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よくあるご質問


漢方について

漢方薬は効きますか?

効きます。しかし、漢方薬ですべての病気が治せるわけではありません。
重い細菌感染症、狭心症や喘息の発作時、緊急救命時の薬剤は当然西洋薬(化学薬品)で、対応しなければなりません。
感染症にかかりにくい丈夫な体質にしたり喘息や狭心症の発作を予防したり、月経不順や不妊症体質を治したい時、アトピー体質を改善したい時等、体質改善、未病を治すのが漢方薬の最も得意とする分野です。


漢方薬は長く服用するイメージがあるのですが、どのくらいの期間服用するのですか?

病気や症状によって、治療期間に差があります。
急性の病気は1〜2週間、慢性の病気は1ヶ月以上数ヶ月になると考えて下さい。慢性の病気でも3週間から1ヶ月単位で症状の変化を診ながら漢方薬を選んでゆきます。
医師、薬剤師にかかわらず、漢方薬を選ぶものの能力によっても、当然治療期間に差が生じます。治療期間の予測、薬の説明が不十分な先生は漢方薬に未熟と考えて良いと思います。


漢方薬でも副作用があると聞いていますがどのような副作用があるのでしょうか?

数年前、厚生省の緊急安全情報で、健康保険で使われていた医療用漢方製剤の小柴胡湯の副作用と考えられる(薬剤製)間質性肺炎で最近の2年間に10例の死亡があったと発表されました。
このことが、新聞やTVで大きく報道された結果漢方薬は、すべて危険な副作用があると誤解する人が多くなりました。当時、小柴胡湯は慢性肝炎の治療薬として、ウィルス性肺炎や肝硬変の患者推定 100万人に投与されていました。この中で、間質性肺炎の発生は2年間に88例でした。この発生頻度は、小柴胡湯を服用している人10万人のうち1年間に約4人の発生となります。
これは、西洋薬の副作用発生頻度を現わす指標として使われている最も低いランク0.1%未満の副作用(10万人に100人)を現わす。『まれに』からみて、極めて少ない数だといえます。
しかも、これは原因不明で自然に発生する自発性間質性肺炎の発生頻度と同程度の数でもあります。死亡例は、小柴胡湯服用患者20万人のうち1年間に1人となり、これも薬剤性肺炎として、発熱、咳呼吸困難等の症状が出てから、薬剤の中止ステロイド剤の使用等必要に応じて適切な措置を取れば、死に至る危険性はもっと少なくなると考えられています。