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腸内細菌


厳しい寒さが続きましたが、ようやく春一番が吹き、
春の訪れを感じる季節になってきました。
まだまだ寒い日もあると思いますが、一雨ごとに
少しずつ暖かくなって行きます。
三寒四温で体調を崩さない様にお過ごしください。

前回の腸内細菌のお話の続きです。
リーキーガットとは、リーク(漏れ出す)・ガット(腸)で
漏れやすい腸の事を意味しており、穴が開いた状態で、
体内と外界をへだてる扉が常に空いている危険な状態

言われています。

腸に穴が開いて漏れ出るという事は、俄かに信じられない
事ですが、実際に順天堂大学とヤクルト中央研究所が
共同研究で発表した話です。
正常な人で50人中2人、糖尿病の人は、50人中に15人
もの人の血液中から腸内細菌が見つかったそうです。

腸内細菌は、小腸から大腸そして肛門へという対外へ
排泄するのが通常なのですが、血中にいるということは、
腸に穴が開いているという事の裏付けとなります。
東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎先生は、
パンなどに使用されている小麦の中のグルテンという
タンパク質(モチモチとした食感が生まれる)が腸に
触れると腸粘膜に抗体が出来てアレルギー反応を起こし、
結果として腸粘膜表面に目に見えない程の微小な穴が
開くことがあると言われています。

リーキーガットは、多くの慢性病を引き起こす原因とも
いわれています。

健康な腸とは、
1.消化・吸収
2.不要なものを排泄
3.化学物質の解毒
4. 人体に有害なものをブロックして体内に入れない。
5.腸の免疫細胞が細菌、ウィルス、カビ等を排除。

腸は、免疫システムの中枢で免疫細胞の8割が集中
しています。腸のバリア機能が不完全だと食べたものが
しっかりと腸から吸収されずに食べ物や未分解の
たんぱく質が体内へ直接入ってアレルゲンとなり、
アレルギー反応を過剰にしていると考えられています。

どうすれば、リーキーガットにならないのか?
腸内細菌を増やし、腸管バリアを強める事です。

1.野菜をたっぷり取って善玉菌を増やす。
(野菜をたっぷり食べて、消化酵素を助け炎症を抑える)


2.腸を傷つけるような食品や飲み物を減らす。
(白砂糖・白小麦、アルコール、カフェイン、薬など)


3.発酵食品をどんどん活用する。
(味噌・納豆・ぬか漬け・キムチなど)


日頃の食生活が大切です。

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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。

がん、アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

食養生も大切にしている『漢方薬局けんこう屋』にお問い合わせ下さい。

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腸内細菌


寒い毎日が続き、インフルエンザが大流行しています。
仕事場で休んでいる人が多いとか、学級閉鎖・学年閉鎖の学校も
多くなっています。
春はもうそこまで来ていると思いますが、あと少しこの寒さに耐えて、
元気にこの冬を乗り越えたいものです。
お腹の調子が悪い、ガスが溜まってお腹がはる、下痢と便秘を
繰り返す人も多いですが、このストレス社会を乗り越えるために、
腸の健康を保つことは本当に大切な事と思います。

最近の研究では、健康やダイエットにも腸内細菌がとても大事で
ある事が分かってきました。
善玉菌、悪玉菌のお話は聞かれたことがあると思います。
そして、その他に日和見菌というどっちつかずの菌も存在しています。
これらの菌の比率は、黄金比率(善玉3:日和見6:悪玉1)が理想的と
言われています。
だから善も悪もすべて体にとっては大切なものです。

善玉菌は下痢や便秘を予防し免疫力をアップし、短鎖脂肪酸をつくり、
悪玉菌は、肉類を分解し、たんぱく質を吸収するために必要な菌です。
日和見菌が腸内細菌のバランスを調整します。

これらの菌のバランスが崩れた時に、色々なお腹の不快症状や
他の全身症状が現れて来ることがあります。腸内環境のバランスは、
腸内フローラと呼ばれ少しずつ変化すると思われている方も
多いのですが、悪い食事を取れば一日でがらりと悪くなります。
毎日の食事がとても大切なのです。

善玉菌のエサとなる食物繊維を豊富にとり、納豆や酢の物といった
日和見菌のエサとなる食品を毎日取り入れると、善玉菌の黄金比率は
保たれやすくなります。
腸内細菌のバランスが内臓疾患のみならず、うつやADHD、認知症にも
大きく関係していることが分かってきました。

また便移植という治療で、肥満の方にヤセ菌をもつ人の便を移植すると
腸内フローラが改善されて、太りやすさも改善されるという研究も進んで
います。
腸内細菌、まだまだ色々な可能性を秘めていると思います。

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2018110
糖尿病


新年が明けました。今年も元気な毎日を送りたいものです。
年末・年始は何かと食べる機会や飲み会も多く太ってしまった方も
多いと思います。
少しの肥満なら問題はありませんが、深刻な病気になると大変です。
特に、糖尿病の方は色々な合併症が出るので、早いうちから対策が
必要と思います。

糖尿病は、全国で約1000万人に上ると推計されることが、昨年の
厚労省が発表した国民健康・栄養調査で分かりました。
前回2012年から約50万人増えたそうです。
高齢化とともに臓器の機能低下や中高年の肥満が影響していると
みられます。

糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度が異常に高くなる病気。
進行性の自覚症状のない病気です。治療せずに放置していると
血管が傷つき、失明・腎不全・足の切断、脳梗塞や心筋梗塞を
引き起こすこともあります。

体が砂糖漬けになり、まず体の中の細い血管・神経の多い、
目の網膜・腎臓の糸球体・末梢神経が最初にやられてゆきます。

薬の治療が多いですが、インスリン注射をされている方も増えています。
特に気をつけて頂きたいのが、重症低血糖です。
血糖値が薬によって下がり過ぎた時に起こります。重症低血糖は、
けいれんや意識障害などを引き起こし、認知症や心臓病、脳梗塞の発症
リスクを高め、命にかかわる危険な状態になります。

薬の飲み間違い、インスリン注射の使用量・タイミングの誤りが多く、
高齢者の発症リスクが多いので、服薬指導や生活指導がとても重要と
言われています。

糖尿病の予防は、やはりメタボの改善と歩く事、野菜をしっかり取る事が
必要と思います。


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201712
肺炎


今年も残り少なくなり、街も慌ただしい季節になってまいりました。
今年の秋は大変に短く、一気に冬の寒さとなりました。
風邪やインフルエンザも流行し始めています。
近所の小学校でも学級閉鎖の学校があったと聞いています。
体調に気をつけて忙しい年末を過ごし、元気に新年を迎えたいものです。

風邪やインフルエンザをこじらせて肺炎になることがあります。
平成27年度の死亡原因では、がん、心疾患に次いで第3位。

特に高齢者は注意の必要な疾患です。
かぜやインフルエンザをこじらせて、肺炎になるケースがあります。
のどや気管などの気道に炎症が起こり、気道の防御機能が弱まって
細菌感染しやすくなってきます。
その後、風邪以外の他の細菌が感染して2次感染を起こして肺炎に
なります。細菌性肺炎の多くはこのケースです。

肺炎は体の外から細菌が入ってくると思っておられる方も多いですが、
実は私たちの腸内にも肺炎を起こす原因菌・肺炎桿菌(はいえんかんきん)
という腸内常在菌がいます。
普段はおとなしくしているのですが、免疫力低下するとここぞとばかりに
腸から肺へ移り、肺炎を起こします。肺炎桿菌を自由に行き来させない
ためにも、免疫のかなめ腸と第二のかなめ肝臓の免疫をしっかり働かせて、
肺炎になることを防がないといけません。

高齢の方、小さなお子様、そして若くてもストレスが多く慢性疲労のある方は
注意が必要です。
また、気管支炎・ぜんそく・肺気腫・肺線維症などの慢性の呼吸器の病気を
持っている方は、気道や肺に病原微生物が感染しやすくなっているため、
肺炎を併発しやすくなります。
呼吸器以外でも糖尿病や腎不全、肝硬変などの内臓の病気を持っていると
全身の免疫力が低下し、細菌感染しやすくなるので注意が必要です。
冬場は特に腸や肝臓の免疫を活性化して、簡単に肺炎にやられないような
体づくりが必要と思います。


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2017118
血圧サージ


 すっかり寒くなり、冬の訪れを感じる季節です。紅葉が美しく、
美味しい食べ物もたくさん出てくる頃なので元気に過ごしたいものですね。
この季節になると、血圧が上がりやすくなってきます。
秋から冬の季節的な体調の変化で、血圧上昇しやすくなります。
「血圧サージ」という言葉は今、医学界で注目を浴びています。
「サージ」とは、英語で「波が押し寄せる」という意味で、正常範囲の血圧
上140mmHg以上下90mmHg以上で高血圧と基準が示されていますが、
普段、正常の方でも、瞬間的に180mmHgまで血圧上昇することがあるのです。

これが急激な血圧の波が襲ってくる「血圧サージ」。
動脈硬化が起こってきている高齢者の方は、特に注意が必要と思います。
まず、この血圧サージが起りやすいのが「朝」。脳卒中が発症しやすい
時間帯は午前8時から正午までとされているのでそれとも符合します。
通常でも起床時に20~30mmHgは上昇します。
これからの寒い朝の過ごし方は、特に注意が必要です。

もう一つの血圧上昇の危険因子は、「寒さ」です。誰でも気温が下がると
血管が収縮して血圧が上がりやすくなります。体が寒さでブルッと身震い
するのは血管が収縮しているから起こります。

寒い朝に新聞を取りに行ったり、ゴミ出しに外へ出たり、洗濯物を干したり、
薄着のまま外気に触れる際は注意が必要になります。

対策① 起床時に暖房する。 起床30分前に部屋を暖める。

対策② 足元の温度に注意。  足元は冷えやすいです。
      第二の心臓ふくらはぎを冷やさない。

対策③ 風呂の浴室の温度に気を付けて。 
      あらかじめ浴室をシャワーなどで温めておく。

対策④ 外出時は、首元を温める。  
      外出前の20~30分前からマフラーで温めておくと良い。

対策⑤ 外出から帰宅後、寒い部屋でコートを脱ぐときも要注意。
      部屋を少し温めて。

少しの注意で、血圧の急上昇を防げます。
これからの季節を元気に過ごしましょう。


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