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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

熱中症はなどで取り上げられているので、皆様はご存知だと思います。
しかし、どうも人事だと考えていることが多い気がします。
高齢者だけが注意する問題ではありません。
毎日、店頭に来られる方の半数近くは中等度の熱中症を体験しておられます。
ご本人は体験しながらも熱中症になっていると言うことをご理解されていません。
熱中症は身体の中に熱がたまってしまい、なかなか熱が出て行かないので、ちょうど風邪を引いて風邪の症状は消えたけど身体はだるくて胃も重く食欲も低下しているような状態に似ています。
熱中症が治りきらずに長引くと食欲不振、倦怠感が続く、身体に熱感がある、のどが渇く、咳が治りづらい、下痢をする、夜に熟睡できないなどの不快な症状が取れないと思います。
以上のような症状がご自分に思い当たる方は意外に多いかもしれません。
先日のニュースでは10月までこの暑さが続くのではないかと予想されていました。
今年の夏の暑さは今まで経験では考えられないほどの暑さですから、冷房は賢く使って、熱中症を予防しないととても10月まで身体が持たないでしょう。
冷房嫌いの方も今までの経験で判断しないで、まったく違う気候になっていると考えるべきでしょう。
残念ながら、かなりの高齢の人でもかつて経験したことが無いほどの気候です。
熱中症予防には麦茶に少量の塩をいれたものがお勧めです。何故ならミネラルも多く等分は入っていないので、ペットボトル症候群になる心配も要りません。
麦茶は皮膚を冷やす働きがあるので、飲むと身体が涼しく感じるでしょう。
ただし、気温が涼しくなったときには麦茶を毎日飲み続けるのは合わないと思います。
まだまだ暑い日が続くと思いますが、お体には十分に気をつけて健康にお過ごしください。

毎日暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしですか。
今回は体の痛みを取り上げてみたいと思います。
体の痛みと一言で言っても色々あると思いますが、私がよくご相談を受けるのは生理痛、頭痛、膝痛、腰痛などです。
このほかにも痛みはありますが、意外に原因が共通している場合が多いのです。
たとえば、生理痛と頭痛と腰痛を持った方が1種類の漢方薬(子宮と胃の冷えを改善する)を飲み続けることによって、3つの痛みが取れてしまうことがあります。
どうしてそんな都合のいいことがと思われるかもしれませんが、3つの痛みの原因が同じところから発している場合はまったく関係のなさそうなところの痛みがなくなることがあります。
東洋医学では症状の原因(たとえば、子宮と胃の冷えなど)がどこにあるのかを探し出すことが非常に重要なことです。
どこに原因があり、どのような状態になっているかを探し出せば、その後症状が改善するのは時間の問題ということです。
漢方薬を飲み始めて症状が比較的早くに改善することがありますが、下の原因が完全に解決するまでは根気よくお続けいただきたいと思います。
現代医学では痛み止めの薬は痛みが止まればやめたほうが良い場合があります。
その感覚で判断されるのでしょうか、痛みが改善するとすぐにおやめになる場合があります。
原因が治っていないとしばらくすると痛みが戻ってきます。
漢方薬の効き目が切れてきたと言うよりは痛みの原因がまだ治っていないので、再発したということになります。
痛みの原因を解決した場合は漢方薬を飲まなくなっても、再発する可能性はほとんどなくなります。
ただし、生活の中に問題があり、同じ原因をまた作ってしまえば、再発する可能性は出てきます。
そのために、痛みの原因を解決するだけでなく、日常生活の中に問題を見つけて、それを改善することで健康なからだになり、再発を防ぐことは可能です。
痛みだけが気になり、そこだけを何とかしようとしても根本的な解決にならないでしょう。生活を見直すことをお勧めします。

