毎日、ご相談をしていて痛感するのは東洋医学に対する常識が間違っているために誤解されていることです。
漢方薬と聞くと「まずい」「高い」「すぐに効かない」という印象が強烈に根付いていますね。
まずは誤解を解くために説明したいと思います。
漢方薬の味は決してすべて苦い訳ではありません。
美味しい物もあります。甘いものもあれば酸っぱい物もあり、辛い物もあります。食品と同じ天然物ですから五つも味があります。
患者さんに合った薬を飲んで頂くことになりますので、むしろ飲みやすく抵抗がないどころか美味しいと言っていただくことがあります。
高いという点ですが、現在では健康食品の方がびっくりするような高額の物が出回っています。
最後にここが一番厄介な悪いイメージの究極ですが、なかなか効いてこないので長期間飲まないといけない。
当店ではほとんどの患者さんが店頭で服用して頂いて30分以内に症状が軽快して笑顔で帰って行かれます。
なぜなら、自分の病気または症状が治りそうだと安心して頂いたことと症状が消失又は軽快して気分よくなって帰られるからだと思います。
初めのうちは症状が改善してきても、そんなに早く治るはずがないと信じられなくて、「きょとん」となったり、首を傾げられていますが、信じてもらってからはすごく喜んでもらえます。
如何に常識に邪魔をされているかを痛切に感じます。
是非、このことを世の中に広めて行きたいと思います。
漢方薬と言えども体質を変えたり、治すのに時間がかかる人もいますが、9割ぐらいの人は店頭で症状を軽快させて体感して頂くようにしております。
その方が、患者さんも安心してお飲みいただけるのではないかと思っております
漢方薬に対する悪いイメージ
ケンコウ薬店 (三重県津市)
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更新日: 2016/01/29 |