
分泌の急激な低下によるものでPMSが起こりやすくなります。
妊娠が成立しなければ、子宮内膜が不要になり、女性ホルモンの
分泌が下がるためです。
また、中医学的に見れば、気、血、水のバランスの乱れがあります。
気の異常→気滞  イライラ、落ち込み、神経過敏など
血の異常→瘀血  頭痛、肩こりなど
水の異常→水毒  めまい、立ちくらみ、吐き気など
このように、気、血、水のバランスを整えることが重要です。
また、肝機能とも深く関係しており、肝の機能が低下すると
気滞になり、気の流れの滞りが起こると全身に気が行き渡らなく
なり、イライラや乳房が張るといった症状が出てきて、気の流れが
悪いと血流も悪くなります。
このような場合には、疏肝理気、活血化瘀で治療してゆきます。
PMSは、放っておくと、酷くなることがありますので、漢方で
早いうちに改善してゆきましょう。

バラ科の植物は、薬用になることが多いとされています。
桃の種の核の桃仁、アンズの種の核の杏仁、
桜の樹皮の桜皮、カリンの果実の木瓜などがあります。
そして今、各地で咲き出している梅もまた薬用になり、生薬名を烏梅と言います。
未熟な果実を燻製あるいは蒸して乾燥させたものとされています。

ご存知の通り、梅は酸っぱい味がします。
酸っぱいと言うのは本草学では収斂する役目があるとされ、
何か漏れ出しているのを収めると言う作用があります。
例えば、小青竜湯の五味子のように発汗をコントロールする働きがあるのです。
食物の味と作用には密接な関係がありますのでまた折に触れてみたいと思います。

花粉症について その8

漢方ならではの花粉症予防、正しくは
花粉症によって引き起こされる鼻水やくしゃみなどを治める方法として
症状を抑える漢方薬を予防的に服用する以外に
衛気の補給が挙げられます。
これは体表を巡る気のことで、
外の刺激から体の内側を守るバリア機能の基盤です。

春は気温が低い状態から高くなる季節であり、、
体表の血の巡りも良くなり、汗腺なども開きやすく、
からだの内側と外側を遮るこのバリア機能が疎かになりやすくなる。
花粉はこの疎かになった部分から体の内側に入り込むと考えられます。

刺激を受けやすい方というのは
この衛気が不足したり、うまく巡らない状態だと考えられます。
また、体表の排泄作用(吸い込んだ花粉粒子を体外へ追い出す)も
この衛気の充実度に左右されます。

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生理時の正しい過ごし方

生理は女性にとって憂鬱な時期ですよね。
毎月1回生理はやってきますし、この時期をどう乗り切るか
すごく大切になってきます。

生理というのは、いわば、体を大掃除する役目をもってます。
子宮内にある使わない内膜を外へ排出していきます。
この時、血を押し出す力が弱くて、子宮内にある血液を外へ
出し切れなかったら子宮内に内膜が残ってしまい、次の新しい
内膜が作りにくくなってしまいます。
こうなると、生理痛や、血行不良がおきてしまいます。
生理時は、特にお腹や腰、足を冷やさないようにして、血行不良に
ならないように心がけることが大切です。
食べ物は、冷たいもの、生のものは極力避け、ナツメやクコの実、
黒ゴマなどを摂ると良いです。
また、夜更かしや過労も良くないので、疲れすぎないようにし、
リラックスして過ごすと良いでしょう。
漢方でも、生理時に子宮内の内膜をきれいに外へ排出してくれる
ものがあります。
生理のことで、気になることがありましたら、是非ご相談下さい。

臓腑、つまり内臓などの体の内側の冷えを漢方では裏寒と言います。
冷えによって下痢をするとか腹痛をきたすとかの
症状の経験がどなたでも1回はあると思います。
そのような時には、甘草と乾姜(生姜を蒸してから乾燥したもの)
の組み合わせが有効です。
この組み合わせの漢方薬は以外に多く、
「人参湯」、「四逆湯」、「小青竜湯」、「苓甘姜味辛夏仁湯」などがあります。
いずれも、裏寒が背景にあり
下痢や腹痛、鼻水やくしゃみを目標に使用される漢方薬です。

花粉症には「小青竜湯」をお医者さんであるいは漢方薬局で
出されることがあると思いますが、
背景に内臓系統の冷えがある。
ということは、水分や冷たい食物の摂り過ぎに注意!の裏返しであると思います。


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