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お店で漢方相談 メールで漢方相談 電話で漢方相談 059-224-1389漢方相談 ケンコウ薬店(三重県津市)
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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

毎日、ご相談をしていて痛感するのは東洋医学に対する常識が間違っているために誤解されていることです。
漢方薬と聞くと「まずい」「高い」「すぐに効かない」という印象が強烈に根付いていますね。
まずは誤解を解くために説明したいと思います。
漢方薬の味は決してすべて苦い訳ではありません。
美味しい物もあります。甘いものもあれば酸っぱい物もあり、辛い物もあります。食品と同じ天然物ですから五つも味があります。
患者さんに合った薬を飲んで頂くことになりますので、むしろ飲みやすく抵抗がないどころか美味しいと言っていただくことがあります。
高いという点ですが、現在では健康食品の方がびっくりするような高額の物が出回っています。
最後にここが一番厄介な悪いイメージの究極ですが、なかなか効いてこないので長期間飲まないといけない。
当店ではほとんどの患者さんが店頭で服用して頂いて30分以内に症状が軽快して笑顔で帰って行かれます。
なぜなら、自分の病気または症状が治りそうだと安心して頂いたことと症状が消失又は軽快して気分よくなって帰られるからだと思います。
初めのうちは症状が改善してきても、そんなに早く治るはずがないと信じられなくて、「きょとん」となったり、首を傾げられていますが、信じてもらってからはすごく喜んでもらえます。
如何に常識に邪魔をされているかを痛切に感じます。
是非、このことを世の中に広めて行きたいと思います。
漢方薬と言えども体質を変えたり、治すのに時間がかかる人もいますが、9割ぐらいの人は店頭で症状を軽快させて体感して頂くようにしております。
その方が、患者さんも安心してお飲みいただけるのではないかと思っております

最近では若年性更年期障害と言う言葉が出てきましたが、ご存知ですか。
ホルモンのアンバランスから自律神経の働きが乱れ、更年期障害が起こります。
ところが、最近まだ20代、30代の若い女性にも、生理が不順になったり、月経が無くなって、更年期障害と同じような症状を訴える人が増えてきました。
これを総称して、「若年性更年期障害」といった言葉が生まれています。
この中には、さまざまな原因で実際に閉経する人もいます。
医学的には1年以上無月経が続くと閉経とみなされます。
そして、43歳以前に閉経を迎えることを「早発閉経」と呼び、病的な状態と考えられます。
それより短期間、たとえば月経が無くなって半年ぐらいであれば、「続発性無月経」と呼びます。
なぜこれほど若い女性の身体が弱って来ているのでしょうか。
特殊なケースと片付けて安易に見過ごせない事態ではないでしょうか。
私のこれまでの経験の中にもそのような深刻な事例がありました。
東洋医学的に見てみると血が弱っていて、亡血または血虚になっています。
身体にとって血と言うのはたいへん重要なところです。
血を回復すれば治る可能性はあるでしょうが、時間はかかるでしょうね。
その血を作る材料は毎日皆様が食べている食事が元になっています。
近年若い人たちの食事の中身がかなり怪しくなって大丈夫なのかと心配になっていました。
簡単に言うといずれ来るべき結果が出てきたと突き放したように言えば身も蓋もありませんが、恐れていたことが現実化してきました。
健康面に対する色々なトラブルは多方面に渡っていて今後ますます深刻化するでしょう。
根本的な生活全体を見直さないと手遅れになるでしょう。
これから、皆様と真剣に考えていかなければならないと思います。

