植物の葉・花・つぼみ・茎・枝・根、菌類、また鉱物や昆虫などの材料(生薬と呼びます)によって構成されて、主に煎じたり(土瓶や薬缶で水を入れて沸かす)・粉末にしたり・粉末を蜂蜜で練って丸材(Pill)にしたり等の方法で服用します。
漢方薬の原典と呼ばれる本(傷寒論・金匱要略・素問など)は今から2000年位前に書かれたものです。
そんな昔の人達の貴重な教えなのです。
それから西洋医学のように病名にこだわらないで、患者さんの様子によって処方が違います。
それで詳しい状況から”症”を判断して、それに合った処方が選ばれます。
服用すると自然治癒能力が高まり、病気が治って元気になります。
症(病状)に合った正しい処方を正しく服用すれば、重大な副作用は普通はありません。
でも、例えば葛根湯を服用すると、オシッコの量が増えると言うことがあるけれど、これは葛根湯に含まれている、麻黄の利尿作用が原因で、考え方によっては副作用と言えるかもしれません。
でもそんなに物凄く増えると言うわけではないし、服用したときだけで続くものではありません。
例えば熱が出た・急に下痢した・急に胃が痛い・急にめまいがした・・・etc・・・の急性の症状には、きちんと状態に合った処方を飲めば、直ぐに改善されます。
糖尿・血圧が高いとか低い・随分前からよく眠れない・ず~と長いこと調子が悪い・・・・etc・・・の長期に渡る症状の改善には、西洋医学でも時間がかかるのと同じように、漢方でも症状の改善には少し時間がかかります。
ご飯を食べてる間じゃなくて、例えば朝ご飯とお昼ご飯の間。
つまり、朝8時に朝ご飯・12時にお昼ご飯を摂ったとすると10時頃がベストタイミングということになります。
もちろんです!
傷・捻挫・骨折・打撲にも症状に合わせて煎じ薬・軟膏・貼り薬などいろいろありますよ。
もちろんです!
漢方薬も薬ですから、他に服用している薬があったら必ず、教えて下さい!
場合によっては服用方法を変えたり、控えたりなどのアドバイスが必要なこともあるので、忘れずにお願いします!