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①体重の増減や激しいスポーツによる無排卵

肥満やヤセが、無排卵の原因となることがあります。ボディマスインデックス(BMI)が正常範囲の方は、妊娠しやすいと考えられます。このBMIとは、体重を身長の2乗で割った値であり、20~24㎏/㎡を正常値とします。例えば、体重50㎏、身長160㎝としますと、50割る1.6割る1.6で19.5となり、ほぼ正常範囲と言えます。初潮は、ボディマスインデックスが19以上にならないと起こりにくいと言われています。

②内分泌機能の低下

視床下部の機能が低下して、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)などの分泌が不十分になり、その結果、排卵が起こりにくくなる症状です。多くは原因不明です。血液検査で血中ホルモンの値を調べることで診断されます。LHやFSHの値が低い場合には、視床下部や脳下垂体の機能低下が疑われます。

③多嚢胞卵巣症候群

無排卵症の原因として最も多いものです。慢性的な男性ホルモン過剰状態が特徴で、高アンドロゲン性慢性排卵障害とも呼ばれます。卵巣にたくさんの小嚢胞が見られます。自覚症状としては、月経周期が長くなるか、無月経となります。症状の強い例では、無排卵に加えて、肥満や、ニキビ、多毛などの男性化がみられます。多嚢胞卵巣症候群の方は、将来、糖尿病を合併しやすいと考えられています。

④卵巣の機能低下、異常

卵巣の中には、卵子のもとである原始卵胞がたくさんつまっていて、片側の卵巣に1個の卵胞が発育し、やがて卵胞が破裂し排卵が起こります。この原始卵胞が極端に少なくなり、排卵が起こりにくくなる状態を、卵巣性無排卵といいます。無排卵症の中でも最も治療の難しいタイプです。そのほかに黄体化非破裂卵胞症候群があり、卵胞が成長して排卵期が来ても、卵胞が破裂せず、排卵が起こらないままに卵胞が黄体へと変化する症状です。基礎体温は2相性となり、排卵が起こっているように見えます。超音波検査で連続して卵胞を観察することで診断されます。

⑤高プロラクチン血症

プロラクチンとは、乳汁分泌ホルモンとも言われるもので、出産すると脳下垂体から大量に分泌され、母乳が出る仕組みになっています。また大量に分泌される授乳期間中は排卵が起こらなくなります。高プロラクチン血症とは、このプロラクチンの分泌が増加する症状で、無排卵や黄体機能不全の原因となります。自覚症状として乳汁の分泌が見られる方もあります。高プロラクチン血症の原因としては、ストレス、甲状腺機能低下、多嚢胞卵巣症候群、脳下垂体のプロラクチン産生腫瘍などが考えられます。胃薬や精神安定剤などの薬剤が原因の場合もあります。

⑥甲状腺機能異常

甲状腺機能の異常には、二通りがあります。一つは甲状腺機能が亢進してホルモンの分泌が増加する甲状腺機能亢進症で、代表的なものにバセドウ病があります。もう一つは、甲状腺機能が低下して必要なホルモンの分泌が減少する甲状腺機能低下症で、代表的なものには橋本病があります。いずれも無排卵症や流産の原因となります。甲状腺機能異常を引き起こす原因としては、ストレスなどが考えられます。甲状腺機能低下症の場合は、痩せすぎが原因となることもあります。

不妊のお悩み相談して下さい。

045-718-6801

 

松山漢方相談薬局 スタッフブログリンク より引用。
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ホルモンの作用と排卵

卵子が完全に発育を遂げ排卵されるためには、視床下部や脳下垂体からのホルモンと、卵巣からのホルモンの分泌が必要となります。しかし、思春期以前はこれらのホルモンの刺激がないため、卵子は途中で成長を止め、排卵されることなく吸収されていきます。思春期になり、ホルモンの分泌が始まって成長を再開した卵子は、ホルモンの作用を受けて発育を遂げ、排卵できるようになります。

 