前回に掲載した話題リンク は皆様の大きな驚きを持って受け止められました。
スポーツドリンクはいまや水分補給の重要なものになりつつあります。
スポーツをやっているお子さんが1日に2リットル近く飲んでいることは良くあります。
高齢者の水分補給にも推奨されているという話を聞きます。
しかし、良く考えていただきたいのは熱中症に必要なのは水分と塩分少々です。
スポーツドリンクには残念ながら、飲み易くするためでしょうか、糖分が入っているものがあります。
患者さんの家族の方でスポーツドリンクを毎日1リットル飲み始めたら、1ヶ月もしないうちに血糖値が正常範囲を超えてしまった方がおられました。
もう一人の患者さんの親戚の方で、仕事中にジュースやスポーツドリンクをたくさん飲んでいて、20代の男性が糖尿病になったという話もお聞きしました。
若い人が糖尿になると大変なことになります、何故なら糖尿病は現代医学的には治りにくい病気の一つです。
全生涯に渡って糖尿病と付き合っていかなければならないし、合併症が出てくるのでその予防も考えると非常に重い負担を背負うことになります。
糖尿病は現在でも予備軍まで含めると2000万人以上いると厚生労働省が発表しています。
そして、今後どんどん増えると予想されています。
糖尿病の予防をするためには食生活を含めた生活の改善が必要です。
お酒もたくさん飲むと膵臓に負担がかかるということは意外に知られていません。
脂肪分の多い食品だけでなく、糖分の多いお菓子や飲料水も取りすぎには注意が必要です。
糖尿病の心配があり、血糖値が高目の方は漢方薬で下がった症例がありますので、ご相談ください。
漢方薬だけでなく生活全般の指導もしております。

皆様はペットボトル症候群という名前を聞いたことはありますか。
ペットボトル症候群は正式には「ソフトドリンクケトーシス」と呼ばれます。
スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性の糖尿病の症状です。
市販の清涼飲料水の多くには100グラム中10グラムから6グラムの糖分が入っています。
1日2L飲むと仮定すると120グラムから200グラムの砂糖を取ることになり、角砂糖で換算すると約30個となり、スティックシュガーだと約60本分にもなります。
したがって、毎日すごい量の砂糖を摂取していることになります。
のどがやたら乾きその上全身がだるく、良く眠くなる、尿が近く尿量が多いといった自覚症状が現れて医療機関を受診して、糖尿病であることが分かったというケースもある。
お子さんが毎日たくさんの清涼飲料水やスポーツ飲料を飲んでいるとしたら、糖尿病になる可能性が高くなるというショッキングな話です。
麦茶は皮膚を冷やす働きがありミネラルも多いので、夏の暑さをしのぐのには素晴らしい飲み物だと思います。
2007年の厚生省の国民健康・栄養調査の結果を見ると糖尿病が強く疑われる人や可能性を否定できない「糖尿病予備群」が、合わせて約2210万人と推計される。
糖尿病が疑われる人数が1997年と比べ約1.3倍に増えて、増加する勢い加速しています。
東洋医学では尿量が著しく多いのを消渇と言います。
消渇でさらに喉が渇いてすごい尿が出るのは「八味地黄丸」が良いと言われています。 
ただし、体質によって合う合わないがありますので、専門家に良くご相談になってお飲みください。


最近、マスコミでも産後うつの話題が取り上げられています。
7月28日に日本テレビの女子アナウンサーが産後うつを患っていて、自殺をされるという悲しいニュースがありました。
妊娠中に他の家族より、自分だけが熱がりになったという経験はありませんか。
この現象を東洋医学的に考えると妊娠すると赤ちゃんを育てるためにたくさんの栄養を取ろうとして、胃が熱を持ち食欲旺盛になります。
したがって、妊婦さんは体内に熱(エネルギー)を持つことになります。
妊娠中に体内にたまった熱が産後にうまく発散できなくて体内に残って、色々なトラブルを起こす可能性があります。
産後に残った熱が胃にたまれば胃が重い、過食に走る、むかつき、口臭が気になるなどです。
肝に貯まれば体がだるい、イライラする、落ち着かないなどの精神的な状態が不安定になる可能性があります。
分かりやすく言うと食欲過多は胃の芯熱のせいで、怒りっぽいのは肝の芯熱のせいです。
空腹のときにイライラするのはお腹がすくと胃が熱を持ち、それが肝に入り肝気が高ぶり怒りっぽくなるからでしょう。
完璧主義の人は自分を追い込んでどんどん産後うつが悪化する傾向がありました。もう少し気楽になれるといいですね。
赤ちゃんに母乳を飲ませるとか良く動いて汗を良くかくということ熱を発散させることができます。
悩んでいる人は真剣ですから、周りの方は良く話を聞いてあげることが大事です。
とにかくお母さんが一人で考えすぎることは孤立感を深める可能性があるので、避けなければなりません。
産後うつは漢方薬で治る可能がありますから、ご安心ください。
今まで、ご相談にのった患者さんの大半は1ヶ月以内に気分が楽になったと喜んでもらいました。