天候の不順が長引くと胃腸の具合も影響を受けやすくなります。
東洋医学的に考えると今年のように気温の変化が著しい状態を「霍乱病」と言います。
それでは、「霍乱病」とはどんな病気でしょう。
漢方の原典の「傷寒論」によると「嘔吐して下痢する物を名づけて霍乱病という」と書かれています。
さらに、「病、発熱頭痛、身体疼き痛んで悪寒がして、吐いたり下ったりする者は霍乱と名づける。自然に吐いて下痢したかと思うと、また下痢が止んでその後発熱する。」と書いてあります。
この症状を聞いて何か思い出しませんか。
分かった方はいますか、まるで感染性胃腸炎と症状がそっくりですね。
今年はノロウイルス胃腸炎やロタウィルス胃腸炎などが多くなると思いますのでご自分の食生活を見直して頂きたいと思います。
日本人の食生活が本来の姿から大きく変化してしまっているので、分かりにくいかもしれませんね。
日本食はご飯が主食で野菜や魚の副食を食べてもらったら良いと思います。
それに味噌とか醤油、漬物、納豆、干物などの発酵食品が色々あって健康に過ごせるものが豊富にあります。
素晴らしい伝統と文化があるのにもかかわらず、日本人の多くがそれに気づいていないことが不幸ではないでしょうか。
自国の文化を大切にして伝承していかないとその民族は滅んでしまうと昔から言われています。
親から子へ食生活を含めた文化を伝承することを思い出してほしいと思います。
最近、大和言葉の本が何冊か出版され話題になって来たことも少しづつ日本人が自分の文化に気づき始めたとしたら、たいへんうれしいことです。
世界に誇れる日本の文化を再認識して健康を取り戻して頂きたいです。

お知らせ

今回、津市の久居ふるさと文学館(久居図書館)で私が講演をすることになりました。


津市の広報の図書館たいむず2月にご案内は掲載されました。

図書館で学ぼう「日本の伝承薬と漢方」(無料)

 と き  2月21日(日)13時30分から15時

 ところ  久居ふるさと文学館 2階 視聴覚室


 内 容  日本の伝承薬の歴史と漢方とのつながりなどの話

 講 師  薬剤師 秋江洋和

 定 員  先着30人

 申し込み 2月3日(水)から直接 久居ふるさと文学館 へ

 問い合わせ 久居ふるさと文学館 (TEL059-254-0011)
       (津市久居東鷹跡町2番地3/近鉄久居駅 下車 徒歩13分/三交バス一本松 下車 徒歩6分)

心臓の病気と言うときっと自分は関係なく一部の人の話と思っておられると思います。
ところが残念ながら、今年の運気は水運大過という運気なので、誰にでも心臓や循環器系が弱る可能性があると考えた方が良いでしょう。
他人事で済めば宜しいのですが、昨年の年末に当店は大変忙しかったのです。
例年の冬に比べれば、比較的に暖冬で風邪もインフルエンザの流行も軽く済み、薬局はひまだったと言うお話を聞きます。
じゃあなぜ当店が忙しかったのでしょうか。
いつも来ていただいてここのところ体調も良く保健薬を飲んでいればお身体の具合も良く元気そうに過ごしていた方が急に体調が悪くなり、
困って相談に来られるケースが急に増えました。
1か月ごとに予約してご相談に来られる患者さんよりも急に体調がすぐれないので、相談したいと言って当日予約の患者さんが多くなりました。
もうてんてこ舞いの状態でパンクしそうな忙しさでした。
特に気になったのが心臓の弱っている患者さんが多く、自覚症状はあるのですが、心臓から来ていると気づいていませんでした。
例えば、頭痛、めまい、胃が痛い、息苦しい、胸が重い、胸痛、背後痛(肩甲骨の間)、偏頭痛、肩こり、動悸、足だけのむくみなどの症状があり、
総合的に判断しました。
年末に来ていただいた患者さんの中にはかなり危なそうな人もいました。
脳卒中、心筋梗塞、心不全、腎不全、大動脈瘤、眼底出血、認知症など、命や生活にかかわる病気を引き起こしてしないそうな人でした。
とにかく、ここで少しでも楽になって帰って頂こうと必死に対応しました。
そのことが評価して頂き、どんどんご相談が増えています。
そのために、お願いしたいことはご相談は必ずお電話でご予約をしてから、ご来店願いたいとお話させていただいております。
突然来ていただいても、出直して頂くことになりますので、よろしくお願いします。
新規の患者さんのご相談は現在3週間待ちになっております。
誠に申し訳ありません。