ホルモンの種類と働き

視床下部から分泌されるホルモンを、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)といい、下垂体から分泌される2種類のホルモンを、卵胞刺激ホルモン(FSH)と、黄体化ホルモン(LH)といいます。一方、卵巣で分泌されるホルモン卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)といいます。これらは受精卵が着床しやすいように子宮内膜のベッドを整えます。

 

卵子の数

女性の卵巣の中には、ピーク時で約800万個の卵子がつまっています。これらの卵子は、卵巣の中で冬眠していて、生涯を通じて少しずつ冬眠から目覚め、成長を開始します。卵子の数は、女性の出生時には200万個に減り、その後も加齢と共に徐々に減っていき、思春期になる頃には50万個くらいにまで減ります。通常は50歳台で卵子は枯渇し、閉経を迎えます。精子が男性の精巣(睾丸)の中で絶えず新しく作り出されるのとは対称的に、卵子は生まれ持ってきたものが減り続けるのです。

 

妊娠可能な期間

月経が始まると同時に、体温が下がり低温相に入ります。そして排卵すると、卵子を押し出した後の卵胞(黄体)から分泌されるプロゲステロンの作用で、体温が上昇し、高温相に入ります。この低温相から高温相に変わる時期に排卵が起こるわけですから、その頃が一番妊娠しやすい時期と言えます。しかし、精子は射精後、約3~7日間受精能を保ち、卵子は排卵後、約24時間受精能を保ちますから、排卵の7日前から排卵後1日位の期間が、妊娠可能な期間と言えます。排卵の期間は個人差がありますので余裕を見たほうがよいでしょう。

 

ホルモンバランスの乱れ

近年、ストレス社会や食事の欧米化、化学薬品、食品添加物、農薬などによってホルモンのバランスを崩される患者さんが多くみられます。

本来、人間には、それらから守る機能が備わっており体のバランスを正常に保とうとしています。ところが病院の薬などで病気の症状を一時的に止めることに着目し過ぎて、体質を改善するどころか悪化する傾向にもあります。

ホルモンのバランスを正常に保つ人間本来の力を高めることがとても大切だと思います。

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妊娠成立の全体の流れ

①妊娠が成立するためにはまず、卵子が卵巣から飛び出します。(排卵

②この卵子を卵管がその先端で吸い込みます。(卵捕獲

③卵管の中に取り込まれた卵子は、卵管の中を、子宮の方に向かって運搬され、やがて卵管膨大部に達します。一方で膣の中にタイミングよく射精された精子は、その一部が子宮を泳ぎ上がって、やはり卵管膨大部に達します。(射精、精子の旅

④こうして、卵管膨大部で卵子と精子が巡り合い、やがて両者が結合します。(受精

⑤こうしてできた受精卵は、卵管の中を子宮のほうに向かって運搬されつつ、分裂・増殖していきます。(受精卵の分裂と移動

⑥やがて受精卵は子宮腔に入り、子宮内膜に接着した後、子宮内膜の中に潜り込みます。(着床、妊娠の成立

このように、妊娠が成立するためには、①排卵 ②卵捕獲 ③精子の旅 ④受精 ⑤受精卵の分裂と移動 ⑥着床といった一連の現象がとどこおりなく進行する必要があります。

 

●原因不明の不妊も

言い換えれば不妊症とは、一連の現象のどこかに障害が起こっているために妊娠が起こらない状態と考えられます。

現代の科学は妊娠成立の仕組みの全てを解明しているわけではありません。これは、不妊症にも原因不明のものがあることを意味しています。約10%の患者さんは、原因を調べても特に異常がないのに、なかなか妊娠に至らない原因不明不妊と診断されています。

このような場合でも東洋医学は治療の目的となり、本来、人間が持っている妊娠する力を高める、もしくは、体に溜まった不純物を取り除く、冷えを改善するなど漢方薬や自然薬など有効だと言えます。

不妊のご相談お待ちしております。

045-718-6801

 

 

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