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精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

一年の計は元旦にありといいます。
では一日の計はいかに?やはり寝起きにあるのではないでしょうか。
日の出にしたがう寝起きはまさしく、一日の始まりに当たります。

寝起きは、身体が休息から活動に向けて切り替わる時です。
就寝中や、起きて間もない時は体温がもっとも低い状態にあります。
身体のあらゆる部分が眠っていたのですから当然です。
逆に活発に活動するほど、体温は高まっていきます。
その中間に当たる寝起きは、身体が冷え切った状態から温まっていこうとするとき。
ですから本来は、体温や血圧が速やかに上がろうとします。
逆に、そのような働きが緩慢な人ほど、
寝起きがすっきりしないとかいつまでたっても眠いなど
訴えやすくなります。

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朝一番は一日の中で、身体が温まることをもっとも欲している時間帯。
ですから、寝起きを良くするには、身体を積極的に温める事が効果的です。
朝一番は温かいものを口にした方が良いのもその為ですし、
寝起きに熱めのシャワーを浴びるのもその一環です。
またそのような点から寝起きが良くない人は、身体を温めることに先んじて、
身体を温まりやすくする事も必要です。
温まりやすくして温めていく。効率的に身体を温める。即ち、生姜人参の出番です。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

明けまして、おめでとうございます。
漢方柿ノ木薬局は本日より営業しております。

年末から年明け、そして新年にかけて続く、会食での食事、飲酒。
豪華な料理が続くだけに、胃腸や肝臓は負担が重なりがち。
年長者から勧められるものなら、尚更です。
胃腸が、そして肝臓が、休みなく精を出して悲鳴を上げていませんか?
そんな時は、休息しつつ負担を取り除いてあげるのが一番。
飲み過ぎ、食べ過ぎに効果のある漢方薬で滋養しましょう。

また、正月は帰省や挨拶回りであまりゆっくりできず、かえって疲れてしまう方や、
その逆に、正月休みのリズムからなかなか抜け出せない方も増えています。
ゆっくりできるのは,実は子供だけ?なのかもしれません。
そういう方の多くは、正月に抱えたもの、蓄えたものが痞えている状態です。
そんな正月疲れ、また正月明けの不調に良い、痞えを取り除く漢方薬があります。

暖冬が続く今年の冬だからこそ、逆に
体調や健康の帯は締めるべきではないでしょうか。
季節の急激、かつイレギュラーな変化は、貴方を待ってくれません。
ぜひ、積極的な健康への取り組みと漢方の活用を。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

年内は12月30日まで営業しておりますが、
30日は午後からの営業となります。
31日(木)から翌年1月3日(日)までお休みを頂き、
年明けは1月4日(月)より営業致します。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

身体が温まりやすいか、それとも温まりにくいかは、
身体が素直かどうかという事に置き換えて考えることができます。
温めれば、すんなりと温まる。すなわち素直というわけです。
温めても、すんなりと温まらない。
すなわち素直ではなく、これが冷えに当たるわけです。

そしてこの「素直さ」は、健康に必要な要素の一つです。
人の身体には様々な機能があります。
身体に何らかの異常がない上で、
それらの機能が発揮されるかどうかは、この素直さにかかっています。

例えばかぜを引けば、身体はこれを追い出そう、速やかに治めようとします。
長引かせようとは決してしません。それが素直な反応です。
逆にいえば、かぜが長引いてしまうのは、身体に必要な素直さが失われているから。

なかなか治らないとか、治りが遅いと思い悩む場合、多くは薬に目を向けます。
もっとも、薬の効きの良悪は薬だけでは決まりません。
実際は、みなさんの身体が素直かどうかでも決まってくるものです。

精を出す事と精をつける事。日々の健康は之の繰り返し。

虚弱体質や肉体疲労時の栄養補給等に用いられる薬用人参
実は冷えにも適しています。
「冷えと疲れに」がスローガンの養○酒にも配合されている生薬です。
ただ、薬用人参自身には温める働きはありません。
薬用人参は温めるのではなくて、
温まりやすくする、或いはそれに類する働きを高める。

繰り返しになりますが、冷え(特に冷え症)への対処法は温める事ではありません。
たしかにきっかけとして、温めることはあります。
ただそれだけに注力すれば、後に続くのは「どれだけ」温めるかという「度合」です。
単純にいえば「二倍冷えれば、二倍温めよ」となります。
ただ現実には、今日は凄く冷えたと思いつつ、
ぐつぐつと沸騰した湯を飲み、60℃の風呂に浸かれるはずもありません。
そんな事を繰り返せば火傷するはずです。
温める「程度」を極めれば、そこには火邪が待っています。
大切なのは、いかに「効果的」に温めるかという事です。
同じ温め方で、いかに効果的に温まるか。
温まりやすいという事は、即ち温めやすく、冷えにくくなる。

そして、からだが虚弱になるほど、からだ自身の「温まろうとする力」は弱まります
薬用人参は、その弱まった働きを高める。
ですから疲れる、弱るなどして、からだが冷えやすい時、
いわば疲れ冷え、弱り冷えの場合ほど高い効果が得られます。

薬用人参の気剤としての働き、気を補うという働き、
または薬用人参製剤である若甦なども、冷えに関して言えば、
からだが「温まろうとする力」を養うところにあると言えるでしょう。


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