私と難病と言われる潰瘍性大腸炎の始まりは、今から20年前になります。当時41歳でした。
この病気は、はっきりとした原因が分からず、治療法も適切な方法がないとの事で悩んでいました。
昭和61年6月の事でした。トイレに行く度、血便が出て、はじめは痔だと思いあまり気にしませんでした。
ところが、症状はだんだん悪くなるばかりで、トマトケチャップ状の便が1日に何度も出るようになってしまいました。
腹痛で、普通の生活が出来なくなってしまい、これはただごとではないと思い、病院で検査をしてもらいました。
医師から、潰瘍性大腸炎ですと診断されました。
この病気は、すぐには治らないから、気持ちを安静にしてストレスをためない様にと言われました。
そして、何種類もの薬を処方してもらい、毎日飲み続けました。
しかし、症状はよくならず入院してしまいました。
朝から夕方まで点滴の連続です。64㌔あった体重も50㌔まで痩せ落ちてしまい、体力もなくなり、自分自身これが生命の最後と思うほどでした。
入院1ヶ月が過ぎ、少しずつ良くなり、食事も摂れる様になり、退院することができました。
そして養生しながら、仕事に復帰したのですが、病み上がりで思うように仕事ができず休んだり行ったりの日々でした。
そんな生活をしている内に、また再発してしまい、病院の薬も効かず、悩んでいる時、新聞に漢方薬で潰瘍性大腸炎が治るという記事がありました。早速電話で問い合わせたところ、漢方薬は半年以上続けないと効果がないといわれました。
また、値段も50万位と高価で驚きました。そこで、どこか近くで良心的な漢方薬局はないかと、電話帳で調べ、春日部第一薬局を見つけ、すぐに電話しました。
すると、矢野間先生が親切に相談にのってくださり、「煎じ薬」10日分を処方してくれました。
これで、少し様子を見て、またそのつど処方してあげますとの事でした。
飲み始めて、2ヶ月位経過後、血便、下痢、腹痛も治り、心身ともに楽になったのを覚えています。
あれから、十数年の月日が流れ、今はすっかり健康体になり、仕事も遊びも安心して出かけられるようになりました。
今は健康であることに感謝しています。
矢野間先生ありがとうございました。
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更新日: 2007/01/16 |
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更新日: 2007/01/12 |