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夏にむけて 多汗症に漢方薬は効きますか。汗は体温調節のための大切な手段で、気温の高い夏場や、運動で筋肉などが熱をもっているときなどには多く汗を分泌し体温を下げます。 漢方では「汗と血の源は同じである」とか「汗の出過ぎは元気を消耗する」と考えて、様々な病態で汗の出過ぎを治す漢方薬が昔から使われています。 あなたのタイプにあった漢方薬が見つかれば十分に効果が期待できます。 子どもは漢方薬を飲めますか長い歴史を持つ漢方医薬学では古い時代から婦人科や小児科は独立した科が立てられ、小児の特徴的な病態や、さまざまな病気が専門に研究されてきました。 すでに、今から1400年以前の中国の隋や唐の時代の総合医学書である「諸病源侯論」、「千金方」、「外台秘要」などには小児科の病気が独立してもうけられましたし、北宋時代の「小児薬証直訣」は小児科の専門書として現在でも大変有名です。 子どもが生まれて12時間後ぐらいに飲ませる日本で考えられた「甘連大黄湯(かんれんだいおうとう)」という漢方薬があります。 すでに痛い頭痛に、今飲んで効く漢方薬はありますか漢方薬には現代医学でいう鎮痛薬、いわゆる痛み止めというくすりはありませんが、即効的に痛みが楽になる漢方薬はあります。 漢方の頭痛の治療は、かぜなどの感染症に伴っておこる外感頭痛と偏頭痛などの体の内に原因の在る内傷頭痛とを分けて治療します。 病状に応じて服用量、間隔等が異なります、専門店でご相談されるとよいでしょう。 |
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