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1年前よりかんの虫が強くなり、すぐにかんしゃくを起こすようになった。1度興奮するとおさまるまで時間がかかる。ひどいと家族にかみつくこともあるという。また夜泣きがひどいときもある。その他にはとくに問題はなく、食欲もあって大小便に問題はない。

漢方薬の抑肝散(よくかんさん)を処方。飲みはじめて10日が経った頃からひどいかんしゃくはなくなる。続けること3ヶ月、夜泣きもなくなり、かんの虫は起こさなくなった。

3年前に右足の親指の関節に激痛を感じ、病院で調べたところ痛風と判明。尿酸値を調べると8.7mg/dlですぐに薬(ザイロリック)を処方された。薬を飲んでしばらくすると尿酸値は6.7mg/dlまで下がったが、薬を止めるとまた尿酸値が高くなるため、漢方薬で体質改善をとご来店された。

体格はがっちりしていて顔は赤い。血圧は最高が150前後で最低が100くらいとやや高い。お酒は毎晩ビール500mlを1~2本。仕事のストレスも多くいらいらしやすい。大便は日に1~3回。小水は近く、夜は2~3回小水に起きる。

漢方薬の大柴胡湯(だいさいことう)を処方。飲み始めて1ヵ月後、顔の赤みはとれ、血圧も最高が140で最低が88と安定してきた。その後、痛風発作も出ることなく約半年間飲み続け、血液検査を行ったところ、尿酸値は6.0mg/dlと安定していた。

3年前より頭部に湿疹ができ始めた。湿疹はジュクジュクしており黄色い汁が出ることもある。また、耳たぶにも湿疹はおよび、ここからも黄色い液が出る。病院で、ステロイド剤をもらい、つけると一時的におさまるが、患部がかさぶたのようにカピカピになり、その下からまた液が出る。頭皮はふけのように粉が落ちるようになっていった。だんだんひどくなってきたので、漢方で体の中から体質を改善してみようと御来店された。

体質的には、ひどい汗っかきで、ラーメンなどを食べると顔から汗が吹き出る。また、寝汗も良く出る。胃腸はあまり丈夫ではなく、食べ過ぎると胃がもたれる。好きな食べ物は、ラーメンやスナック菓子、ジュースなどをよく好む。

漢方薬の桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)を処方。また、患部に紫雲膏(しうんこう)軟膏をつけてもらう。飲みはじめて1ヶ月後、頭皮や耳から、黄色い液がたくさんでてきたが、それから次第に軽減。3ヶ月が経つと、黄色い液はほとんどでなくなった。その後も、湿疹は次第に減り、約1年で元の状態のきれいな肌に戻った。

患者さんは、脂っこいものや塩っ辛いものを好み、体に毒(黄色い液)がたまり、頭部や耳から出ていたと考えられる。ステロイドは炎症を抑えるだけで毒は取り除けない。漢方薬で、体内の毒が除かれた結果、湿疹は出なくなったと思われる。

10代後半の頃から便秘に悩まされ、市販の薬で何とか出している状態であった。ところが1年前より市販の便秘薬も効かなくなり、漢方の下剤(センナなど)を飲むようになったが、腹痛と下痢が激しく、しっかり体質改善をしてみようとご来局された。

顔色は悪く、色白で、貧血っぽい感じがある。また、お腹の張りと冷え性、むくみがひどく、生理痛にも悩んでいるという。好きな食べ物は、甘い物全般で、夏場はアイスクリームも良く食べる。運動は犬の散歩ぐらいであまり好まない。

漢方薬の当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を処方。また、他の下剤はいっさい止めてもらった。(下剤は、お腹を冷やし、お腹の張り、生理痛を悪化させるため)1ヶ月飲んだ後、今まで全然出なかった排便が、2~3日に1回は出るようになった。そして腹痛や下痢もなく、普通の便が出るようになった。また、しばらく飲んでいくうちに、むくみや冷え性も改善され、生理痛もなくなった。現在も服用していて大変調子が良い。


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