今年は肝にトラブルを起こしやすいと言ってきましたが、皆様はお元気ですか。
体調が優れなくて何となくイライラし易く、だるくてヤル気が起きない、ダラダラして家事がはかどらないという相談が増えています。
肝に熱を持つとイライラしやすく気があせり、朝起きたときから疲れが残って元気が出ない。こういう状態が続くとうつ状態になる人もいます。
東洋医学で考えると肝と関連があるのは胆嚢、目、筋肉、爪です。したがって、胆嚢の働きが弱ると油っこい物が消化できずもたれやすい。目のエネルギーが落ちると目がボーっとして焦点が定まらない。目がかすみ、疲れやすい、星が飛ぶこともある。
パソコン、テレビ、携帯画面を見るのが辛い。
筋肉が弱ると肩が痛い、腕が上がらない、腰が痛い、猫背になる、足元がふらつく、荷物を持ちたがらない。
爪が弱ると爪が割れやすく、たてに何本もスジが入る。爪が薄くなって反ったり、欠けやすくなる。爪の周囲の皮膚がめくれ、さかむけになりやすい。
このような症状に思い当たる方はいませんか。
今年になって特にこのような症状が増えてきた人は要注意でしょう。
肝臓の血行を良くするのには筋肉の血行を良くすることです。
適度な運動、例えば歩く、自転車に乗る。但しあまり疲れている時はそれも
負担になることがあります。
その時はマッサージを受ける、お風呂で血行を良くするなども良いでしょう。
日頃夜寝るのが遅い、長距離通勤をしている、出張が多い、熟睡ができない、
イライラのストレスをため込んでいると言う人は肝に疲労をためてしまうので身体を横にして休めることが大切です。肝は木性なので、木の多い所へ行ってゆっくりすると癒されるでしょう。
なかなか元気にならない方はご相談下さい。
店頭で漢方薬を飲んで、多くの方は元気を回復され喜ばれています。
今年はイライラまたはうつ状態に
ケンコウ薬店 (三重県津市)
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更新日: 2012/05/30 |